今日構想画?構想画は3月とある
ま どうでもいいや
そうだ 平安時代に気が向いているのだ
そこにテーマ見つけるのはいい考えだと思ったが
高畑勲も平安時代のあの物語を現代にあのような表現で
何を言いたかったのだろう?
怪獣1は歌を歌ったりするので
日本の旋律って 独特よねえと言う話になった
演歌とか民謡とかわたしは60年代のフォークソングにも
日本特異の節回しがあるように思うのだ
そういうのは 怪獣みたいに婆ちゃんに分らないような歌を歌っている子たちも
日本の節回しのことを話題にするらしい
それってさあ今様なんかに遡るとわたしは思うのだ
今様を集め絵巻物を描かせと言う時代
何なんだ?平安時代?
と言うのが私の関心事
あの中学校の歴史の授業の刷り込みがいけないのよ
中世は文化の暗黒時代って習わなかったか?
それと関連して
私には 天平文化と鎌倉文化(って私の頭には彫刻しかないけれど)
の間に挟まれた平安時代が文化の暗黒時代に思えてた
だって 様式美ジャン!と言う固定的な見方があったのだが
平安時代は面白い
竹取物語について怪獣たちと話してたら
武蔵が竹取物語って時代背景はどうなってるの?
と言うのだ!
そんなこと いままで思ったこともなかった
平仮名で書かれた最初の物語って言葉上の知識があるだけ
あああ
そう考えるときりもなく あれこれ考える
だいたい あんなに露骨に 月からのお迎えを
阿弥陀来迎図に描くんだもの
怪獣は
阿弥陀信仰が広まっていく時期と言う背景かもねというのだ
しかしな
やはり 伴大納言絵巻のことを思い出してしまう
それに描かれた応天門の変は
藤原氏が次々と藤原氏以外の豪族を追いやっていった
まず第一歩の事件
これで伴氏と紀氏は政界から姿を消す
かぐや姫の求婚者の中に大伴の大納言ってのがいるのだ
(伴になったのは大伴から大を取られた事件もあったのだ)
!???
と思ったらこの5人の求婚者には4人まで実在の人物(奈良時代の)
それで車持皇子はモデルが不比等だという説があるのだそうだ
そういう物語を作るって 相当アンチな人だよなあと思う
あれこれ考えると竹取物語の時代背景って
まあ 思いつきで武蔵が投げた言葉だが
これは 相当面白い
これらの時代は皆清和天皇の時代ね 貞観期あたりね
お参りしてきた
梶内観音の成立期よ
フム ここらの時代が私を呼んでいるのかもしれない