コンシェルジェで垢すりとマッサージの予約を頼んだら、2時間コースでお値段はスパの入館料を含めて12万ウォン弱。今のレートで換算すると、8千円ぐらい。これはかなりお値打ちです。初めての円高恩恵に感謝感激。
8千円で高級ホテルのエステが受けれるなんて……。バラの花びら入りのお風呂に入って個室でのマッサージかしら?なんて、どこかの女性誌のエステ特集で見たイメージが現実のものになってきた。
4階のスパに行くと、入り口は高級ホテルのフィットネスセンターの雰囲気バッチリ。受付の女性達も真っ白なトレーニングウエアを着て、応対も丁寧。
鍵を渡され、「靴はここに入れて」と指示され、そのまま隣の更衣室に行ったら、裸のおばちゃんが3人、突然目に飛び込んできた。こっちは一瞬ドキッとしたが、おばちゃん達は全然意に介さず、ピンク色の火照った体でおしゃべりを続けている。
あれっ、この雰囲気、どっかと一緒だ。いや、そんなはずはない、ここは高級ホテルなんだから絶対差別化があるはず。でもあのドアの向こうにチラリと見える、あれは大浴場?えっ、バラのお風呂は?
残念ながら、バラのお風呂ではなく、大浴場がドドーンとあったのでした。ごくごく普通のサウナ付き大浴場。リッツカールトンの重厚な雰囲気はどこにもなく、突然地元のお風呂屋さんに来てしまったような感じなのですが、紛れもなく大浴場。
「スパ」っていう言葉を勝手に「バラのお風呂」って置き換えてしまったんだけど、良く考えてみれば、スパって大浴場のことでしたよね。
それにしても郷に入れば郷に従えなんでしょうか?大浴場のあるリッツカールトンって世界広しと言えども、韓国以外にもあるのかなぁ?期待していたのとはかなり違ったけど、でもまぁ、これはこれでいいか、って思い直して現実を受け入れる事にしたのでした。立ち直りが早い!
つづく
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