居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

映画「オッペンハイマー」

2024年04月15日 | 映画、DVD、TV

後に原爆の父と呼ばれる一人の科学者

「オッペンハイマー」

この映画を観ておかなくては

いけない様な気持ちだった

 

一人の優秀な科学者が何故その後の惨事も想像できずに

事を進めてしまったのか...

成果の為に成功の結果を手に入れたいのは

科学者であれば

当然なのかもしれない


どの国も勝利の為に

破壊兵器を手に入れるべく先を争う


ナチスに負けてはならない

ソ連に知られてはならない...

 

結局は政治なのだ

他にやりようがなかったか?

どんなに彼が自責の念に駆られ

葛藤を抱え

不遇の時を迎えたとしても

地獄の釜を開けてしまったのである


その先に見るのは

地獄でしかない

 

この惨劇はまだ終わってはいない

皆、知っているのに

まだ、まだ、もっと、もっと...

 

作った者達も支持する者らも

報告として数字で結果をとらえる

 

もし、目の前に彼がいたなら

自分はなんと言うだろう

この映画を観た被爆地の方々は

どんな思いが湧くだろう

 

純粋に科学の為に?

祖国の勝利の為に?

 

だが、アインシュタインは作らなかった

 

 

本日もご訪問ありがとうございました。

 

 

 

 

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深層心理へダイブ

2024年03月04日 | 映画、DVD、TV

今朝のあさイチでやっていた

OCEAN 性格診断

心理学の先生たちが

マジメに作ったエンタメ的分析と

仰っていた

 

こう言うの嫌いじゃないから

すぐにやってみる!

...............................

結果は

新航路開拓者

 

へぇ~そうなの?

自分では新しい事へ踏み込むことは

苦手かと思っていたけれど...

確かに面白そうなモノは

一度は試してみたくなるかも

 

ま、暇つぶしのお楽しみ程度で

ご興味のある方はどうぞ

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

 

 

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映画「カラーパープル」

2024年02月12日 | 映画、DVD、TV
この三連休に
映画「カラーパープル」https://wwws.warnerbros.co.jp/colorpurple/を観てきた




1985年の映画のリメイクで
しかもミュージカルに
生まれ変わったらしい🎼

今からおよそ40年ほど前
確かに映画館で
観た記憶がある
本も読んだはず

さて記憶を呼び覚ます事が
出来るだろうか‥


幕開けはご機嫌な音楽に乗って
女達の生き生きとした
ダンスで始まる

少し遅れて二人の姉妹
身重の姉と愛らしい妹
この姉妹に待ち受ける
これからの運命は
想像を軽く超えて来る

1900年代はまたまだ
黒人に対する差別が
あからさま
その上女性の人権など
無いに等しい

まるでモノのように
父や夫の所有物として扱われ
自己主張などしようものなら
それは命懸けの覚悟




果たして20歳そこそこの私は
この映画をどん心持ちで
観たのだろうか?

見事なまでに
最後まで新鮮な気持ちで
観切ったのである😅


今、当たり前の様に言われる
コンプラやダイバーシティも
彼女らから繋がる
歴史の上にある


良き連休の締めくくりとなった



本日もご訪問ありがとうございます🎬🎼








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映画「PERFECT DAYS」

2024年01月07日 | 映画、DVD、TV

三が日が瞬く間に過ぎ

翌日からの仕事に翻弄され

ノンストップで週末を迎えてしまった

 

ここで一旦立ち止まろうと

予てより観たかった映画

PERFECT DAYS」を観て来た

 

主演は役所広司

監督はドイツ人のヴィム・ヴェンダース

 

 

東京の公衆トイレの清掃人 平山は

毎日のルーティンが決まっている。

 

外の掃き掃除の音で目を覚まし

歯を磨き、植物に水をやり

決められた通りに置かれた

時計や小銭入れを身に着け

缶コーヒーを買い

車に乗り込む。

その日の気分のカセットテープをかけ

目的のトイレまで車を走らせる...

 

彼の日常は実に規則正しい

休日の過ごし方さえ決まっているのだ。

が、毎日変わらぬルーティンで過ごしても

決して昨日と同じ一日ではない。

まるで木漏れ日の揺らぎのように...

 

 

今更ながら役所広司という人は

なんて素晴らしい演技をするのだろう

無口な男の役どころなのでセリフは本当に少ないが

その分その表情に引き込まれる

 

出来る事ならこんな風な心持で

生きていきたい

でも 満たされていると感じていても

切なくなるのは何故だろう...

 

今、この年齢で観て本当に良かったと思う一本である

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

 

 

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アニメ付いてる?

2023年11月19日 | 映画、DVD、TV

来年の予定がボチボチと入り出したので

長期休暇中に

来年用の手帳を探して来た

 

日々の出来事は5年日記に綴る為

(今年4年目)

プライベート用は

とにかく月間予定表が見やすい事を念頭に

 

紙質やら色々吟味し

これに決めた

 

このページもポイントが高かった

 

仕事用は毎年同じでレフィルの更新

だが、カバーもくたびれたので新調

 

 

映画も本もドラマも好きだが

最近、アニメ付いてる事にハタと気づく

齢60を過ぎて次々と見ごたえのある

アニメに出会ってしまったのである

 

元々、嫌いじゃなかったし

娘達に薦められて観始めたモノも多々ある

今、人気の「ちいかわ」もその一つ

ただ、可愛いだけじゃない

時々闇の部分も見え隠れするのだ。

 

ちょっと見ているモノをラインナップ

 

先日、とうとう完結した「進撃の巨人

自分が信じる正義は果たして

本当に正しいのか?

まるで現実を映し出しているようで

誠に深い...(画の好き嫌いはあるだろうけど

 

宇宙兄弟

これも胸に刺さるセリフが多い

とっても気になってこんな本も読んでみた

簡単な設問に答えて自分の強みと弱点を知る事が出来る。

苦手な相手との関わり方の勉強にもなる

 

楽しいのは「SPY× FAMILYSPY 」

犬好きには堪らない「ドッグシグナル

薬膳の知識も?「薬屋のひとりごと

エイ君がダブる「め組の大吾

ドラクエを彷彿とさせる「葬送のフリーレン

 

鍛錬された声優さんたちのセリフの

なんと心地よいことか

などと思いながら楽しんでいる

 

オマケに主題歌で新しい曲も仕入れ

娘達に驚かれる

 

来年の手帳にはサブカルチャーが一杯だ

 

ボクの予定もお忘れなくです

 

はいはい、了解だよ

まずはトリミングの日だね!

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

 

 

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映画「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」

2023年08月08日 | 映画、DVD、TV

先週末から思いがけず連休を頂いたので

締めくくりに映画を観ようと決めていた。

さて、何を観よう?

 

リトル・マーメイド?

インディー・ジョーンズ?

ブロ友mariさんのレビューに心惹かれつつ

迷いながら上映中の映画を探していると

この作品が目に飛び込んで来た

 

 

シモーヌ フランスに最も敬愛された政治家

うん?この人は誰?

恥ずかしながら全く存じない。

予告を観るともう、観ずにはいられない!

 

フランス在住のユダヤ人

家族の愛に包まれた幼少期を過ごしたシモーヌ

が第二次世界大戦により祖国はドイツの占領下に。

きっと国は守ってくれると信じていたが

16歳でアウシュビッツに送られる。

死の行進も生き延びる

そんな壮絶な過去を持ちながら

その眼差しから光消えるはない

 

結婚後も男性社会の中、蔑ろにされている

女性や弱者の尊厳を守る為に闘い続ける。

その功績は語り継がれ

2017年没後の今も...

 

 

こんな崇高な女性がいたのだと

遅まきながら知った。

そして娘らに伝えよう

 

 

パリへ視察に行ったという

ある政党の女性議員の皆さまに

是非ともご覧いただきたい

 

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございます

 

 

 

 

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バビロン

2023年02月26日 | 映画、DVD、TV

あの「ラ・ラ・ランド」の監督が

ブラッド・ピットを主役に

ハリウッドを舞台にした映画と聞けば

観に行かない訳には行かない。

と勇んで観に行った

「バビロン」

が、冒頭の映像を観た時点で

何て映画を見に来てしまったんだと

私の頭は大混乱に陥る

 

酒池肉林、乱痴気のパーティー

グロイ場面がこれでもかと押し寄せる

 

が、その波に一度飲み込まれると

洪水のような音楽と

眩い世界にどっぷりと嵌まってしまう。

 

1920年代サイレント映画全盛のスター

実在の人物をモデルにしているらしい

全編熱く乾いていて

砂埃に塗れる感覚

映画界がトーキーへの変り目に突入すると

スターの要素も今までとは違ってくる

軽さと悲哀

そしてやっぱりブラピはカッコイイ

 

時折「ラ・ラ・ランド」がベースになった

曲が流れるような...

 

確かどこかで「大人のラ・ラ・ランド」の

ふれこみを見た気がする

大人過ぎる...

しかし、してやられた

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございます

 

 

 

 

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ザリガニの鳴くところ

2022年11月23日 | 映画、DVD、TV

ぽっかり予定が空いた休日

気になっていた映画を観て来た

 

ザリガニの鳴くところ

 

どうやら原作はアメリカで最も売れた本で

日本の本屋大賞でも

翻訳小説部門の第一位らしい

 

物語の殆どは

幻想的な湿地帯の中

 

父親の暴力により

家族が一人、また一人と家を離れ

とうとうたった6歳の少女カイアだけが

湿地の家に残される

 

10余年が過ぎ

金持ち青年の不審な死が発見される。

殺人犯として追われ

被告人となるカイア

 

 

「湿地の少女」と街の者は言う

蔑み、無関心を装い自分達の生活から

排除して来た

 

カイアを育んだのは他でもない

生きて来た湿地

湿地の営みがカイアの全てなのだ

 

そこに兄の友達だった

心優しい青年が現れて

日常が変わって行く....

 

 

根底にある問題は

いつも同じ

助けの必要な人に

充分な手助けが届かない

 

ただ自然を慈しみ畏怖にも似た尊敬の念を持ち

たった一人生き抜いてきただけのカイア

 

 

タイトルの意味が腑に落ちるまで時間がかかった

 

 

衝撃のラストと言う言葉が

良く使われるが

最後の最後で私の頭は大混乱

 

もっと深く知りたくなって

さっそく図書館に予約

 

 

 

この映画はきっと友達に薦める

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

 

 

 

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ブレット・トレイン

2022年09月28日 | 映画、DVD、TV

昨日は世事から離れたくて

「ブレット・トレイン」を観て来た

 

原作が伊坂幸太郎の

「マリア・ビートル」と知り

気になっていた

 

ブラッド・ピット主演だから

私の頭の中では

「ブラッド・トレイン」と

誤ってインプットされていた

(新幹線は英語でブレット・トレイン)

 

R15指定でドキドキしたのだが

殺し屋の映画だからさもありなん

時々ビックリして目を瞑ってしまう

 

 

さて、映画の感想は

とにかくハチャメチャ

頭を空っぽにして観るには最高の映画

殺し屋なのに自身無さげなブラピが

可愛らしく見えてたまらない

 

 

まさかまさかこの映画で

涙腺が緩むとは計算外だったが

懐かしい曲も散りばめられて

完全に娯楽映画

 

 

でも、海外の人たちもこの映画観ますよね?

これが日本と思われると

ちょっと心配...

 

 

観終わると腹ペコだったと気づく

いつもより豪快に

サブウェイのローストビーフサンドに

かぶりつくのであった

 

 

 

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

 

 

 

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60が観る「プラン75」

2022年07月02日 | 映画、DVD、TV

気になっていた「プラン75」を観てきた。

 

冒頭の数分で
もうエンドロールが流れるのでは?
と思い紛うほどの空気感
 
**********************************
日本政府は超高齢化社会における
明るい未来の為に
満75歳以上の後期高齢者に
生死の選択権を与える法案を可決する。
 
行き届いた事に現金10万円給付の
有り難さ。
 
「プラン75」を円滑に進める運営側に
悪意は感じられない。
むしろ、自分達は善意のもと
良かれと思い
淡々としかし丁寧に職務を遂行する。
 
果たしてそこに尊厳はあるのか?
そして、そのプランを選んだ人らは
本当に自分で選んだのか?
選ばざる得なかったのでは?
 
*********************************
 
正直、この映画を観る前は
自分でその時を決めるのも悪くないのかな
そんな、気持ちもあった。
 
両親を父67母72で亡くしている。
何故か自分の寿命もその辺りかなと
勝手に思うところもある。
 
が、わずかの年金と貯蓄を切り崩す
細々とした生活が
この先待ってるかと思うと
寿命が尽きるのが早いか
貯蓄の尽きるのが早いか‥
 
映画の中には
私にはホロコーストを彷彿させる
場面もあり背筋が寒くなった。
 
エンディングを観ても決して心は
晴れない。
が、観る前と観た後では
自分の気の持ちようが
明らかに変わった。
 
 
 
子供の頃観た洋画に
似たような主題のものがあった。
うろ覚えだが
最期を迎える時には
自分が一番行きたい場所を
大型スクリーンで映し出し
夫婦ならば夫婦で手をつないで
静かに息を引き取る。
そしてその先は...
 
場面が変わり
国民が完全栄養食品として
配布されている緑色の固形物が
大きな工場から
ベルトコンベアーで流れてくると言う
衝撃的な内容だった。
 
いくら検索しても
この洋画のタイトルは分らず仕舞
 
 
「プラン75」を観終えたあと
この映画をふと思い出した。
 
 
そして何かが勝手に決まってしまわないよう
必ず選挙には行く。
 
 
 
 
 
本日もご訪問ありがとうございます
 
 
 
 
 
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