BSニュースで「ヒトゲノムの編集を厳重な規則の元で許可する」
という流れになっていると知りました。
遺伝的な病気の治療に限定するなどして
能力を高めるなどの使い方は禁止すると言っていました。
私は絶対にやめてほしいと思います。
以前読んだ立花隆の本を思い出します。
お金のある人はよい遺伝子を買うかゲノム編集をして
お金のない人は遺伝子的にどんどん置いて行かれ
人類はまったく質の違う2種類に分かれてしまうという予測でした。
いくら厳重な規則があっても破る人がいるのはわかり切ったことで、
今でも「スポーツ遺伝子」など特定の優れた資質の遺伝子の研究がされている訳ですから
それを操作できるとなれば、科学者たちは絶対にやり始めると思います。
その上、5年前に簡単に操作できる方法が見つかったそうです。
一度操作した遺伝子は世代を超えて受け継がれていくので取り返しがつきません。
別の(タイトルを忘れた)本によると、遺伝子は頻繁に突然変異を起こしており
遺伝子にすべてが支配される訳ではないと書いてありました。
人間が特定の遺伝子を操作してもその後に突然変異が起きる可能性は大きいので
遺伝子の編集で遺伝病がすべて治療できるとは限らないし、能力アップの操作をしても
予想した結果が得られるかはわからないと思います。
遺伝子を持っていても発病しないこともあるでしょうし。
まあ、そんなことは科学者は承知の上でしょう。
ほんとに危ない人たちだと思います。
科学は人類のためになっていない部分のほうが多い気がします。
危ないものが多すぎます。
そんなろくでもない研究(←個人の感想です)をするより
世界中でひどくなっている内戦の指導者をおとなしくさせる薬とか
砂漠を短期間で緑地にする方法とか、
人類が幸福になるための研究をしてもらいたいです。