デスバレーとは、砂漠ではなく、海底がむき出しになっている場所です。
Hottest, Driest, Lowest と書かれていますが、その名のとおり一番暑い場所で、一番乾燥している場所で、一番低いところで、三重苦状態です。
この日は79°F(26度)でしたが、記録上最高温度は57度らしいです。
人間も動物も植物もこんなところでは生きられません。よって見事に何にもない場所です。
昔は海底だったであろう場所をイメージして、探検してみました。頭の中を流れるのはインディージョーンズのテーマ。
どこまで行っても、ずーっと岩ばっかりで、いつの間にかインディージョーンズの興奮は冷めてしまい、「そろそろ戻る?」になってしまい探検は途中で中止。
本当はあの辺まで歩いて行ってみるつもりだったんですけどね。写真の中央に人が二人映っているのが見えますか?
そしてこの場所がどれだけ低いかというと、下の写真の真ん中に白い看板に文字が表示されているの分かりますか?ここにSea Level と書かれています。よって海面はこの辺りらしいです。(写真ではイメージがつかめにくいと思いますが)
そして海底だった場所は一面塩に覆われているので、白い大地になっています。
試しにちょっとだけなめてみましたが、確かに塩でした。
塩の大地に沈む夕日の中でジャンプしてみました。特に意味はありませんが(笑)
デスバレーに行った感想としては、とにかく広くて果てしない!どこからどこまでがデスバレーなのか皆目検討がつきません。東京ドーム何個分?っていうレベルじゃない広さで、どこまで行っても景色は変わらず、地図で見た次のポイントにたどり着くのに車で1時間ぐらいかかります。
そうこうしているうちに日が暮れてしまい、何を見て何を見なかったのか良くわからない状態でデスバレーから生還しました。
デスバレーは地球のきれいなところを見せてくれるというよりは、試されている感じのところですね。夏のトレッキングはそれこそ生死をかけてのチャレンジらしいです。興味のある人はぜひ!