ルソーについては
おおよそ知っている話が多かったが
私の選んだ絵が
初期のもの初めてアンデパンダン展に出した絵だとは知らなかった
繰り返し犯罪に関わってしまったことは知っていたがどこか欠落した人だったかもしれない
が
何の因果か 笠間行の電車に乗ろうと思ったら
何か似たような人に 話しかけられた
お姉ちゃん 若く見えるね とニコニコ
女好きの爺さんという感じ
でも私は女好きのやつに話しかけられようなタイプじゃない
美人じゃないし色気もないし
後から思うに
ルソーが呼んだ という気がした
若かないよ 婆さんだよから始まって隣の駅まで
やたら話しかける
いつぞやは 若い者１０人ぐらいにぼこぼこにされたというから
不良に絡まれたの？と聞くと
その一団の女の子にちょっかい出して怒らせたんだって
だから
やたら 女の子にちょっかい出すんじゃないよ
私だって 一発でやっつけられる剣士付だよと言った
そういうと悪自慢を言いだし刑務所に入ってたので去年
クラス会の旅行に行かれなくて
今年は行かれた
などと
刑務所に５回も入っただの入れ墨があるだの言う
そういうのが自慢になると思っている幼稚な爺さんで
その間の話で 私の三歳年下だというのがわかってたので
降りくとき おとなしくこれからは刑務所はいらないように
同窓会がせっかく仲良しなのだから
毎年皆に会えないといけないよ
ねえちゃんのいうことは聞きな！と言って頭撫でてやったらにこにこして
そだな 姉ちゃんのいうことは聞かないとな と降りて行った
それで
素朴派 だの 何回も有罪判決を受けたルソーの話聞いて
で ルソーもさ
そういうキャラづくりしてた節もあるなんて聞いて
何か似たのに縁がある気がした
さて 模写は ３時間かそこらで描けるわけないから
昼休みは取らず 食事にはいかず
（友達以内予定だったし）パンをかじって済ませ
下地は少し作っていったが
勿論描きあがるわけもない
後で仕上げる
さて模写して まあ仰天よ 素朴派というのは 名前間違いです
模写してみて呆れるほど
緻密です
アカデミックな訓練を受けてない
というけれど
たとえば遠近感とか
奥行とか
ルネサンス以降の常識的な遠近法とは縁はなく
それは知らない
という評がよくあるけれどそんなの糞くらえです
遠近感の表現と奥行きの表現とか
私はこれでうんと勉強になりました
明日 KINU洋画会で
雑木林を描く
ここで学んだことはパクりまくります
さて家にかえっておばさんの夕食を配達して美術館に行ったら
昨日おいてきた４点の作品みな展示してありました
（あまりの絵を持ち帰らないと・・・
と 駆け付けたのだ
お近くの方 見に来て下さい
美術館 アルテリオ１F カフェコーナーです
会期は二週間
そうそう↑の 変なオッチャン
笠間に何しに行くの？というので絵の勉強
今日はこれ 模写って 真似して描いてみてどういう風に描いてあるのか研究するのよ
とプリントを見せて
どうだ いい絵だろう！というと
すごくうれしそうに 気に入ったようだった
女たらしのようだから たぶらかす手口かもしれないが
ホント嬉しそうに
いいなこの絵！と盛んに眺めていたよ
