日動美術館のこれを講座のあと見てきた
世界の とはいえ 各国1点だから
それでその国の子供の絵がどうかなんて
わからない
これはスロバキアの7歳の子の絵
日本の子のは
↓のがあった 14歳
韓国の子のもあったが写真はないが
私のイメージとは違って 自由奔放な絵だった
ある社会にいると 人間は洗脳されるものだなあと
強く感じた
わたしは韓国から転校してきた子は一人しか知らない
かなりエリート意識が強い子だったので
てっきり韓国の教育って競争主義なのかしら?と思い込んでしまった
在日朝鮮人学校の子供の作品を見て
そののびのびさにびっくりだったものなあ
在日の子はたくさん知っているが
日本の公立の学校に来ている子たちで
朝鮮人学校に行っている子は知らない
こういうことを思いめぐらせて
自分も立場が変わるととらえ方が変わる
誰でも脳みそは洗脳されやすいものだと
びっくりだ
かつて現役の美術教師だったときは
世界の子供の絵画展を見たときは
日本の美術教育って 水準が高いよ
って思ったのよ
何!?この私の当時の目線
価値観が日々の仕事に縛られていた!!!
人間ってそういうふうにできているのだ
エジプトの美術を思うと
エジプト美術を読み解くには図像の意味するところがキーだし
制作者は その約束事の中で仕事をしている
それだって
そのお国の図像学に洗脳されていることでもあるわけだものね
今回子供の絵を見ていたら
背後にある国とかそこの教師の目線を強く感じた
教師というのは 子供を洗脳するやつなのよね
それは避けられない
でも それが子供の成長のためなのか
国家の僕にするためなのか
そこんところ ちゃんと子供を主人公にする意思を強く持ってないと
誰かさんのための人材育成マシンに成り下がってしまうよな
そういうシステムは相当強力になっているかもしれない