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wowowで見た映画セトウツミにはまってしまい すでに3回見ました。
ほんと面白い!
ただし、これで映画館で見て1800円とるかといわれたら、いいかげんにせい!と
言う人もいるかもしれないと思います。(← とーちゃん)
だってね~、高校男子が二人でしょうもないことをしゃべっているだけですからね。
wowowでは「W座招待状」で小山薫堂が「町の匂い」というタイトルでこの映画の招待状を書いていました。
私はちょっと視点が違うのではないかと思います。
小山さんは大阪の一都市の人々の行きかう様子をこの映画の核として招待状を書いていますが
この映画の主役は高校生でそれも男の子、街はどこかもわかりませんので間違いなく的外れ。
街には関係なく高校男子の青春が描かれています。
それも、熱血なし、壁ドンなしのポスターそのままです。
中でも、映画の中で二人の高校生の前に現れる中年男がキーパーソンです。
「おれら、しまいにはあーなるんやで」(セト)
「おれらから続いているのが理解できひんな、違う生き物みたいや」(ウツミ)
高校男子二人のこの会話が映画の核心じゃないかなと私は思います。
中年男を違う生き物みたいに思っている時代のリアルなんじゃないかな。
普通の面白さをこんなに共有できるようにするって、天才ちゃう?
実は、私もおばさんと自分が連続していると思ってなかったもんね。
見事に連続していましたけど。
いくら小山薫堂の感想とは言え、納得できないものはあるんだなあ。
絶対はずしてると思うもんなあ。
まあ、これでいろいろ自信持てるかっていうとそうでもないけどね~。