遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

 鈴木春信

2014-01-08 22:20:18 | 日本美術

Img851

うちにこれと同じ版画がある

こういうのを作るのが好きな人がいて

貰ったといってた

今日浮世絵を一杯見て

しみじみこれって印刷文化だなあ

と思い

すごい技術だ

こういう彫り師と刷り師もすごい

これを 庶民の手の届く値段で買えるというのもすごい

いわばファッション雑誌みたいなものだっていうのだが

おっしゃれ~~!!

ウフンすってき~~!!

なんていう乗りで

人々の間に伝搬していったという江戸時代

って

すごいねえ

リサイクルもすごかったというし

社会のありよう

その中にはこういう風に文化が多くの人に享受されて行ったというのが

いいなあと思った

見ていると隣のオッチャンが連れの人に行っていた

浮世絵はね 一ミリの中に何本髪の毛を描いているか見るんだよって

そうみると

ホント 脱帽

ところで雨の音がすごいな

///

武蔵が帰ってきたので この図柄の版画がわがやにあるいきさつをきいた

我々は文京区で働いて住んでいたのだけれど

かいわいに

浮世絵好きが居たり(コレクションがあってギャラリーがあったり)

美術の専門教育を受けた人も結構いて

趣味でこういう浮世絵を模刻(版画も模刻っていうのか?)したりする人もいたって

うちにあるのを作った人はおばあちゃんだと言ってた

それで もらったそうだ

コメントにある

花てぼさん紹介のデービッド・ブルさんはイギリス生まれのカナダ人

浮世絵に魅せられて 版画家になった方のようだ。

わが家の版画 壁から降ろして傍で見て

なるほど なかなか 髪の毛ってたいへんなものだ

あと 眼差しがかなり違う

でも 衣装や姿など よくとらえてある(色はわが家の方がかなり鮮やかだ)

コピーを写したとしてもよ

それを彫り 刷るまでの行程 これが大変だな

そうだ! 髪の毛ってさ

そこの版木につげの木を差し込むんだって聞いたこともある

そういう版木の象嵌をする技術者は

版木師というのだが今はもういないそうだ

コメント (2)
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本やの話

2014-01-08 20:31:34 | ただの記事

今日買いたかったものは

・おばさんの水泳帽

ゆるゆる皺皺の帽子が好きで

私のを二個略奪したのに

この間 忘れ物してしまったら

自分のもう一枚を使わず(たぶんしまい忘れ)

私のきつい水泳用の帽子を持って行って

文句を言うから

今度東京に行ったら買ってきてあげます!と言ってあったのだ。

これがいいとなると 年よりは我慢が利かない

この辺では売ってないのだ

・伊勢音の大分産乾燥シイタケ

・私のパズル本

ところが 本当に本屋無くなった

御徒町の交差点の角の本屋が見つけられなくて

水泳帽買に松坂屋に行って案内人に本売り場は?と聞いたら

松坂屋

本売ってないんだって!

アメ横の中の本屋は無くなっちゃったし!

もう神保町まで行く元気ないし

と思ったら

御徒町角の本屋はあるというのだ

春日通り側が本屋には見えないようになってるなもの!

しかもパズル ひとりにしてくれ  は ないし

ハハハ

気がついた

ダウンロードしてやりゃいいんだ

いいや もうパズル本買いたいと思わないことにする

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タイガーバーム塗りまくってスース―

2014-01-08 19:46:54 | 展覧会情報

さて 今日行ったところは父母の育ったすぐ近く

戦死した父はたぶんそこ生まれ

母が 芥川龍之介はご近所さんで

高田馬場の先生(昔は領国にいた)のまわりに

集まった若者たちの仲間だった

とよく言うが

戦死した父はそういう若者集団でバンドを組んで

マンドリンを弾いてたんだが

芥川龍之介は年が違うだろと思ってきたが

高田馬場の先生は芥川龍之介ぐらいだわ

今日地図を見たら

芥川龍之介生育の地ってのが載っていて

確かにご近所さんだ

怪しい話だと思ってたが

時代をさかのぼれば本当の話だったかもしれない

この近くに昔の陸軍被服廠跡地があって

関東大震災 繊細の犠牲者の慰霊堂がある

母は 震災に会ったのはもう少し南の方だと思う

赤ちゃんの時関東大震災に遭っている

ここら辺は

二つの災害では 火の海になったのだよ

私のおばさん(母の妹)は他所に養女に行っていて

生家とは交流なく一人っ子として育ったけれど

戦災の時おばあちゃんが

一人っ子ではないきょうだいがある

いざというときは頼りなさいと教えたのだそうだ

実際に 会えたのは

私が小学校4年生の時だった

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プチ家出

2014-01-08 18:48:55 | 展覧会情報

昨日は 実は もうこの田舎 オン出てやる!

と思ったが

ま 止めて 今日はプチ家出

大浮世絵展見てきた

いろいろあるんだが

Img850

クリックして見てね

天保の改革って

表現の自由を奪って

役者絵を禁じたそうだ

国芳は禁じられようがなんのその

↑の絵は 亀喜妙々  亀の顔が 役者に似せてあるんだってさ

紋やら何やらで 判じ物にして遊ぶという趣向

お上の禁制なんてなんのその

下々は したたかだ

嬉しいな

特別秘密法 なんのその

江戸由来の手管で行こう!

内心にんまりだった

今猛烈に足の付け根のちょうつがいが痛いので

また今度続きを描く

今日は13000歩歩いた

タイガーバーム効果だ

でも痛い

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自分で接続できた

2014-01-08 05:43:53 | ただの記事

目が覚めたらPCは再起動になっていて

やはり暗号キーを入れるのだった

自分でやれた

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今日Yアトリエは欠席します

2014-01-08 05:30:56 | 業務連絡

雑踏に会いに行く

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筑波の石の話

2014-01-08 05:23:40 | ただの記事

昨日温泉でトライアスロン選手と少し喋った

(男嫌いの私にしては珍しい )

初詣に行った三所神社(さんじょじんじゃと読むそうだ)のそばに

同じ苗字のおうちがあったので

そこらの方かと聞いたのだ。

その姓の多い集落のことなど教えてくださったが

よそ者なので土地勘がなく

ちんぷんかんぷん。

しかし

筑波の石について面白い話を聞いた

筑波山は

モリモリモリと岩が盛り上がってできた山で

その石をつくば石というそうだが

噴火したわけではないのだそうだ。

そうやっていろいろ石が出来たが

筑波山そっくりの形の石もある

そういう地球の運動でいろいろな(形だけではなく材質や重さなど)石が

出来たんだって。

これはわびさびの世界なんだよ とおっしゃる。

石につく苔の話にもなって

苔!侮るべからずだねえ。

興味の沸く講義でした。

コメント (4)
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