2軒目のワイナリーは、1軒目のクラッシックな手作り感のあるワイナリーとは正反対で、遠くから見るとソーラー電池の巨大温室、入り口は現代アート美術館のような外観だった。
ワイン樽の保存方法も現代的で、ガラスケースのような室内に巨大な樽が平置きされ、整然と並べられていた。21世紀のワイナリーって感じだが、何から何まで掟破りな感じがして、人工的な空間と私の中にあるワイナリーのイメージが一致しなくて居心地があまり良くない。ただこういうのも「あり」なんだなというのは勉強になった。酒屋でワインを買っているだけじゃ絶対分からないこと。
ワインテイスティングもお洒落なワインバーで飲んでいるような雰囲気。やっぱりここでも白3種類と赤のピノが出てきた。白は何だかよく分らなくなってきたが、赤はさっきのよりもこっちの赤の方が深いんだけど飲みやすい。人工ワイナリーも悪くないのかも。
さて三軒目、ここは全くやる気なしのワイナリーだった。お店の人が私たちのテーブルに座りこんで、「全く暇でさぁ、今日は客も来ないしもう締めちゃおうかと思うんだよね」とか平気で言っている。何か勘違いしているんじゃございませんか?どうして客があんたの愚痴につきあわなきゃいけないんだよ!そんなんだから客が来ないんだよ!!! やる気出せーーー!
ちょっとイライラってしていたら、日本人の若い女の子が二人レンタカーでふらっとやってきた。カウンターで静かにワインをテイスティングして、お買い上げして帰って行った。キャー、カッコいい、やるなぁ、日本人女子!
テイスティングとは言え、4杯×3を既に飲んでいるのだが、何か調子いい。元々アルコールは強くないけどまだいけそうだ。
さぁ、次はどこかな?
まだつづく
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます