↑クリックで拡大
お肌伝説の崩壊①
化粧水で肌に水分補給ができるか・・・・・・・
・・・・・答え:できません
お肌の表面部分はざっと絵にすると ↑ このようになっています。
表皮の一番下の基底層で細胞が生まれ、角質細胞になるべく熟成され
角質細胞になると最前線で体を守り、古くなると自然に剥がれ落ちていきます。
これが正常な新陳代謝で、美肌の素です。
角質細胞(水溶性)をくっつけているのは、細胞間脂質という脂溶性の物質です。
細胞間脂質が角質細胞をレンガのようにがっちり固めて
水と油の二重構造で丈夫でしなやかな膜を作っています。
ここがお肌の保湿の心臓部です。いまだに人工では作り出すことができません。
スキンケアの目標とするべきは美肌ですから、この角質層を傷付けずに守ることが目標になります。
お肌に化粧水を付けると化粧水の水分が蒸発するときに ↑の角質層の膜が壊されてしまいます。
ピンとした紙が一度水にぬれて乾くと、ごわごわよれよれになってしまうのと同じことが起きるからです。
角質の膜が壊れるとバリア機能を失ってしまいます。
そして、バリア機能を失った皮膚からは水分が蒸発してしまう → お肌の乾燥
ローションパックなどは、一定時間、肌を水浸しにするので一層ダメージが大きいです。
***化粧水に含まれる保湿成分のからくり
コラーゲン、ヒアルロン酸は粉末にして混ぜ合わせてあるので、
ちょうど水に片栗粉を混ぜたようにとろみが出ます。
とろみのせいで肌は長時間水害にさらされ、水分が蒸発したあとも
粉末のコラーゲンやヒアルロン酸はお肌に留まり、
今度はお肌の水分を吸収し、外に出してしまいます → お肌の乾燥
***進化した化粧水のからくり
浸透力とは角質層のバリアを壊す力のことです。
進化した化粧水は人工では作れない天然の保湿膜(角層)を壊す力がパワーアップしているので
古いタイプの化粧水よりも害が大きくなります。
これは、肌バリアを壊すデメリットを完全に無視しています。
********************
1年半前に、「宇津木式スキンケア事典」に書いてあることを読んで天地がひっくり返りました。
「顔を洗ったら30秒以内に化粧水をつけなくてはいけない」と言われていたのに
本には真逆のことが書かれていたのですから。でも肌の仕組みを知ればなるほどでした。
まさか、この日本で体に(お肌に)害のあるものをあれだけ大宣伝して
売っているはずがないと信じていました。
それがねえ・・・・・化粧品会社はこのようなことを知らないはずがないのに。
爆買いされた中国の人は大丈夫でしょうか。
疑問に思っていること
手は台所仕事などでしょっちゅう水にさらされているけれど、
顔より荒れたりしないのはどうしてなのか?
これは調査中です。
参考にしているのは
宇津木式スキンケア事典、肌断食ースキンケアやめました
洗顔後、化粧水をつけるのは好きでした
何もつけないと突っ張ってくるような気がするのですが・・・
化粧水の後、うっすらと乳液もつけています
何もしない方がいいのなら楽だしチャレンジしてみようかな。
宇津木式スキンケア事典、読んでみたくなりました。
お化粧はしています。そうしないと外に出られないのでね!?
お肌に悪いと知ってその場だけつけるならいいと思うのですが、化粧水は付ければきれいになると信じて使っているので化粧品会社はひどいです。
徐々に研究発表していきますが、突っ張るときは白色ワセリンをうっすらと付けるとよいです。
慣れると突っ張りも10分くらいで解消します。
もしチャレンジするなら気温の高い今の時期はいいと思います。
体験談も織り交ぜながら研究発表をしていきますのでよかったら続きも読んでください。
「宇津木式スキンケア事典」は図書館にあると思います。
最近の化粧品のCM(特に中高年向け)があまりに嘘ばかりなので、ブログに書くことにしました。
私もすっぴんはちょっと無理です。
メイクはまた別の意味がありますよね。