居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

ハリネズミの願い

2017年08月31日 | 
姫1から薦められた本
「ハリネズミの願い」
 
翻訳小説部門で本屋大賞受賞
あの谷川俊太郎が21世紀のイソップと絶賛
 
そう聞けば読まない訳にはいかないし
この表紙を見た途端 心は持って行かれた。

自分の身体をびっしりの針で覆われているはりねずみ
ある日友だちを招待しようと思い立つ。
その為には まず手紙を書かなくちゃ
 
 
 
 
先に読み終えた姫1が
「母さんの感想を聞きたい」と。
 
 
 
優柔不断でマイナス思考の極み
そんなハリネズミ君の
心のうちがとても理解出来る。
 
まだ何も起こっていないのに
こんなに迷い戸惑うハリネズミが
切なくて愛おしくて... 
 
誘われてやって来た者たちは 
きっとこう思うに違いない
ではどうすべきなのか?
そんな思いに囚われて
ガンジガラメになっている状態が
針に覆われた まさにハリネズミ
 
ふと一番自分がしたいことに気づくと
思いはほどけ
楽になり 思いがけない事が舞い込んで
それは本当に聞きたかった言葉と共に...


そんな風に感じたよと答えると

「なるほどね、ただ闇を抱えているのかと思ったよ
うん、腑に落ちた


姫1との語らいは小さな読書会のようで
とても楽しい時間
また何か紹介しておくれ
 
 
 
本日もご訪問ありがとうございました
 
 
 
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会いに行けるアイドル

2017年08月27日 | 家族編

姫2ファミリーが自分たちの家へ帰ってから一週間。

予てからのお約束でエイ君不在の昨日 助太刀に行ってきた。

幾つかの忘れ物とジップロックに詰めた根菜スープを携え

電車に揺られ

姫2宅での家事の段取りを考えながら...

 

玄関で出迎えてくれたのは

私の会いに行けるアイドル

一週間前よりもほっぺがプックリしていたツグミん

 

 

丁度 洗濯が終わったのブザー音

見晴らしの良いベランダでお洗濯を干す

 

台所でスープを温めなおし

ランチ用のサンドイッチ作りに取り掛かる

 

サンドイッチを頬張っていると ぐずりだしたツグミん

「ママが抱っこしているからゆっくり食べなさい」

我が家にいたころは自分が何とかすると

譲らなかったのに

素直に「お願い」と。

 

サンドイッチを食べている姫2と

ツグミんを抱っこしている私

向かい合って何気ないお喋り

すると

あれ?あれ?

姫2の眼にみるみる涙

 

...なんだろう...

自分たちで何とか出来ると思っていたのに

ちょっとずつ 思っていたのと違ってきている

私...疲れているのかな...

 

泣くことも出来ずに頑張ったんだね

 

ママが来たからにはもう大丈夫!

ゆっくり寝室で休んでおいで

 

ツグミんと私

二人ごろごろしたり抱っこしたりで

まったり二時間弱

おっぱいが張って来たからと戻ってきた姫2の顔は

心なしかさっぱりしているような

 

さて、お夕飯の買い出しに行ってくるよ!

 

今日のご飯は姫2の好物にしよう

多めに作って残った分は作り置きに。

 

さて、久々にツグミんをお風呂に入れてみるか

おぉ~重くなってるね~

きっとMOOくんより重いよ

測ってみると確かにMOOくんを超えている!

 

さ、後片付けも終わったし帰るとするか。

次の訪問日を決めて帰路に着く。

 

電車に乗った所でラインが届く。

どうやらお役に立ったようだ。

 

また、来週 ツグミんに会いに行くよ

 

今日は遅くまでお留守番だったMOOくん

おかあさん、こっちのアイドルも忘れないで欲しいでし!

はいはい、MOOくんも良く頑張りました

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございます

 

 

 

 

 

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里帰り今昔物語

2017年08月16日 | 家族編

〝姫1ちゃんの可愛い泣き声が耳から離れません〟

そんな葉書が届いたのは今からおよそ30年前の事。

里帰り出産をしていた私が

自宅へ戻り 心もとない思いで

子育てをしていた時に届いた葉書に

温かい母の声を思い出し

親の有難みを噛みしめ涙ぐんだ日の事を遠く思い出す。

 

 

 

時は移り...

姫2が壮絶な出産を乗り越え無事退院し

我が家で産後の身体を休めるべく

エイ君にエスコートされツグミんとやって来た

 

さて今日からは

夜ろくろく休めない姫2の為

おさんどんは勿論の事

沐浴、昼間のオムツ替えやら

寝かしつけを請け負うぞ!

その為のマゴ休み、いや夏休みだもの

 

そんな私の思惑は

「じゃあ、エイ君 沐浴ね!」

姫2のこの一言で脆くも崩れ去るのである。

あぁ、そうか 父親がいるんだものね。

 

私が想定していたことは

いわゆる おさんどん以外はエイ君がすべて請け負っていく。

 

そしてエイ君の休暇が終わっても

その出番が私に回ってくることはほとんどない。

母乳が良く出るのでそれはとっても幸せな事。

良く眠る良い子

原因もなくグズル事がないので

手を出す場面もやってこない。

 

沐浴はお願いして2度だけ入れさせて貰った。

もう30年前の経験など何の役にも立たないらしい。

全てはネットから入ってくるのだから...

 

そして10日ばかり滞在した姫2とツグミんは

お迎えに来たエイ君と家族水入らずのお家へ帰って行ったのだ。

 

見送った私の腕はツグミんの重さが残るほど

抱いてはいなかった。

なんだろう、このスカスカの気持ちは...

そうだ、私は寂しかったのだ。

 

姫2が必死で片時もツグミんを離せず

ゆだねる相手がもはや私ではなく

夫のエイ君だと分かって

それが嬉しい事ではあるのに

まだ 親として頼られる事を期待してしまった

自分が ちょっと寂しかったのだ。

 

 

去りゆく車を見送り家へ戻ると

いつもよりまとわりついてくる

黒いモシャモシャノのMOOくん。

そうかMOOくんも寂しかったよねと

そのモシャモシャに顔を埋めギュっと抱っこ

 

ただ 時代錯誤の母も素直に感嘆したのは

ベビーラップと言うおんぶ紐の一種

これに包まれると

あら不思議!

抱っこする方もされる方も

何とも言われぬ落ち着きでしっくり

 

そんなこんなの戯言も

ひとえに無事に過ごせたおかげ様なのだ。

 

 

 

 

奇しくも12年前の今日はブログを開設した日

その日の私が12年経ったら

こんな事になってると知ったら

きっと驚くだろうなぁ 

 

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

 
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初めまして

2017年08月05日 | 家族編
みなさま初めまして
姫2ママから産まれたツグミんです。
 



どうぞよろしくお願いします
 
 
*****************************


始まりは一日の検診。
帰宅途中で大量破水した姫2は
病院へとんぼ返りしそのまま入院。

そこから促進剤を使っての48時間の死闘。
 
破水は止まらなし
お腹の張りはマックスなのに
赤ちゃんが全く降りてこない
 
もう3回はお産出来てる状態。
 
姫2の検査結果も著しく悪化し
緊急帝王切開となった。

お腹を開けてみるとそこには
ドロドロになった羊水の中
へその緒を襷がけにしていた 赤ん坊が!
 
そりゃ出てこないわ~
 
 
ま、母子ともに無事だったから良いのだけれど
傍で見守る立場としては
何故もっと早くにそれが分らんかったのか...
何故あの苦しみを続けさせたのか...
そんな思いが沸いてしまう
 
 
それにつけれも
この度もちろん頑張ったのは姫2だが
旦那のエイくんは付きっきりで
励ましサポート
この子を支えるのは
もう完全にエイくんなのだと実感
 
おばあちゃんは
見守り隊に徹するよ!
 
姫1おねえちゃんもついてるよ!
 
 
 
 
****************************
 
皆さま ご心配をおかけしました
 
本日もご訪問ありがとうございます
 
 
 
 
 
 
 

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