Felicia :Argentine Tango / フェリシア
私の青春は タンゴとともにあったのヨン
ここ知ってるんじゃなかったっけ？
久子さんのこの記事をぜひ読んでください
私は終戦時２歳だったので
殆ど記憶がありません
赤ちゃんだった私は
空襲という言葉と
井戸の口にかぶせてある布の
鉄分の色を結び付けて覚えてしまった記憶があり
だから空襲だあ！
という声は聴いていたのですが・・
戦争から生きて帰ってきたほうの父と私は
ま 強烈な関係の父娘でしたが
７０年生きてきて まったく あんなひどい酒乱にはあったことがありません
その父がそんな風にぶっ壊れていたのを
お父さんのせいにだけ考えてはいけないのだよ
戦争がそういうお父さんの荒れた心を作ったのだ
と教えてくれたのは
武蔵でした
戦場で人を殺した記憶にたどり着くと
狂人のようになってしまう父を思い出すと
本当に戦争には
恨み骨髄
もう一人の父は殺されちゃったし
しかし
今ニュースを見ると
信じられないような為政者の信じられないような言動
私は
もう日本はおしまいだ
という気になっているけれど
人々はそうは思ってないから
あのような為政者を抱いているわけよね
今日はラジオはカントの話をしていて
自然はそれぞれ自分勝手に存在していると
ま
そんな話をしていた
人間という種は 結局 滅びるようにできているのかもしれないと思った
正義というものもないし
思想というのも 人間という動物が 自分勝手に妄想しているだけだものな
こんなに差別が好きで 戦争が好きで そういう種は
やがて 自滅するんだろうよ
私も人間だから 自分の種の運命に巻き込まれてしょうがない
でも 好き勝手なことは言いたいのだからそれもしょうがない
糞＝＝＝ うんち！
あああ
８０号 額を外したり 額装したりする職人仕事をやった
今日はすごい風
８０号のパネルをロフトから降ろすのは できたが
倉庫まで運ぶのが風にあおられそうで
自信がないので
それは武蔵を使役した
さて
倉庫の中は重くてでかい絵があるのでそこから額装してある去年の絵を
引っ張り出し
か弱い私はひっくり返ったりしながら えっちらおっちら
額を外したが
一枚は安い額なので ねじで 直に絵に留めてある
そのねじ山が壊れちゃっているのがあって そういうねじをねじ抜くペンチ
この間武蔵に貸したがどこにやったのか見つからなくて
往生した
（武蔵は叔母さんを病院に連れて行き いない）
さて？どうする？
プライヤーで やってみた
額は傷だらけになったが ねじ抜けたわ
何とかこなしたけれど 手首は結構ひねることも多く
大変だった
もうこういう作業が苦痛で 水彩連盟展 出せなくなるかもなあ
一個安くないほうの（ったて安いのよ 仮縁だから）買うかな？
額と言えば３０号の額が二ついるのだが
二つ持っているはずが どうしても一つしか見つからなくて
先日買いに行った
そしたらさ 今日 倉庫にあるのみつけた
この間探したのだけれどなあ
ここ田舎は 画材屋が遠いので 買うのが大変なのだ
それで Yさんは パネルを自作することにしたそうだ
私はのこぎりで木を切るにはちょっと手が利かないからダメだ
私やYさんよりお嬢様の人は
額装は業者に頼む人もいる
経費が掛かるので 同じ大きさの絵を描くことにして
額やマットは使いまわしという人もいる
展覧会まで
私の職人仕事
マット切りが まだまだ 何枚かあるのだ
以上の話 絵を描かない人にはわからないかもしれない
すんません
今日は 武蔵がおばさんを病院に連れて行った
しかし 主治医が今日は休診だった！
女先生がいらしたそうだがすごい混雑で待ちくたびれて帰ってきちゃった
その女先生 武蔵の同級生で
会うのも面倒臭い と
（ま 積もる話もありすぎるのだろう 混んでるのに話し込むことになるのもまずいし
主治医はいないし
明後日 改めていくことにした）
ともかくおばさんの毎日の薬も切れちゃう！と大騒動だったのだが
！！！！
おばさんときたら 飲み忘れた薬を隠し持ってた！
だから薬は間に合うので 帰ってきた
頭は怪我してるしリハビリは休んだほうがいいよ
と
それは納得
お姫様がしょんぼりとは こういう意味↓
私はお稲荷さんを１０個作った
５個おばさんにあげて
我が家では私が二個食べ 武蔵が一個食べ残り二個を
お昼に武蔵が食べてた
おばさんは３個食べ
二個残ってたので
夕飯の時温めてあげるからそれ食べよう と言った
（お釜は空っぽ）
新しいご飯は明日の朝たいてあげるからね
と 言ってたのだが
もう泣きそうな顔で
則子さん お稲荷さんが２個しかないの
と繰り返し嘆く
大丈夫 今日のおつゆはね おうどんだからね
（ベッドで食事だったので まだ 例の天ぷら食べてないので
天ぷらうどんにして柔らかくすれば食べてもらえると思っているのだ）
両方で おなかは足りるでしょう？おうどんたくさん持って来てあげるからね
と言ったら納得したが
またキッとくよくよ
お稲荷さんが二個しかない と嘆いているかもしれない
元気な証拠
すごい食欲なのだ
武蔵がしょっちゅう呼び出しを食ってる 年老いた王子様は
これまたすごくて
ステーキ３００グラムペロリ
デザートにパフェなんか食べるのだ
これまた 言ったそばから 忘れるって
そういえば 今朝は
いつ私の手術だ いつ私は入院（ショートステイを入院という）するのだ
というのを何回答えたかわからん
武蔵は 言ったッテ忘れる でっかく書いて貼っておけ！
といわれ それもそうだ
と そうした
武蔵もそう
私が頼んだことを忘れる
それで 私はむくれて もういいよ 頼まない！
とすねるのだが
すねるわけにはいかん用事が山積み
そうか 武蔵も言ったッテ覚えていられない 王子になってきているのだ
