仮説ではあるけれど説得力のある本でした
炭水化物が人類を滅ぼす
糖質制限から見た生命の科学
夏井睦
カメラ仲間が最近ほっそりしてきたのでどうしたのか
聞いたところ「糖質制限」をしているということでした。
ということで、詳しく聞くと
「実は糖尿病といわれた。薬を飲むと一生離れられないと聞いたので
いちかばちかくらいの気持ちで糖質制限をしたら 3か月で
普通になって、尿酸値もふつう、体重は3Kg落ちて快適」
あなたもやった方がいいよと、まずこの本を読んでね
と渡されました。
まあ、うちのとーちゃんが実行して確かに10Kgやせて
血糖値、血圧が正常値になりましたからね。
体重記録用紙 (彼女が作った)も渡されて
とにかく2週間やってみることにしました。
それで、こちらの本に書かれていることですが、
なんと ご飯をお茶碗に1杯は角砂糖14個分に相当するそうです。
えーーーっ!!そりゃ太るわけだよね。
糖質が過剰に血液中に出回ると、こりゃ大変だということで
インスリンが出てきてすべて脂肪としてとりこんでしまう。
だから 糖質を補給しなければインスリンもおとなしくして
脂肪としてとりこまれるものもないという。
そういわれてみれば 納得です。
軽く読み始めた本でしたが、人類の農耕の起源や
栄養学の真実など、あっと驚く論理の展開でした。
むずかしいところもあったので、そこはいつもの通り
ちょっこしパスしてもひきこまれました。
で、本日から私も挑戦してみます。
食べてはいけないのは、ごはん、パン、うどん、そばなどの
穀物関係。根菜、くだもの(アボガドはよい)、お菓子です。
から揚げなどの衣は、ごはん1杯食べるよりはずっと少ないので
気にしなくてよいそうです。
朝と夜は糖質なしで、昼はまあまあというスタンダードコースです。
カロリーは平均的な量をとっていいので、特に制限はなし。
カロリーの概念についても驚きの理論が展開されてます。
なるほどと思いました。
それと、国の基準がとれほどいい加減か!
糖尿病患者は製薬会社の宝の山だそうです。
クソー!!なんて奴らだ!!
本を読むとそう思います。
糖質制限が一般的になって困るのは
日本糖尿病学会と製薬会社だけだそうです。
糖尿病学会が指導してきた方法は役に立たない
ということになるし、糖尿病の薬が要らなくなるから。
だってね~、彼女は「糖尿病」と言われたのに
結局薬要らずでしたからね。