今日という一日

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モンゴメリー

2016-11-27 19:23:38 | カナダ

ご存知だと思いますが、赤毛のアンは、ルーシー・モード・モンゴメリさんが書いた小説です。
それを日本語に翻訳したのが、村岡花子さん、「花子とアン」で一躍有名になりましたよね。

プリンスエドワード島は、赤毛のアンの舞台であると同時に、モンゴメリさんにまつわる場所もいろいろ
見て回ることができて、モンゴメリと赤毛のアンがクロスオーバーする場所になっています。

 

等身大のモンゴメリーさんは、意外と小柄です。田舎に住むおばちゃんというイメージではなく
都会的な印象ですよね。お美しい~。

孤児院にいたアンは、グリーン・ゲイブルスに住むマリラとマシューに養女として引き取られるのですが、
実はモンゴメリさん自身も、1歳の時に母親がなくなり、祖父母に引き取られるという経歴の人だったようです。

その祖父母がやっていたのが郵便局です。

  

おじいさんが亡くなった後は、この郵便局で仕事をしながら、執筆活動もしていたらしいです。

こちらはモンゴメリーさんが生まれた生家です。

そして博物館

   

このワンちゃんの右隣に座っている人は、モンゴメリーさんの曾孫で、こちらにお住まいのようです。
NHKBSの「世界わんわんドキュ、プリンスエドワード島」に出てきたわんちゃんは、確かこの犬です。
実物とご対面!こんなところで暮らせて、幸せもんですね~、うらやましい。

それからツアーバスはお墓にも連れて行ってくれました。

  

プリンスエドワード島の州民が、みんなで大切に管理している感じでしたよ。
そりゃそうですよね、モンゴメリーさんのおかげで、100年以上たった今でも、日本から、世界から
観光客が押し寄せるわけであって、モンゴメリー様様ですよね。

赤毛のアンの原稿は、最初に持ち込んだ出版社では却下され、その後2年間ぐらい塩漬けになっていたようです。
そして2年後にモンゴメリーさんがもう一度取り出して読み返し、やっぱりいい!と確信して、もう一度別の出版社に
持ち込んで採用されたらしいです。その時の契約金はわずか50万円。
ここまで大ヒットするとは、書いた本人も出版社も、想定できなかったんでしょうね。

プリンスエドワード島のキャベンディッシュは、風景と物語が100年たっても、そのまま残っている感じでした。
この景色は、未来永劫残して欲しいですね。