徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

だから陸上は面白い!

2012-06-10 20:16:15 | スポーツ一般

女子200m決勝

 オリンピック代表の座を射止めて狂喜する者、フライイング一発失格で悔し涙にくれる者、転倒して己の限界を悟り引退を決意する者 エトセトラ…。 まさに悲喜こもごものドラマを繰り広げた陸上日本選手権が幕を閉じた。
 長い年月をかけて積み上げてきた努力に対し、わずか数分あるいは数秒のうちに残酷なまでのシビアな答えが返ってくる。陸上競技の“刹那の美”とでも言ったらいいだろうか、そこに僕は惹かれる。
 一方、熊本では明日のトップアスリートを目指す中学生たちの「熊本県中学陸上選手権大会」が昨日今日と開かれた。僕が期待している女子短距離の北川愛菜(熊大附中)は、100mと200mに出場。100mは12秒61、200mは女子トラック種目唯一の大会新記録25秒25でともに優勝した。彼女も含め、この大会に参加した中学生の中から一人でも多く、数年後の日本選手権で活躍する選手が出てくることを祈りたい。
※写真は北川愛菜選手