今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

團菊祭五月大歌舞伎

2017-05-23 21:26:58 | 東京

 

いつの間にやら歌舞伎好きな私。

以前はさっぱりストーリーを追うことができなかったのですが、今は1000円でレンタルできる字幕ガイドなるあんちょこがあって、これさえあれば鬼に金棒です。

何を言っているか聞き取れなかった台詞も、あんちょこを見ればほとんどが理解可能です。英語が聞き取れなくても、文章を見れば理解できるのと同じ感覚かも。歌舞伎初心者の方にはおすすめですよー。

今回は市川海老蔵様を前から5列目で拝むことができました。海老蔵が登場した瞬間から会場内の空気が一変。オーラがありすぎてすごいです。カッと目を剥く海老蔵の十八番の演技は、あまりの迫力に気がつくと口を開けて見てました。あんぐり。どうやったらあんなに白目を剥くことができるのか?眼力の迫力に魂まで抜かれそう。生海老蔵にメロメロ。

これはくせになりそう…。

海老蔵の演じる仁木弾正は性根の腐りきった悪役なのですが、海老蔵と麻央ちゃんのブログを毎日読んでいる私は、子煩悩で優しい海老蔵の本当の姿を知っているので(ブログを通じてですが)、勝手に感情移入し、悪役が悪役に見えなくて困りました。最後にやっつけられるシーンも『ざまあみろ』、じゃなくて、奥さんはガンで、子供はまだ小さくて、いろいろ大変だけど応援しています、がんばって!みたいな気持ち。

でもさすがのプロの役者魂と、鍛え抜かれた肉体からほとばしるキレキレの演技と目力、しっかり見させていただきました。いよっ、成田屋!

海老蔵のことばかり書いてしまいましたが、5月大歌舞伎は坂東彦三郎の襲名披露でした。彦三郎の演技も素晴らしかったです。寺島しのぶの息子のまほろちゃんも午前の部に出演していたようで、寺島しのぶさんのお姿も拝見しました。やっぱり女優さんはきれい。背筋がピンとしていて背が高くて品がありました。さすが!