脱プラスチックを気にするようになり、石油、電気などの資源も気にするようになりました。
久しぶりに図書館で借りて来た本が意外によかった。
地球のためにわたしにできること
枝広淳子著 大和書房
簡潔に必要なことだけを、日常生活に即して書いてあります。
あまり専門的でも、細かくてもその辺は頭に入らないので
この本はよくわかりました。
まったく知らなかったこともありました。
たとえばタオル
原料は綿花。栽培に大量の農薬と水を使う。
綿花農家では健康を害することもあり、湖がひとつ消えてしまうほどの水を使う。
少し地球にやさしいのはオーガニックタオル
ケータイはリサイクルBOXへ
金鉱で取り出すよりも簡単に金が取り出せる。
地下資源ならぬ地上資源。
トイレットペーパーは再生紙で
紙を再生に回すだけではリサイクルは完結しない。
再生品を買うところでリサイクルの輪が完成する。
紙に関しては、私はお習字でたくさん使うので気にしています。
練習用に使っているのは、中国産の竹を原料とした紙です。
少し高くて、ベージュ色ですが、木を切らなくて済むし、ちょっと上手に見える紙です。
パンダの食料を横取りしているんじゃ・・・・。
ハイチでは日本の技術でバナナの茎から紙を作れるようになったそうです。
バナナペーパー。ほんのりバナナの香りなんだって。
チョコレート
カカオの栽培で、地球や人に負担をかけている物もある。
買うならオーガニック、フェアトレード。
缶のリサイクルは貢献度が高い
スチール缶を1個再生すると、二酸化炭素排出量が10グラム減らせる。
アルミ缶は大量の電気を消費している。リサイクルすれば新品を作るときの3%で済む。
1缶で、二酸化炭素排出量を50グラム減らせる。
大量に水を輸入しているって??
日本は食料の60%を輸入している。
食料を作るためには、大量の水を使っているので、日本は「食料」という形で
大量の水を輸入していることになる。
日本は雨がたくさん降るので、雨水タンクがあれば山奥から水を持ってこなくてもいいし
「ミニダム」として災害被害縮小にも役立つ。
水を送るのにも電力使うもんね。
すでに、助成金を出している自治体もあるんだって。
2007年の出版の本で、レジ袋のこと、ペットボトルのことも書いてありました。
この二つは大勢の人が取り組み始めているので、ほかのことも実現していきそうな
希望が持てます。
この時は、まだプラスチック問題はあまり一般には知られていなかったみたいですが、
同時に良い方向に向かっていると信じたい。
最初のタオルからもう驚きでした
まだまだありそうですねぇ
身の回りの物はすべて地球が育てた資源からできているということですよね。
大切に使って、リサイクルしていきたいですね。
雨水タンクは有効ですね。庭のある所ならできますね。
そして井戸も公園などに作れば災害時に役立ちますね。
日本は水に無頓着なところがありますね。
雨水タンクはマンションでも屋上に作るなど工夫すればできるかもしれません。