人間はオギャーと生まれたその日から、最後の時が来るその日までカウントダウンに向けて
生き続ける訳ですが、一足早く友人の最愛の旦那様、のぶちゃんが逝ってしまいました。
写真ののぶちゃんを見ていると、元気だった頃ののぶちゃんとの会話が思い出され、
三河弁丸出しでしゃべるのぶちゃんの声が蘇ってきました。
のぶ「おー、久しぶりだね、なんだー、元気だったか」
「うん、元気だよ」
のぶ「ほっか、ほりゃよかったわ」
「のぶちゃんは?」
のぶ「わしか、わしはあかんわ。だーれもやらんメンドクサイ仕事ばっかりやらされて、
こき使われてるだよ(笑)」
「ほんと、大変だね」
のぶ「ほだよ、まぁ、やっとれんけど、はいはい、ってやっとるだよ(笑)」
お通夜の席でお経をあげた住職が、仏教の世界では、人間はあの世に行って仏になるための修行を
積み、自利利他(自分の利益と他人の利益が一つになる)精神を習得して、一つずつ徳を積んで
仏になると言っていました。
のぶちゃんは自分の利益よりもいつも人のために働いているような人だったから、十分その徳は
習得済み。あの世に行ったら、超エリートコースで、飛び級で位が上がり、立派な袈裟を着て
ニコニコ笑っていそう。
寂しくなっちゃって、思い出すたびに涙が出てきちゃうけど、安らかに眠ってください。
ご冥福をお祈りいたします。
一人暮らしの先輩、これからも仲良くしてね。
一人暮らしに慣れると、戻れません(笑)
東京に遊びに来てね