今日という一日

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韓国のワーキングマザー

2009-02-09 21:40:26 | 韓国

韓国事務所にはワーキングマザーが数名働いているのだが、日本のワーキングマザーと比べた時に明らかに違うことがあるのだ。それは全然子育て疲れしている感じがしないということ。

例えば産休は韓国の場合3ヶ月しか認められていないのだが、みんな3ヶ月後にはちゃんと復帰して出産前と同じ様に仕事をするのです。韓国人は飲ミ二ケーションが大好きなので、宴会が頻繁に開催されるのだが、子供が生後数ヶ月のワーキングマザーであっても、夜中の12時近くまでお付き合いするのです。こっちの方が心配になって、「赤ちゃんは?」と聞くと、「旦那が見ているから大丈夫」と言って全然心配している素振りが無い。1泊2日の社内旅行(スキーリゾート)だって、子供を誰かに預けてちゃっかり参加するのだ。

私がソウルに行った時も、2歳の双子のワーキングマザーが遅くまでディナーに付き合ってくれたし、もっと驚くのは、1歳の子供を持つワーキングマザーが昨年退職したその理由。子育てに専念するのかなと思ったら、自分のキャリアアップのための転職が退職理由だと言う。1歳の子供を育てながらキャリアアップの転職を考えられるその余裕があるとは想像もつかなかったので本当に驚いた。

この違いは一体どこから来るんだろう?どうして日本は1年も育児休業があるのに、それでも大変なんだろう?日本人の生真面目さとか責任感の強さとかそういった国民性もあると思うけど、それにしても誰が子育てをこんなに大変なことにしてしまったのでしょうか?

もっと大らかにゆったりと子育てができる環境、お母さん一人が大変な思いをしなくても、子供が育つ環境作りをお隣の韓国を見て強く望むのです。



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