大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

思い出の山 礼文・利尻

2010年04月09日 | 北海道
前年の知床縦走に続き2003年の夏は礼文と利尻に行くことにした。
札幌から夜行の特急で稚内に行き船で渡ったが、ゴロントシートが使えたのを知らず
座ったままで疲れた。
サロベツ付近からの海に浮かぶ利尻は写真通りの美しさ。
駅で食事をした後港まで歩き、まずは礼文へ。
利尻に渡らなければならないので桃岩まで歩いたのみで殆ど記憶に無く、記録もない。
花も余り無かったような気がする。ウミネコがやたらと飛んでおり、うるさかったのは
憶えているが。
利尻では町営の「自然の家」で寝たが、素泊まりで2,600円。こういう公共施設が
案外と利用価値ある。翌朝タクシーで登山口の見返台園地まで入り、登りだした。
終始ガスだったためアッサリとした記録だ。

2003年7月11日 日帰り(単独)
7:40-12:50利尻山頂-15:50

夜明かしの坂(小広く休憩に適地)から三眺山までが長かった!
小ピークが次から次に出てくるため疲れが倍加する。
晴れていればそうでもないのだろうが、ガスの為「やっと山頂か」と何度叫んだ事か。
親知らず子知らずのトラバースはやばかったが、背負子投げの岩場はなんとも無かった。
一番の危険箇所は鴛泊コースとの合流地点直前の短いザレの直登(フィックスロープあり)。
山頂は合流地点からすぐだったがガスで何も見えず、5分もいないで下山。
祠の後ろは切れ落ちており、そのうち祠を移動させねばなるまい。
北麓野営場まで2時間30分で駆け下りた。途中の避難小屋は以前は周りが糞だらけだった
らしいが、今は携帯トイレのおかげで綺麗だった。
町営の日帰り温泉で汗を流し、港でソフトボール大のムラサキウニを500円で食べた。
さすがに旨く、山はイマイチだったがウニには満足。
山では見なかったリシリヒナゲシがあちこちの民家の前にあるのにはガックリしてしまった。
何とも面白くない記録だが展望が何も無かったのだから仕様が無い。
温泉も循環だったし、欲求不満の山だった。

一応花の記録

ゴゼンタチバナ マイヅルソウ オトギリソウ ヤマハハコ チシマフウロ ミソガワソウ
エゾノハクサンイチゲ エゾツツジ エゾコザクラ エゾクワガタ ミヤマアズマギク
キオン キスミレ イワギキョウ ヨツバシオガマ ウコンウツギ

札幌ではススキノの「だるま」でジンギスカンを食べたがタレが甘ったるくなく、結構
旨かったのだが、あの北朝鮮への献金問題で相当に叩かれた。
いまどうなっているのか。案外と何も変わらず営業していて、開店前から並んでいるかも。

稚内空港までのチケットがとれずに、札幌から夜行の特急列車「利尻」を使ったが平成19年で
運転終了し今はない。ということは札幌からバスで稚内にいくしかないわけだ。
稚内までの飛行機が使えない時はシンドイ山になっているので早くやっていて正解だったか。
コメント
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