私は結局 絵を楽しんで一生を終えるだろうと思う
なんで 才能もなく素質も弱くて適性に欠ける
美術分野を歩いてきたか
やっとわかった
一番好きなのは
今まで知らなかったことを知ったり感じたりするのが好きなのだ
この間 ラジオで スポーツ選手が俳優になったわけを語っていて
ああ この人は 私とずいぶん違う考え方をする人だなあ
と思った
スポーツ選手は 勝負の世界で 一位にならなきゃ意味がない
市民ランナーが何で走れるのか 何に意義を感じているのか
わからなかった
というのだ
そして俳優の世界でも 自分はものになる という
漠然と思っちゃったんです
というのだ
偉くなりたかったり業績を上げたいとかいう人は
競争社会で 強者で生きてきた人がそう思うのかしら?
と
自分は 弱者で 下層階級で 敗北者だから
自分がものになるとは 全然思えないものなあ
この間 県展にYさんが入選して ね?今度出さない?
と誘われたが
やだよ~~ 落ちるもん
と言った
一回落ちてるので もういやだよ!
落ちたのこの絵↑
ちぇ! と思って もういじけたもんね
拒絶されたらもう いや!といういじけむし
水彩連盟展は 出したら受かったので 出しているけれど
そんなのたまたまだもんね
牛久ビエンナーレは 全然入れないけれど
あれは 公開審査が面白いから
落ちるに決まっているけれど 次回も出す
ともかく絵を描くのは 切りがなく新しいことに出会えるので
本当に面白い
美術鑑賞もそうなのだ
フム 面白がる才能には恵まれたな 私
だから才能や素質が無くても
自分がこの方面が好きで向いていたわけがやっと納得できた
もうじき死ぬんだろうけれど
いい趣味に出会えて 楽しい人生でした って言えるのがわかって
余は満足じゃ
あのね
絵で 世の中を通っていくには自分の画風を作らないといけない
と
助言された という人がいた
なに!?それ?
と私は思うよ
画風なんか糞くらえよ
今までと違うように見たい
違う表現を試してみたい
と思うもん
同じような絵ばかり描いてたって
つまらないよ 奥を極めるより
浮気が好きなのだ 私の場合