今日という一日

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加賀友禅

2017-02-05 23:27:24 | 茶道ときもの

先日初釜に着た着物です。

着物に詳しい方に、「すてきな加賀友禅ですね」と言われ、気づきました。

これって加賀友禅なんだ‥‥。

知らずに着ているのでは、制作者の方にあまりにも失礼であると反省し、ちょっと調べてみました。手書きの加賀友禅とは、一人の作家さんが作るようですね。京友禅は作業が分業化されているのに比べ、加賀友禅は手間の掛け方が半端なさそうです。この着物は、落款に記された方が作った物のようです、時間をかけて作り上げた作品、大切に着なければ。

 

色を入れる前に、糸目を引くという行程があることを知りました。絵の枠取りをする行程のようです。

直接関係ないですが、「金に糸目をつけない」という言葉がありますよね。

大学生の頃に、建築会社を経営しているお金持ちの奥様の大豪邸に行ったときに、その奥様が繰り返し使っていました。あまりにも印象的だったので未だに覚えています。

「金に糸目をつけない」の糸目とは凧揚げの糸のことのようですね。

さてその奥様がその後どうなったかというと、糸目をつけなかったので、倒産して夜逃げしてしまったのです。

有言実行?この言葉、怖いですね。