またまた面白いことを見つけちゃった
国宝展では 奈良博の地獄草子が面白くてたまらなかったが
地獄のことなんかよく知らないけれど
糞尿地獄 ここ 私行きそう
ほら 糞尿まみれの池で溺れてる
ここに鉄虫っていう虫が 噛みついて食い殺すんだって
見えるかなあ
大きな蛆虫みたいなの
それでね 鶏地獄の鶏 その怒り顔がすごいのだ
画像小さいねえ
よくもこんな絵を描けたなあ
この絵巻も成立に後白河院が関係しているのよ
その他 炎立つ のドラマの中では
後三年合戦絵巻が 後白河院の元で作られ
その模写が奥州藤原氏の元に届く話が出てくる
またまた 後白河院 だよ・・
炎立つでは 中尊寺 毛越寺
(手が滑った 毛越寺です あそこ大伽藍があったそうだ)
の本尊を作るのに
制作を運慶に依頼し 京都にせっせと宝物を送り届けた
という話が出てくる
基衡の時
何じゃこれ!!間違っている
だいたい1151年生まれという運慶に
1156年?とかそこらで毛越寺再建した時に
運慶に頼むわけない
第一 運慶奈良仏師で 京都仏師に仕事をさらわれて
不遇だったのに 金銀財宝アザラシの毛皮 馬
仕事の謝礼にゲットしたわけがない
どこからそんな
私にもわかるデマをドラマに書いた?
と調べたら
嘘の大元が 吾妻鏡だと判明
うへえ!
それなのにその資料に基づく話が もう独り歩きしているのだ
業界で 問題にならなかったのか
またまた調べたら
問題になってたわ!
炎立つは海音寺潮五郎原作だけれど
海音寺氏の筆が遅く また間違えた 高橋克彦氏でした ペコン
ドラマは後半 スタッフが先行して作って
話がだめだ と NHKと海音寺氏とはトラブッタらしい
この運慶話 多分スタッフは 吾妻鏡由来だから
正しいと思って
こんなうそ 取りいれちゃったのだ
ほらね 面白いことがどんどん見つかる
六道輪廻 繰り返し生き直せるならさ
もっと若くなって
もうちょっと頭もよくなれば
もっと面白く探検できそうじゃないね
糞尿地獄に落ちてもいいわ