さて、神秘ゾーンを後にした私達に残された任務は、元来た航路をキャンプ場まで戻ること。目を凝らしてみても、延々と水平線が見えるばかりで、目的地すら見えない。
いち早く体力の限界を感じてしまった私は、漕ぎ続けることができなくて、休みがちになってしまった。
ナッツが後ろから、「休みが多くなりましたね」「帰るしかないので、漕ぐしかないですよね」ってボソボソって言った言葉に、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。だったら漕げって。そうですよね。反省!
私をColeman Bay まで汗だくになって連れて行ってくれた、若き漕ぎ手です。ありがとう!
引き潮の時間に合わせて、出発進行! (18:19)
ようやくAialik Glacier が見えてきた。もうすぐだ! (20:35)
12時にキャンプ地を出航して、往復26キロを漕ぎ続け、帰着は21時。半端じゃなくすごいことをやったことに改めて自我自賛。よくやったなぁ。(感慨深い) あっ、もちろん私じゃなくて、ナッツが偉いんですけどね。