今じゃ、そんなに珍しい料理でもなくなってしまいましたが、とりあえず、北京ダック
北京で食べることができなかったので、上海で食べました。ようやく美味しい料理にありつけた。美味!!
北京で何度か北京料理にチャレンジしようと思ったのですが、言葉が通じないし、メニューも読めないし、
美味しくなかったらどうしよう…、で、臆病な私とクリスティーンは、地ビールが飲める欧米風の店に2晩通いました(笑)
『北京でなぜピザやフライドチキンを食べているんだ?』 と思ったけど失敗が少ないので、安心、安心。
店は欧米風で、地ビールが美味しくて、大賑わいの店だったのですが、北京は驚くほど英語が通じません。
日本の田舎町の方がまだ通じるんじゃないかと思うぐらい。
「さっき頼んだ料理はまだ?」 と聞いても、全く通じず、「ちょっと待て」というので何かと思ったら、
客の一人で英語がちょっとできる人を連れてきて、「この人に話せ」と言う始末。
いや、この人関係ないでしょ、誰だよ。
みやげ物屋に行って、「Calendar」 と言っても通じず、『あれ、おかしいな、私の発音そんなに変かな』と思って、
イントネーションを何通りも変えて言ってみたけど通じず、クリスティーンがオーストラリア訛りで言ってもダメでした。
要するに、「カレンダー」と言う単語を知らないんだということに気づき、ちょっとビックリ。
ブランド物が立ち並ぶ高級デパートのインフォメーションの女性には、”ESTEE LAUDER” が通じなくて、紙に書けというので
紙に書いたら、「知らない」と言われた。
つっか、そのデパートの正面ロビーでESTEE LAUDER の新作キャンペーンやってるんですけど…。
インフォメーションが知らないってどーいうこと?教育されているのか?
と、北京ではいろいろな事件が勃発したのですが、上海に来たら、ウソのように何も起きません。
ホテルのサービスも段違いにクオリティーが高い。レセプションはきれいな英語を話し、欧米化が一段と進んでいる感じです。
そして冒頭の北京ダックのお店ですが、サービスが行き届いていて、ニッコリ笑顔で接客マナーも優秀。
客を連れてきて、「この人に話せ」 なんてことは起こりません。
上海の進化をまざまざと感じました。
でも今回の中国紀行は、「何かが壊れてしまった先輩」を想像してしまいます。この中国旅行は、今まで生きてきた旅行の中で、どんな位置づけに入るのでしょうか?
一言で言うと、世界一(今まで行った場所の中で)疲れる国ですね~。いまだに疲れが残っているかも。。。