7月29日 土曜日 天気 曇り/晴れ
本日は函館から伊達市までを往復のツーリングであります。
目的は、北黄金崎貝塚、入江貝塚、高砂貝塚と、関連施設の見学でありました。
あれです、昨夜の呑みすぎからの二日酔いか、はたまた仙台から函館までほぼ一気駆けした疲労かはわかりませんが朝はなんと無く起き辛く、目が覚めたら6時半でありました。
あいやぁーって事で慌てて目覚ましのシャワーを浴び、取り敢えず無料の朝食を食べに行った次第であります。
が、6時半からと言う朝食会場は既に満員の様相でして、やっと見つけた席にキープの印って事で部屋のカードキーを置いて飯を取りに行ったわけです。
で、戻ってくると見知らぬ男が座って居たので「ここ私が」と言いかけて相手は台湾か香港かって雰囲気を察し、思わず英語で アイキープヒァーと言ってカードキーを指さしたら、あーオーケー、と立ってくれました。
あれです、昨夜のチェックイン時に客の半数は外国人と睨んだ私の勘は正しく、どーもそっち系の人が祝詞はしている感じでありました。
そんなわけで、函館ってのは国際都市なんであるな、と感心しつつホテルを出たのが8時頃でありました。
で、ホテルの前のガソリンスタンドで満タンにしたんですが、函館のガソリンは青森より10円安く、仙台より5円安いってのが不思議でありました。
いや、函館の近くに製油所が有るのかどーか知りませんが、だったら青森はもう少し安くても良いんじゃね? と、思います、なんちゃって。
あれです、函館駅のそばから高速に乗れるのかと思ったら違ってまして少し郊外まで走るんですが、そこは北海道でして一般道の平均速度もかなり調子良く順調に進むのであります。
で、確か大沼公園ICから道央道になり有料になったと記憶しております。
で、道央道ってくらいですから二車線ある普通の高速かと思ったら豈図らんや、東北で言うと三陸自動車道のように一車線の80キロ道路なのであります。
しかし、やっぱしここは北海道でして先行者に着いていくと東北自動車道と遜色ない速度で走っていました。
なんと申しましょうか、東北自動車道も場所によっては山の中を走って緑が濃いわけですが北海道の山を切り開いて通した高速道路は内地とはひと味もふた味も違う緑の濃さでして道南とは言えやっぱし北海道であるなと噛み締めて走った次第であります。
北黄金崎公園
北黄金崎公園情報センター
いや、縄文の遺跡と出土品は別扱いで次にアレしますんで見学した中身は端折ります。
で、北東北と南北海道が一括りになって縄文遺跡群が世界遺産に指定されたんで北海道を見ずして縄文を語るなかれと思い遥々やって北わけでありますが、率直に言って青森・秋田・岩手の縄文遺跡と出土品の味が濃すぎるせいか北海道は全般的に薄味だったと思うんですが、まっ、いいでしょう。
そんなわけで10時少し過ぎに北黄金崎公園に着いて軽く見学を済ましたんですが、ここ伊達市は仙台市と所縁が深く我が家近辺からも昔開拓に来ているわけであります。
なので伊達市博物館でそれらのアレもナニしたかったんですが今回は縄文目的って事で外した次第であります。
で、次に向かったのが洞爺湖町の入江貝塚と高砂貝塚であります。
洞爺湖町 道の駅あぷた ホタテカレー1150円
いや、一口食っちまってから撮ったんで少し崩れてますが悪しからず、なんちゃって。
で、昼少し前だったんですが道の駅を見つけたので立ち寄りホタテカレーを食べて見ました。
あれです、私ゃホタテが大好きでして夜に酒を飲むときも欠かさずホタテを食うわけであります。
で、ホタテカレーというと我が家地方では海上保安庁が監修しているホタテカレーがあるんですが、ここのはホタテがフライって違いの他は全体に似たような味でして、まっ、素材が同じだと似るんだろうね、なんちゃって。
入江・高砂貝塚館
いや、ここの展示物についても別件で書くので端折りますが、興味深いあれこれが見られました。
さて、予定して来たのはここまでなんですがGoogleさんで検索したらピリカ遺跡ってのとピリカ旧石器文化館ってのが出て来たのであります。
旧石器ですかぃ?
私ゃ弥生時代にはほとんど興味がないんですが旧石器は好きでして、これは外せないってことで走った次第であります。
で、行くにあたってGoogleさんに問うと、高速で行くのと下道で行くのと10分程度しか違わないので、ならばと国道を走った次第であります。
いや、これが大正解でして、これぞ北海道ツーリングって雰囲気を味わい、また6〜7年ほど前にカブのC110で走った時のことを思い出し感慨深いものがありました。
ピリカ旧石器文化館
いや、旧石器ってのは全部石でして眺めて居ても何も起きないと申しますか、はっきり行って想像力や妄想を掻き立てる力はあまり強くないと思うんであります。
が、石を石で割るなど、ものすごい知恵と工夫で作られた石器は、人が生きるって半端じゃ無ぇな、と思わせる力があると自分は思うのであります。
で、ここは無料なんですが施設の管理や展示物の充実は素晴らしく、思わず瑪瑙の原石300円と100円を買い求め、気持ち的入場料です、なんてね。
しかし、私が気に入ったのはそんな事では無く、近くにある山の名前でありました。
なんとぉー「カニカン岳」ですぜ!!!
なんぼ北海道だからってカニカンとは恐れ入りましたって事で登る時間がないのが残念でありました。
と、施設を出たら既に3時半・・・下道で帰る予定だったけれども120キロあるって事で高速で行っても到着は5時過ぎ。
そんなわけで高速を静かに飛ばして昨夜と同じ東横インに戻った次第であります。
いや、晩飯を食いに出たら結構良い店にあたったんですが、それは既にブログに書きましたんで省きます。
あれです、ナンダかんだで400キロ走ってまして、結構疲れた勘は否めないんですが、でも北海道の道は走ってて飽きません、なんちゃって。
つづく