ワカティプ湖沿いを歩いて、屋外コンサート会場へと向かった。遠くの方に照明に照らされたステージらしきものが見えて、音楽が冷たい風に乗って湖を渡ってきた。近づくにつれて会場も音楽もどんどん大きくなってきて走り出したい気持ちになってきた。
会場はどこからこんなに沢山の人が出てきたんだろうというぐらい人で埋め尽くされていた。仮装して参加している気合の入ったグループもいた。音楽はというと、何となく南米系のちょっとサンバっぽい音楽のような感じだったが、イマイチ会場が乗りきれていない感じ。ボーカルの声はサイコーだったけど、トランペットのお姉さんが時折コーラスで合わせてくる時の入り方が不自然で、リズムの取り方が半テンポずれているんだよね、ってかなり辛辣に観察した私と小野さんであったのだ。
コンサート会場の周りには屋台が並んでいて、ホットドック、カレー、チキンサテ、お好み焼きなんかも売っていた。私はサーモンが串刺しになってグリルされたのを頼んだら、薄い生食パンがついてきた。食パンはいらないんだけどなぁと思ったけど、みんながやっているようにパンに挟んでチリソースをつけて食べてみたら結構いけた。今日の夕飯はこれでいいっかなんてことになり、コンサート聞きながら屋台で立ち食いで終了。こんなアウトドアな一日もいいよね。
刻々と気温が下がって寒さが深々と身にしみる中、明日のスキーへの期待を胸に、ニュージーランドスキーデビューの前夜祭を楽しんだのであった。
つづく
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