遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

みんな具合が悪い私が一番元気

2014-02-03 21:01:19 | ただの記事

今日は温泉に久しぶり(5日ぶり?)に行った

武蔵は熱っぽい そばよるなとソファを占領

横になったまま動かないのでおばさんと二人。

おばさんは今日はいつもの半分だけ歩く

という

よく聞いたら 夕べ歯が痛くて眠れなかったんだって

歯医者に行かないと

というと行きたくないという

ともかくそんななのに

約束の三時になって外に出たら

ぽつねんと

おばさんは 縁側に座って待っていた。

実は おばさんのところには

頭の病気の人と心の病気の人が

毎日お茶飲みに来る

温泉に行くからと帰ってもらったのだそうだ

おばさんしか話し相手になってくれる人がいない人たちなのだ

然し聞いてみると エライ妄想に取りつかれている人もいて

その話はしたくないと断るんだが・・・なんせ

相手が病人なので困っちゃうわけだ

おばさんにしてみれば

温泉の時間です というのが 格好の追い出し口実なわけで

でも今日は もうヘロヘロで 手をつないで支えてないと

歩けない感じ

プールでいつもの半分歩いたら

則子さん泳げ 待っててやる

というので ジャグジーに連れて行って座らせ

私はまた泳いだ

お風呂では 湯船からちっとも立ち上がらない

お湯がぬるいというのだ

温まれないというが 顔は赤い

おでこを触ったが熱がある風でもないので

おばさんぬるいお風呂も長く入れば温まるよ

顔はもう赤いよ

ぬるいお風呂じゃ温まれないというのは迷信だからね

うっかり長湯しすぎると うだっちゃうと大変よ

と立ち上がらせるがよろよろ

上がり湯もいつもは立ったまま使い体もふけるが

今日は椅子にへたり込んだ

上がり湯を使う間いつもは私は湯船に腰かけて待っているが

今日はお傍にはべった

出口まで歩くの大変なら車いす借りられるよ

というが いらない という 見栄っ張りで生意気な性質なのだが

ともかく杖にも私にもすがらないと歩けない

具合の悪い時は 鍵かけて 寝ちゃえば?というが

ま 言うことは聞かない

私なんか前に 鍵かけちゃったら

ガンガンドアを揺さぶられて ドアを外そうとされて

仰天したことがある

田舎は

絶対訪問客は断らず 家に上げて お茶出し

お茶菓子出しする風なのだよね

うちは 誰も来ない もうそういう風に なった

来たって お外のパラソルの下に客は座る

もうそういう風に客を躾けた

足の踏み場がないからね うち

(おばさんは 入ってくるよ 潔癖症だけど

自分ちがきれいならいいの

うちが散らかっているのは平気なのだ

ま じゃなきゃ 私と家族になれないわさ)

さて

私の手はボロボロ皮がむけはじめた

温泉に温まると 皺皺にふやけて 

かじって剥いた

武蔵はそれでも道場に出かけ

割と早く帰って来た

指導者の人員が確保できたのだろう

私は風邪を引くわけにいかないから

強力殺菌空気清浄化スプレーを シュッッシュ

武蔵には近寄らん

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もう疲れた

2014-02-03 13:56:09 | ただの記事

準備したり片づけたりしながら

実は 探し物をしている

が 出てこない

それが何かは     教えない

さっきは武蔵が 財布がない!と青くなってた

よく聞くと 剣道場にお金を払いに行って

家に帰ってきて出かけようと思ったら財布がないというのだ

剣道場から家までの道 よく探した?

と聞くと移動は軽トラだったって

この木の向こうに見える木造の建物が道場

この絵はたぶんうちの東の畑から描いた

畑は うちと道場の中間くらいの位置

つまり 超近い

じゃあ無くならない大丈夫出てくるよ

という間に テーブルの上に財布はあった

これは 我が家の日常。

私が探し物をしているのは 口に出さない

そして ある解決法をとった

それがどういう方法かは 一人の人以外は 秘密だ

武蔵はもちろん知らない

知らぬが仏

私って 口が堅い 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お父さんがかわいそうで

2014-02-03 06:46:27 | ただの記事

目が覚めたら

お父さんがかわいそうでかわいそうで

ベショベショ泣いていました

↓こっちのお父さんです

きのう Nさんと話していて 沈む船から逃れて生き延びられるように

水泳の手ほどきをうけた

と言ったら

お父さんスパルタだねえと言われたので

思い出したのだ

わが父は 戦争であったことをいろいろ話した

本当にひどい目に遭ってきたが

戦地に行った人は多くを語らないというから

語らなかったこともいっぱいあっただろうが。

船が沈んでいく時 そこには人を引き込む渦が出来るから

船から海に飛び込んで一目散に船から遠ざかれるものだけが生き延びられた

という話をして

江ノ島に海水浴に連れて行っては泳ぎを教えたくれたので

それは

私には楽しい思い出なのだ。

思い返すと飲んだくれの父は

すごく悲観的で 人生で最悪の状態を考えて

それに備えなければいけないという

それで

最悪の事態を妄想しては 酒におぼれ飲んだくれて

暴れまわって

実に迷惑だった。

幼くして両親を亡くして 驚天動地

貧しい境遇に堕ち

納得いかない悔しい思いの中育つうち

関東大震災だの戦争だの 命の瀬戸際みたいなことに一杯であって

学歴もなく後ろ盾もなく 悔しい思いもいっぱいして

あんなおやじになっちゃって

かわいそうに・・

そう思って眠りながら かわいそうなお父さん

と思って 泣いていたのだ

私が反抗して 親父を振り捨てて親離れをしたことは

カワイそうだとは思わない

そんなの 親の宿命だ

子どもが親離れをするのは 親は喜ぶべきで

喜べなくてぐちゃぐちゃになったのは

お父さんが幼稚だったからだと思っているけれど

幼稚なお父さんになったいきさつを思うと

かわいそうで悲しい。

それでも

親の幸せは 子供の幸せだからいいんだ 

私がよきゃ 親だっていいと思え!と思っている

私は 生みの親でもないのに育ててくれた恩なんか

感じないのよね。

全然儒教的ではない。

縁があって親になったら 血縁なんか

関係ない 親が子供を育てるのは当たり前だと思っているのだ

戦争中死と隣り合わせで生き延びてきた話

敵前を泳いで忍び寄るとき機銃掃射をうけ 

周りでバタバタ撃たれて死んでしまったり

トラックで移動中 前の車が止まってしまって 見に行ったら

前の運転手は腹に銃撃を受けて死んでたとか

飢える戦場で好き嫌いのある父は蛙が食べられなかったとか

食べることに執着がない方だったので飢えには強かったが

お百姓さん出の人は 米の飯をたくさん食わないと つらい

という風だから

飢える状況下では一層大変だったとか

そういう話をするときは

自分の苦労をわかってくれというのと

いざというとき

おまえは生き延びられる人間に成れというのと

両方あった

震災に遭っているものだから

家 と言えば 井戸というのも

実際自分が震災に遭って あの井戸が絶対必要と言ってた父の思いがよくわかる

同じように

早くに親を亡くし

苦労して戦火にも合い

新婚の夫は戦争で殺されと

苦労したのに 母は 楽観的な人だったがなあ

ま このかわいそうなおやじさんの面倒を見るには

自分のぐちゃぐちゃの辛さなんか構っちゃおれなかったのだろう

安倍だの田母神だの石破だの舛添だの

戦争したいような奴らは

自分は安全なところにいて

戦争を推進し 原発収束作業なんかに参加もせず

視察に行くときは人一倍の防護服に身を包んでいってね

そうやって 原発も推進するんだよ

戦争でひどい目に遭った人々に

原発事故で被害を受けた人々に

命を削って収束作業にあたっている人々に

報いもせず 償いもせず

ふんぞり返っている奴らに

勝手なことさせるわけにいかん

勝手なことをさせるわけにはいかん!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする