飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

菅陣営:安住淳選対本部長、買収劇暴露される!

2010-09-13 22:12:09 | 小沢 一郎

これは驚くべきスッパ抜き情報であろう?!
真偽は確認出来ないが、
情報の発信は確かだろう・・・・・・!
何が『政治とカネだ』!!
これこそ、説明責任があるだろう!


 一人の目は二つである。しかし、百人の目は200だ。確認した。確かに河上みつえ元議員のツイッターには、その様に書いてある。http://twitter.com/kawakamimitsue

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 情報提供者ヨッシーさんが、驚くべき情報を探してくれた。拡散する。


 機密費か? 本当にあったとしたら、官房機密費が疑われる?! 安住さん! 真偽を説明すべきではありませんか? 公職選挙法には抵触しないかも知れないが、『政治とカネ』の追求菅陣営としては、『ウソつき、言い逃れ法』に抵触するだろう!


 何が『政治とカネだ』。堕すること、極まれり!!


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【転載開始】2010年09月13日posted by kriubist

菅陣営:安住淳選対本部長、買収劇暴露される!

テーマ:菅直人(菅内閣)

先ほどツイッターを眺めていたら、ビックリする内容が各所でつぶやき炸裂していた。

な、な、なんと菅陣営の安住選対部長が、8月25日に今年7月の参院選で落選してしまった小沢支持者である「河上みつえ氏」を300万円で買収しよ うとしていた?ことが河上みつえ氏本人のツイートで暴露されてしまった。  党員、サポーターの投票は終わっているが、政策で代表選を戦うのは当然であ り、「金」で買収しなければならないほど菅直人の支持者が少ないことがよく分かると同時に、こんな行為はもっての外である。

実際に安住が気前よく金をばら撒くほど金があるわけでもなく、じゃあ一体この金がどこから出ているのだ??

一番手っ取り早いのが仙谷が8月に3億円引きだしたとされている「内閣官房機密費」しか考えられない。

安住をはじめ、菅陣営はこの暴露について「政治と金」の問題よりも説明する必要があるのではないか?

この危機感高まる日本と世界情勢の中、政策をもって日本を良くしていく力などゼロではなくマイナスな菅直人(陣営)に日本を任せられないことが国民のみなさんもよ~くおわかりになっただろう。 金と脅しでしか味方につけることしかできない脳タリンたちである。

明日は最終決戦である。  投票の集計不正も監視しながら、小沢氏を必ず総理大臣にさせるぞ!

後の菅陣営は「完(菅)全に粛清」である。  死して屍 拾う者なし!

(ソース:ツイッターより)

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8月25日、『生活困ってるでしょ?300万振り込んであげるから好きなもの買いなさい』BY安住淳選対本部長。『結構です。』BY ME。【転載終了】


小沢死すとも改革は死なず/インタビュー

2010-09-13 19:17:06 | 小沢 一郎

まことに情報は、
『情けに報いる』ものだ
ヨッシーさんが教えてくれた!!
小沢一郎インタビュー
そして、ついでに
鈴木宗男冤罪事件、やまりん社長の手紙!


 深くは書く必要はさらさらにない。読めば分かる。何が本物で、何が偽物か?解らないのは、欲に目がくらんでいる人間だ!!

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【転載開始】小沢死すとも改革は死なず/インタビュー

 

 民主党代表選に立候補している小沢一郎前幹事長(68)が日刊スポーツのインタビューに応じ、14日の開票日直前の心境を語った。情勢は「分から ない」としながら、今回の立候補を民主党の掲げた「約束を、守るための戦いだ」と強調した。総理になった場合には「行政の壁をぶっ壊す。だが、こっちも傷 つき死ぬかもしれない。その時は僕の屍(しかばね)を乗り越えて進んでほしい」と決意を示した。

 -選挙戦最終盤の情勢をどう見ていますか

 小沢氏 これは、分からない。普通の選挙は一般の国民の皆さんが相手だから、ずーっと外を回っていれば感触は分かるけれど、今回はそんなに回るわけでもなく、サポーターといっても(誰か)分からない。ここ(国会)の中だけのことになりますから。

 -体調はどうですか。お酒は飲んでいますか

 小沢氏 お酒は毎日、飲んでいます(笑い)。

 -これまでの政治生活で、総理になりたいと思ったことは何回ありますか

 小沢氏 うーん(と考えて)総理になりたいと思ったことはないね。

 -今回が初めてですか

 小沢氏 (現体制のままで)自分たちが掲げてきた旗印と全然違うことになれば、せっかく国民が勇気をふるって政権交代を実現させたのに、ここで失 敗すると日本の民主主義は定着しなくなってしまう。そうすると、政治がごちゃごちゃになるし、経済不況が重なる可能性もある。絶対に、失敗させてはいか ん。我々が掲げた旗印を絶対におろさずにやるには、自分が捨て石にならざるを得ないということです。誰かほかの人がいれば、こんな厄介なことを引き受けな くてもいいんだけど、ほかにいないから。最後のご奉公という思いです。

 -総理になった時のことを聞きますが

 小沢氏 仮に、ね(笑い)。

 -官僚を使いこなし、最後は総理が責任を取るということが、小沢さんが考える「総理のリーダーシップ」ですか

 小沢氏 私は官僚を否定しているのではなく、官僚があらゆることをコントロールするのはいけない、と言っている。官僚はスタッフに徹するべきだ。政治家が最終責任を取るから、心配なくこの方針でやってほしいと言えば、官僚はちゃんと協力してくれる。

 -どんなタイプの総理になるつもりですか

 小沢氏 政治家やリーダーは、その時代が要求するものだ。よく「田中角栄先生が今、いたら」という話をする人がいる。僕も非常に尊敬しているし大 好きだったけれど、田中先生が生きてきた時代と今は、基本的に違う。タイムスリップしたみたいに今の時代に来たからいい、という話ではない。当時の政治家 として、田中先生は傑出した人だと思いますが、学ぶところはあっても状況は違う。時代に合った自分自身の哲学と考え方を、持たなければならない。

 -リーダーシップというと、近年では長期政権を築いた小泉純一郎氏がいる

 小沢氏 僕は常に、自分の仕事に自分で責任を持ってきた。小泉氏は政治家の1つの要素ではあるが、パフォーマンスやけんかがうまい。結果の善しあ しは別にして、郵政選挙では「抵抗勢力」をつくり(法案が)参議院で否決されたら衆院解散というハチャメチャなことをしたが、それでも国民は沸いた。失敗 すれば自分が責任を取ればいいという思いが、腹の中にあるからできたのだろう。郵政改革なんて中身も何もないけれど。

 -ここだけは歴代の総理と違う、という点は

 小沢氏 行政の仕組みを変える、ということ。自分や民主党が掲げてきた旗を絶対におろさず、どんなに厚くても高くても壁を乗り越え、自分の責任で ケリをつける。その意味では、自分が前進のための礎、屍になる。昔流に言えば、僕の屍を乗り越えて進んでほしい。壁にぶち当たり、ぶっ壊しても、こちら だって死ぬかもしれない。だから、それを乗り越えて前進してくれる人間がいないと。僕はぶっ壊す自信はあるけれど、もしかしたらこちらも傷つくから。

 -国民の生活はどう変わるか

 小沢氏 まず、景気を良くするということ。菅(直人)さんは10年度予算の予備費(2兆円)の半分を執行しようとしていますが、景気対策としては 一気にやるべきだ。秋から冬にかけて、景気が底割れする可能性もある。そういう時は一時的に国債を増発しても、景気対策をしなければならない。私は、地方 への補助金を一括交付金に変えると言っている。地方に財源、権限を移すことは、官僚主導の政治をまず第一にぶちこわす試み。僕は当選したら、ぜひ今度の予 算から、地方への交付金を自主財源としてやる。最初から全額というわけにはいかないし、3年、4年計画になるかもしれませんが。今までと同じ手法でやった ら、財源なんか出てこない。菅さんは、今までと同じように官僚任せにしているから財源がない、それでは消費税を上げましょうという話になる。(机をボンと たたき)それを国民に、参院選でNOと言われたんでしょう? 僕は最初から、今まで通りにやっていたらお金はありません、仕組みそのものを変えよう、と 言っています。

 -当選すれば和子夫人はファーストレディーになる

 小沢氏 僕とは似たもの夫婦で、外に出るのを嫌がる。選挙運動はするけれど、パーティーにも出たがらない。(外交の場も)嫌がるんじゃないかな。

 -お酒を毎日飲むのは

 小沢氏 酒は百薬の長だもの。ビール1杯と、日本酒。毎日の晩酌がないとアウトだね。酒はひとりでついで飲むのがおいしいんだ。

 -総理就任の夜には、何を食べたいですか

 小沢氏 とんかつを食べたいな。今は油ものと肉を食べず、ほぼ菜食です。ただ選挙期間中だけは、とんかつとしゃぶしゃぶかすきやき、天ぷらを1回 ずつ食べてもいいと自分に許している。戦の時って、テンションが上がるでしょ? 脂っぽいものが食べたくなるんだよね(笑い)。

 -好きなスポーツ選手はいますか

 小沢氏 ヤワラちゃん(谷亮子参院議員)のご主人ですので、谷佳知選手のファンです。また、名前が同じだからというわけではないけれど、イチロー が好きだね。非常に節制しているそうだし、努力もしている。あなたたちには失礼かもしれないけれど、マスコミに愛想をふりまかず、機嫌を取らないところも いい。

 -歴史上の人物では誰が好きですか

 小沢氏 みんなに嫌われている人物。織田信長や大久保利通で、好きというよりも、尊敬しています。

 -薩摩藩家老の小松帯刀に興味があるそうですが

 小沢氏 今はそうなんだよ。龍馬を育てたのも、西郷や大久保を動かしたのも小松帯刀だ。

 -最後に決意を

 小沢氏 必ず景気を良くする。僕の目をみてもらえば分かるけれど、今まででは考えられなかったことを、いくつか変えていきます。約束したことは必 ず実行する。できないことは最初から、できないと言うよ。人間だから、結果として100%できるかどうかは分からないけれど、それに向かって全力を尽くし ます。【聞き手・南沢哲也、中山知子】

 [2010年9月13日10時3分 紙面から]【転載終了】

 

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【転載開始】 『ムネオ日記』9月11日より

 昨日、厚生労働省の村木局長の無罪判決を聞き、当時の私の事を思い起こし、やっぱりえん罪事件も起こり得るだろうなと改めて感じました。

私はやまりん事件の一審の法廷で鈴木代議士に不正な金を渡し、お願いをしたと証言を致しました。


長期に亘る取り調べの中で痛切に感じた事は、公判維持の為にあらかじめ検察の決めたスジ通りに調書を取ることを求めてくる密室での押し付けがありました。

例えば
父が鈴木代議士に渡した金も、父から代議士の官房副長官就任のお祝いに行くと聞かされていたので、私は単純にお祝いと思っておりました。
取り調べの際もその事を担当検事に何度もいいましたが、まったく認められませんでした。

検事からは「金にはお祝いとお願いがあるが、政治家に渡す金はお願いしかない」と一方的にいわれたりしました。


一審の裁判の4日位前から、検察庁に呼びだされ裁判の受け答えのリハーサルの様な事もやらされたりしました。この様なやり方を行なっていれば、もちろん検 察の中にも正義感をもって一生懸命働いている人も多勢いると思いますが、一部の誤った誘導や過信などから、村木さんや私達の様な悲劇が繰り返されるのでは ないかと心配しております。

その為にも鈴木代議士には取り調べの可視化など、えん罪撲滅の為、頑張って頂いていたのに、眞に残念でなりません。


最後になりますが、私自身のこの事件に対する弱さを含めて、現在の状況になった事に責任を感じております。


鈴木代議士にあっては、厳しい局面ではありますが、今後共この地域のために、ご尽力を賜ります様心よりお願い申し上げます。


平成22年9月11日

              山田哲

【転載終了】


米国は無能な日本のマスゴミを見捨てた模様!!

2010-09-13 18:12:17 | 小沢 一郎

米国は、最初からその気でいたに違いない!!
しかし、CIAの末端や、既得利権に縋り付く
国内走狗が、押っ取り刀で仕掛けた

小沢排除プロパガンダ』
それも返り討ちにあった格好だ!!


 それがことごとく見破られていたから、今、しどろもどろの狂態を呈している。勝負は、もう着いている。空疎な菅総理。内実の小沢一郎。一言で言えば、それに尽きる。

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 そう観ないのは、目が濁っているのだ。心眼が閉じているのだ。


 大体、テレビに映る両派議員の顔を見ただけでも分からなければならない。引きつっているのは、菅総理派の議員達である。ゆとりのあるのは小沢派の議員達である。それはどこから来るか? 戦略のあるなしだ。


 おそらく、選挙結果は伯仲のものになろう。しかし、実態は小沢圧勝である。完膚無き圧勝は良くない。そういう思惑が小沢陣営にあるからだ。票が全く読めないのが菅陣営。小沢陣営は相当緻密に票読みをしているものと思われる。

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 そして、微妙な調整が為されるであろう。敵に塩を送るのである。塩を送ると見せかけて、挙党一致を演出するであろう。しかし、実質は小沢陣営が、完全に権力を掌握するであろう。敵の敵は実は味方である。


《参考》あのときの民主党代表選は・・
96対94で、口先誠司が勝ったのですが・・
無効票が2票出たことは・・忘れ去られている事実です。
2日くらい前ですかね・・・。
気弱な地上げ屋は、口先誠司が新代表になることを偶然知りました。
お名前を出すと・・
差し障りがございますので・・
某幹部・・とさせて戴きます。 (笑)
そのかたに・・お尋ねしたのですね。

「民主党代表選の行方は決してるのですか?」
「ウー ン・・・。 4票差で・・口先誠司が勝つ・・・。 カンは・・、オレたちのチカラをまざまざと思い知るだろう。 ただ・・・。 寝返りそうなのが2人居るんだ・・。 その2人が寝返ったら・・同数になっちゃう。 困ったもんだ。 自民党みたいにクジで決める・・ってワケにはいかないしな。仕方無いから・・・、その危ない2人には・・・棄権させることにするよ。」
結果は、ご承知のとおりです。
驚くべき・・
票読みの正確さです。
選挙は、民主主義の原点だとお考えのこのかたは・・
そもそも、選挙が好きなんですね・・ 

 

 それ位見通せなくては、選挙には勝てない。それ位見通す者に、小手先の選挙妨害、不正選挙で対抗しても無意味である。戦いには、様々な戦い方がある。諜報戦もその一つである。当然、ゲリラ戦もある。戦いとなれば、メディア戦術も諜報戦の一つである。不正選挙もゲリラ戦の一つである。それ位、折り込みでなくては勝てない。

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 是非は別である。戦いに是も非も実はない。負けることが最大の非である。


 と言うわけで、民主党代表選は、小沢圧勝・表面僅差勝利と読む。



国務省幹部が小沢政権誕生後を見据えて小沢派の川内博史議員と普天間飛行場の移設問題等今後の日米関係に関する見通しを聴取していた様だ(@w荒

参考1

前にもクリントン国務長官が日本との同盟関係の格下げを示唆したが、要するにアメリカは小沢が勝つと思っている様で、その上で警告やら今後の方針に関する意見調査を行っている様である(@w荒

参考2
参考3

これではアメリカが小沢の代表当確を出したも同然ではないか(@w荒

折角親米派の既存マスゴミが「ご主人様!ご主人様のためにこんなに頑張ってるでげすよ!」と必死なのにそれを完全に踏み躙る(ふみにじる)遣り方は、鳥渡(ちょっと)酷いね(@wぷ

民主党代表選挙に関して日本のマスゴミとアメリカ政府とどちらが正確な情報を持っているかは自明だよな(@w荒

それは官界、経済界、政界の中枢を含め、日本社会の隅々にまで本質的情報を提供する協力者を有するアメリカ政府だ(@w荒

去年のブッシュ訪日以後、現在迄行われてきた民主党への攻撃は一部米国勢力とそれらに結びついてきた日本の親米派の一部により行われてきたが無論既存のマスゴミもそれに加担している。問題なのはこの台本が余りにも杜撰で粗雑かつ幼稚であったことである(@w荒→続きを読む【転載終了】


【転載開始】「小沢総理」後探る 米国務省、川内氏に接触

琉球新報 9月12日(日)10時15分配信

 【東京】米国務省関係者が8日、川内博史衆院議員(民主)と衆院第2議員会館で面談し、小沢一郎氏の首相就任を仮定し米軍普天間飛行場の移設問題など日 米関係の見通しについて聴取していたことが10日分かった。普天間飛行場の移設先を「グアム、テニアン」と提唱する川内議員は「沖縄等米軍基地問題議員懇 談会の議員182人の考え方については小沢さんに伝えてある」などと国務省関係者に説明。その上で米国務省関係者は最後に「お互いに協力してやっていこ う」などと答えたという。
 具体的な協力関係の在り方など面談内容について川内議員は「お互いの信頼関係もあり、詳細は答えられない」としているが、意見交換は約1時間行われたという。面談を通して川内議員は「米国も小沢氏には信頼を置いていることを感じた」と話している。【転載終了】


 戦いを仕掛けたのは、間違いなく、小沢一郎である。それは、表向きは兎も角、参議院選挙に遡る。所詮、菅政権は選挙管理内閣であった。そこ事を弁えず、頭に上って、クーデターの真似事をしでかした。


 挙げ句の果て、調子に乗って消費税アップまで明言した。論議を提唱したのではない。消費税アップまで明言したのである。菅直人はウソを云ってはいけない。


 そのために、参議院選は惨敗した。これは歴史的真実である。菅直人を担ぎ、つかの間の天下取りの気分を味わった菅直人の取り巻きは、現代の石田三成の敗北を観ることになるだろう。間違いない。それが空疎という意味である。


 未曾有の夏の終わりと時を同じく、空蝉は消える。


 

【転載開始】◎「日本一新運動」の原点―17

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              日本一新の会・代表 平野 貞夫

 民主党代表選挙も終盤戦となり、マスコミ各社からの取材も激
しくなったが、10日には読売テレビ(ウイークエンド・アップ)
のインタビュー録画、少し変わったところでは、中東のテレビ局
で、ビンラディンのインタビューで有名になったアルジャジーラ
の取材録画、11日には、テレビ東京「週刊ニュース新書」の生
放送に出演した。
 
(「小沢排除」の代表選挙に誰がした!)

 テレビ東京の「週刊ニュース新書」は、政治の深層部分の解説
で随一の田勢康弘日本経済新聞客員コラムニストの司会で約30
分、政治家・小沢一郎の世に知られていない話をすることができ
た。終わり頃に田勢氏が出したフリップに驚いたが、今回の民主
党代表選挙を「小沢イエスかノーか」と喝破したのだ。さすがに
田勢氏だと改めて脱帽である。
 今回の民主党代表選挙の本質は、民主党の「反小沢グループ」
が、小沢一郎を排除するために仕掛けたものであり、そのルーツ
は官僚・メディアを含む「旧体制維持派」なのだが、この根底に
あるものを「悩める民主党国会議員」が理解しないことに問題が
ある。
 9月12日の朝日新聞は「小沢氏や鳩山由紀夫前首相が求めた
《挙党体制》を袖にした菅首相は、代表選に勝っても《脱小沢》
の看板を下ろせない」と、正直に書いている。
 もっとも、「小沢排除」とは昨日、今日に始まったものではな
く、古くは自民党時代の守旧派がその「元祖・家元」であり、そ
れを引き継ぐ巨大メディアに特捜検察が加わり、さらには守旧派
官僚が荷担をして、現在では民主党の反小沢グループが「元祖・
家元」を継承している。
 何故に「小沢排除」が発生するのか、「悩める民主党国会議員」
諸君、とくと考えて欲しい。

(世界は日本の政治を理解できない)

 アルジャジーラテレビのインタビューはきわめて面白かった。
世界中で、いま展開されている日本の政治が理解できないとのこ
とで、わざわざ民主党代表選挙を取材に来日し、小沢氏の側近と
いわれる私に、その真実の話を聞きたいとのこと。アジア総局の
トニー・バートレイ氏からの厳しい質問を受けたが、その要点を
記しておく。

○アルジャジーラ 6月の鳩山首相から菅首相への交代は、誰が
 どんな理由で発案したのか、9月の代表選挙との関係をどう考
 えていたのか。

○平野 発案者は当時の小沢幹事長だ。鳩山首相には沖縄問題の
 失政と政治資金問題があった。小沢幹事長には自民党政権と特
 捜検察・巨大メディアの共同で虚構された「政治と金」の問題
 があった。メディアが操作し、それに籠絡された世論は厳しく、
 参議院選挙での勝利が不安となった。二人が辞め、菅副総理を
 代表・首相として挙党体制をつくれば参議院選挙に勝てる。そ
 して9月の代表選挙は菅氏を再選し、政権は安定すると小沢氏
 は考えていた。

○アル 小沢氏のアイデアで菅氏が代表・首相となったのに、代
 表選挙には小沢氏が立候補し選挙となった。菅代表・首相に何
 か問題があったのか。

○平野 小沢氏は6月に挙党体制で菅政権ができると思っていた。
 ところが、突然菅氏が「小沢は自分のためにも、党のためにも
 日本のためにも静かにしていろ」と暴言を発したが、この背景
 には反小沢グループの「小沢排除」を条件に「菅支持」という
 要求があった。従って、菅内閣は「小沢排除」を基軸に政権を
 スタートしたが、国会の会期末はことごとく先例を排除して、
 長年に渡って培ってきた議会制民主政治を崩壊させる暴挙を行
 った。また、参議院選挙が始まる頃には、政権交代を成功させ
 たマニフェストの基本を否定する言動をくり返した。その象徴
 が消費税増税であり、自民党案である十%増税を参考にして、
 2~3年後にも実施するなどと公言したが、激しい批判に晒さ
 れ引っ込めた。その他にも、とても議会民主政治とは思えない
 言動をくり返し、選挙の結果は歴史的惨敗を喫することとなる。
 さらにここでも、選挙の「結果責任」を放棄し、執行部は「居
 座り・居直り」を決めこんだのである。

○アル それでは、参議院選挙後に、菅首相に何か問題があった
 のか。

○平野 8月になって、国民の生活に犠牲を伴う円高や株安とい
 う経済危機が起きるが、菅内閣は何ら適正な対策を実行できな
 い。菅首相は、個人として思想も見識もない政治家であること
 を露呈し、もっぱら「小沢氏排除」の主役である官邸の番頭役
 に任せるという「裸の王様」に成り下がったのである。番頭役
 は、自民党元幹事長で、官房長官の経験を持つ野中広務氏に相
 談していることを、私は直接野中氏から聞いた。それと8月後
 半には何度も米国大使と密談を行っているとのこと。官邸が政
 権交代の大義を放棄し、逆コースを歩いている。

○アル 小沢氏と菅氏の主張の対立点は何か。

○平野 菅首相は政策もその手法も自民党政治とほとんど変わら
 ない。その典型例が予算の「一律10%カット」であり、官僚の
 手のひらで泳がされていると言っても過言ではない。さらに、
 米国とは沖縄問題に象徴される追随関係の継続がある。小沢氏
 は自民党官僚支配からの解放をとなえ、米国とは対等で真の友
 好関係を確立すると訴えている。

○アル とても同じ政党の代表選挙とは思えない。?????。
 
 などなどの話をした。
 中東の政治もなかなか不可思議ではあるが、そこから派遣され
た報道にも、民主党の不可思議さは理解できなかったように思う。
よりも、敢えてこの時期にアルジャジーラの取材班が、わざわざ
日本まで出向いてきて、政権与党の要人でもない私の発言を求め
てくるのは何故か、それを推理することは、政権与党を担う国会
議員にとって国際問題を読み解くに枢要な課題ではないだろうか。
 アルジャジーラには話をしなかったが、官邸が野中氏に相談し
ているのは政権運営のノウハウだけでなく、「小沢排除」も相談
事項に入っていることは文芸春秋十月号の野中氏の記述(小沢一
郎「悪魔」が来たりてホラを吹く)を読めば歴然ではないか。眼
を覚ませ、「悩める民主党国会議員」諸君、君たちは選良である
ことを自覚して欲しい。
 日本一新の会事務局によると、「メルマガ・日本一新」読者の
2~3割が海外在住の日本人であるという。仕事で海外勤務の人、
また、まったく私的に海外で住み暮らすことになった人、この方
々からは、海外から見た日本の政治に、大きな危機感を持ってい
るという意見が多数寄せられているという。そして、その意見の
全てが「この難局を切り抜けるのは、小沢氏しかいない」と伝え
ているそうだ。
 また、メルマガ・日本一新は、国内のブログに転載されるのみ
ならず、海外発の日本語ブログに多数転載されるのは、アルジャ
ジーラの日本の政治に対する興味関心と無縁ではない、と私は確
信している。
 民主党の「悩める民主党国会議員」諸君、巨大メディアが吹聴
する「コップのなかの争い」などという、矮小化された戯言に惑
わされるのではなく、昨年の夏にみんなで掲げた「国民の生活が
第一。」を見失うことなく、何れがわが国の経済再建に、そして
国民大衆の安寧につながるのか、もう一度自分の眼で、耳で確か
め、政権交代の大義を全うする道を共に歩こうではないか。
 まだ時はある。投票するまでとっくと考えて欲しい。【転載終了】