今日という一日

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アメリカ ニューヨーク5

2012-07-11 16:10:41 | アメリカ

7月10日(火)

どうも私の辞書にニューヨークでのんびりするという言葉はないのかもしれない。それともニューヨークという町に、忙しくさせられているのか?とにかく歩いて歩いて、夜になると足がパンパンになって筋肉痛になるぐらい今日も歩きました。

まずはアパートから2nd Ave まで歩いて、バス停からローカルのバスに乗り、バッテリーパークに向かいました。アパート暮らしも3日目になってくると、慣れたもので、地下鉄だけでなくバスも制することができました(エッヘン) そしてバッテリーパークからフェリーに乗って自由の女神を見に行きました。何に驚いたかって、とにかく観光客の多さです。ニューヨークの人口の半分ぐらいは観光客じゃないかと思えるほど。経済は悪くなっているはずなのに、観光客でカモフラージュされてしまって、ますます活気づいているように見えるぐらいです。

余談ですが、街を歩いていて、観光客に2回道を尋ねられました(苦笑)。というか、どっからどう見ても観光客の私をなぜ選ぶ??? と思ったのですが、それだけ観光客が多くて、地元の人を捕まえるほうが難しいのかもしれません。ロックフェラーセンターでも、「アイススケート場はどこにあるの?」とドイツ人っぽい人に聞かれ、「夏場はないんですよ~」と教えてあげました(笑)。

そんなことはさておき、フォリーの乗船率は200%ぐらい?

 

そして見えてきました。自由の女神。松明を持っている筋肉質な腕がいいですよね。自由を勝ち取った!という力強さが感じられます。私も旅行をしている一瞬だけど、自由を勝ち取りました!

 

自由の女神から見るマンハッタンのビル群は、そのものがデザインになっています。やっぱりニューヨークのビルは古いものと新しいものが見事にマッチしていてきれいです。

 

そして建設中のワールドトレードセンター。とにかくでかくて、下から見上げるとクラクラします。

  

ネットで予約して、厳重なセキュリティーをクリアして、9.11メモリアルパークの中にも入ってみました。

 

以前のワールドトレードセンターの後は、2つの大きなプールになっていて、そのプールの周りに事故で命を落とした人の名前が刻まれていました。とにかく巨大なプールで水が滝のように流れ出ていて、犠牲者の魂を慰めているかのようでしたが、やはりここは悲しい場所でした。興味本位で覗くべきところではないのでしょうね。ご冥福をお祈りいたします。

そして本日最後のイベント。オフブロードウェイのミュージカルに行ってきました。tktという、当日のチケットを安売りしている窓口に行って、Jerry Orbach Theaterでやっている The Fantasticks というミュージカルのチケットを買って、コメディーミュージカルに挑戦してみました。オフシアターは100人も入ればいっぱいになってしまうぐらいの狭いステージで、俳優が目の前で歌って踊ってショーを繰り広げる臨場感は一見の価値ありです。若手の俳優の動きも良かったけど、熟年の剥げた爺さん二人が繰り広げる踊りと歌は良かったです。笑いは間が命と言われますが、やっぱり英語のトークにも間は存在していました。絶妙な駆け引きと、年齢不詳な軽やかな身のこなしは、さすがブロードウェイのプロだと思いました。

ところで本当に理解できたの?とお思いでしょうが、それはやはり芸術を理解するには文化的な背景や笑いのツボを押さえておかないと難しいし、英語力も必要です。控えめに言って6~7割ぐらいかな~と思っていたら、一緒にエレベーターに乗り合わせた白人(何人か分からない)の男の子が、「半分も分からなかったよ」と言っていたのを聞いて、「な~んだ、白人だってこんなレベルなんだ」、恐るるに足らずでした。

さて明日は何をしようかな?