うちにこれと同じ版画がある
こういうのを作るのが好きな人がいて
貰ったといってた
今日浮世絵を一杯見て
しみじみこれって印刷文化だなあ
と思い
すごい技術だ
こういう彫り師と刷り師もすごい
これを 庶民の手の届く値段で買えるというのもすごい
いわばファッション雑誌みたいなものだっていうのだが
おっしゃれ~~!!
ウフンすってき~~!!
なんていう乗りで
人々の間に伝搬していったという江戸時代
って
すごいねえ
リサイクルもすごかったというし
社会のありよう
その中にはこういう風に文化が多くの人に享受されて行ったというのが
いいなあと思った
見ていると隣のオッチャンが連れの人に行っていた
浮世絵はね 一ミリの中に何本髪の毛を描いているか見るんだよって
そうみると
ホント 脱帽
ところで雨の音がすごいな
///
武蔵が帰ってきたので この図柄の版画がわがやにあるいきさつをきいた
我々は文京区で働いて住んでいたのだけれど
かいわいに
浮世絵好きが居たり(コレクションがあってギャラリーがあったり)
美術の専門教育を受けた人も結構いて
趣味でこういう浮世絵を模刻(版画も模刻っていうのか?)したりする人もいたって
うちにあるのを作った人はおばあちゃんだと言ってた
それで もらったそうだ
コメントにある
花てぼさん紹介のデービッド・ブルさんはイギリス生まれのカナダ人
浮世絵に魅せられて 版画家になった方のようだ。
わが家の版画 壁から降ろして傍で見て
なるほど なかなか 髪の毛ってたいへんなものだ
あと 眼差しがかなり違う
でも 衣装や姿など よくとらえてある(色はわが家の方がかなり鮮やかだ)
コピーを写したとしてもよ
それを彫り 刷るまでの行程 これが大変だな
そうだ! 髪の毛ってさ
そこの版木につげの木を差し込むんだって聞いたこともある
そういう版木の象嵌をする技術者は
版木師というのだが今はもういないそうだ