wowowで始まった「コールドケース日本版」を見ています。
これは模倣とはいえ、独自のドラマといってもいいように思います。
アメリカンドラマの「コールドケース」はファイナルシーズンも終わってしまいました。
日本版はアメリカンドラマの人物設定を正確に踏襲しています。
チームのメンバーの役割、メンバーには精神障害の恋人、ヒロインの生い立ちと
家族の関係・・・どれも同じ。
事件は日本で起きるけれど、アメリカからメンバーがやってきたみたい。
事件そのものは描き方が違っていて、アメリカンドラマのほうは普通の日常から
ふとしたはずみで事件が起きてしまう。
日本版は事件は起きるべくして起きる。
少し無理矢理なところもあり、話をまとめ切れていないところがある。
予告を見ると「クリミナルマインド」の影響も受けていそう。
(↑ シリアルキラー中心の犯罪物)
日本版というだけのことで、比べることをせず見たほうがよいのかもしれない。
でも、もう一つだけ!音楽!
アメリカンドラマでは、事件当時の音楽が必ず流れて、数字で年代を確認しなくても
感覚で「ああ、あのころ」とわかった。
(↑ アメリカのヒット曲って、世界的!)
ただし、この音楽の著作権の問題でドラマをDVD化できないそう。
それを見越してか、日本版では当時の音楽は流れない。(流れてないと思うけど。)
こうしてみると音楽の力の大きさがよくわかる。
当時の音楽が流れると一瞬にしてその時代に戻れる。
一種のタイムマシーン的な要素があると思う。
日本の古い曲をインストゥルメンタルで流しても著作権が発生するのだろうか。
ドラマに音楽は欠かせないけれど、このドラマの音楽はBGM以外の「思い出す」要素もあるので検討してほしい。
といってももう撮影は終わっているらしい。