韓国で社会現象になるほどの人気ドラマだったそうですが、その通りで
毎回泣かされて、感動していました。
日本でもリメイクされましたが、やはり短いスパンでは表現しきれない感じでした。
プロ棋士を目指していた青年グレが、父の死で経済的に続けられなくなり夢をあきらめて
商社の契約社員として働き始めます。そこは、高学歴で能力も高い人たちが
あらゆる難関を突破してたどりついた場所でした。
グレは高卒で契約社員なので周りからは一段下の存在として見られます。
それでも、プロ棋士を目指していたグレに身についていた、判断力、想像力、決断力
勝負強さで仕事をこなしていくうちに部署になくてはならない存在になっていきます。
でも、契約期間が終わりに近づき上司は残れるように手を回しますが会社の方針は変えられません。
その後、グレは別の場所で成長していくことになるのですが、ここまで何度泣かされたか。
どんなに才能があって、努力しても報われないことがあると知らされます。
グレも思います 「結末を知ってもやるしかない時がある」と。
韓国は過酷な学歴社会なので、このドラマが示唆したものが多かったのでしょう。
オープニングテーマ とエンディングテーマを一日中聞いていました。
もう韓国語で歌えるかもしれないです。 (← ウソです)
韓国ドラマにはまったころ、気に入った曲を繰り返し聞いてカタカナでメモしていましたが、
それに近いです。
配役もよかった。主役のグレは言うまでもなく、同期の仲間、上司
それぞれが、ぴったりはまっていました。
もう一度見たいけど、1週間で配信は終わってしまうのでTV放送があれば見逃さないようにしないと。
ミセンとは未生。将棋の弱い駒のことです。
グレが上司に 「俺たちはミセンだ」と言われるシーンにオープニングテーマの
「ネイル」(明日)が流れるのですが(第4話)ここが一番泣かされました。
今、思い出しても泣けてきます。