ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

ハーモニカとエレキギター

2019年07月03日 | ボランティア

6月29日(土)はハーモニカ仲間といつものデイサービスでボランティア演奏してきました。

今回、昔のバンド仲間だったジュンさんがエレキギターで加わってくれました。昔のバンド仲間とは年2回飲み会で会っているので、手伝ってよ、と前から声をかけていたものの、機会が熟さなかったのです。彼と一緒に演奏するのはたぶん30年ぶり。

エレキギターのリペアや新たにワイヤレスのアンプを買ったりと出費をさせ、全く触っていなかったギターを弾ける手にするまで、なかなか大変だったみたいです。

 

ハーモニカと一緒にやるというイメージが湧かなかったみたいで、いつもよりリハの回数を増やして臨みました。

歌声コーナーの伴奏を頼んだのですが、エレキギターの出番のある「みちのくひとり旅」では歪ませたそれっぽい音が...。リズムを刻みながら歌うボクは山本譲二になった気分。あと「人生いろいろ」。これもエレキギターがあるとロックっぽくて楽しい。

アコギやガットギターにエレキが加わるなんて、ついこの間まで考えもしなかったですからね。(彼、ガットギターも持っているで、それに期待したのですが、あにはからんや指が痛くていやだとのこと。これで方向性が一変。+エレキでいいやと。)

まあ、ジャンルにこだわらず付き合ってくれるのがただただ有り難い。

結果は、全体的にまずまず上手くいって、通所者の方にも好評でした。彼も手応えがあったようです。次が楽しみになってきました。

 

ソロは、ボクのギター伴奏で、Iさんが「ホームにて」、fuyoyoさんが「時代」と中島みゆきさんの曲が2曲。きちんとしたギター伴奏譜をそれなりに弾くのってけっこう大変で練習も相当したのですが、ふつうに聞こえるだけらしい。ボクにとっては当たり前じゃないんだけれど。

しかし、6人の所帯になり、4chのミキサーとアンプ1ch、合計5chの入力では1ch足りなくなってしまいました。5年前に買ったとき、こんな人数は想定外。

ともかく新しいミキサーを買いたいな。デジタルミキサーが欲しいけど、コントローラーとしてタブレットPCとノートPCが必須とのこと。ん、どちらも持っていない。

お金がないのでアナログにするしかないか、やっぱり。


第29回デイサービス・ボランティア

2019年04月21日 | ボランティア

4月20日(土)は、ハーモニカウインドとして隔月恒例のデイサービス・ボランティア演奏。

 

今回はfuyoyoさんが不参加。
そんななか、歌声コーナーでは、「君恋し」「津軽海峡冬景色」「矢切の渡し」「赤いハンカチ」「いい日旅立ち」といった歌謡曲のヒットパレードみたいな曲を選曲。
イントロ、間奏、エンディングをメンバーに振ってみました。ボクは歌とギター伴奏。
有名な曲ってイントロ・間奏がなかったらつまんないよね、と挑戦してみたわけです。

「どうなったか」っていうと、「歌謡曲の演奏はなかなか手強かったです」というのが感想。
いつもは難しいイントロ・間奏は抜いていましたから。
本番となると、やっぱり緊張するので正直苦戦。

fuyoyoさんに頼っていたんですね。
ひとりで吹き切る力を付ける、というのがこのボランティアの一方の狙いなのですが、なかなか。
「目立ちたがらない性格」「寄らば大樹の陰」と笑い飛ばしましたけど。

 それでも、通所者の人には好評でした。

ドラマのある歌謡曲だったからのようです。
歌うボクとしては練習の時から楽しいものでしたが。

とくに、これ。浅丘ルリ子さんの生き生きとした表情。あの当時の日活映画、好きでしたね。


次回は6月。昔のバンド仲間がギターで手伝ってくれることになったので、とても楽しみです。


第28回デイサービスのボランティア 

2019年02月25日 | ボランティア
2月23日(土)、ハーモニカウインドはいつものデイサービスでボランティア演奏でした。





今回はfuyoyoさんが家事都合で不参加。なので、フトマサさんにカムバックを呼びかけ1年ぶりに復帰してもらいました。
リハーサルはいつも2回行ってから臨んでいるのですが、今回は3回にして万全を期したつもり。ところが、前日、Kさんからインフルエンザに罹ってしまったとの知らせが…。

男3人でやるしかない。
まあ、なんとかなるだろう、てなわけで、3人で始まった演奏。歌声コーナーの途中で、Iさんのハーモニカの6番吹き音が出なくなってしまいました。アクシデントは続くものですね。
歌声の時、ボクは歌とギター、ハーモニカはフトマサさんのみ。フトマサさんが戻ってきてくれてよかった。

音が出なくなった原因は、内側にある吹き音のリードを中から持ち上げて削るため、上げみが狭くなってしまったことによるもの。これはけっこう起きやすい。現に私も先日、そうなりました。真ん中に休憩時間があるので、そこで調整したのですが、少し押し下げが足らず、また詰まってしまいました。メンテナンスは大事ですね。本番はもしもに備え、予備は必要。そういうぼくも予備、このところは用意していないな。
(この話は木製ボディのハードバッパーやメロートーン、270限定の話です。シリウスとか64とかはねじ止めのリードプレートを外してリード調整ができますからね)



今回、「北の国から」のリクエストがあったので、ギターの伴奏カラオケ(アルペジオのみ)を作ってみました。作ったのは初めて。これもfuyoyoさん不在の余波。
テンポはメトロノームの音をヘッドフォンで聴きながらキープ。何テイクかやったら、まずまずのものが録れました。
となると、ギター、もっと練習すれば多重録音もありかな、なんていうアイデアも浮かんできます。


演奏が終わってからは、大きなテーブルを囲んで皆さんとお茶をしながら交流タイム。南極観測隊の隊長だったIさん。今回は南極で撮った写真を沢山持ってきてくださったので、皆さんとの会話が弾み、とても賑やかな時間となりました。
皆さんと会話するには、話せる素材が必要。ですから、数少ない男性(デイサービスは8割がた女性)に次回、歌のリクエストがあったらやりますよと、訊いたら歌謡曲を所望。そこで「夜霧よ今夜もありがとう」と「津軽海峡冬景色」をやることに。童謡、唱歌もいいけれど、ほんとは歌謡曲を歌いたいんですね。

というわけで、次回は4月。


このボランティアのあと、夕方から昔のロックバンド仲間の一人(ドラム)が60歳の定年を迎えたので、そのお祝いの会に。そこで、ぼくより3つ下のギターOくんに「最近弾いている?」と聞いたら「まったく」という。それなら試しにぼくらがやっているボランティアでギターを弾いてみない?と誘ってみた。弾く気になったようだけど、さて。
ぼくよりだいぶ年下であるメンバー全員が60歳を過ぎるのはあと数年。そこでまたやろうぜ、となる可能性はありそうです。

第27回デイサービスでのボランティア

2018年12月24日 | ボランティア
12月15日(土)はハーモニカウインドのメンバー4人による介護施設でのボランティア演奏でした。
ホームはクリスマスムードいっぱいです。



合奏2曲、ソロ演奏各人2曲、歌声5曲、エンディングの曲を含め合計16曲。途中、お茶休憩を含め1時間ぴったり。

歌声の選曲は交代制で、今回はfuyoyoさんの番。「お座敷小唄」という色っぽい歌も。
Kさんはソロ曲にピンキーとキラーズの「恋の季節」。皆さんには調子のよい曲、歌える曲、手拍子が出来る曲が受けます。

僕らのボランティアはミニライブみたいなものでして、各人のソロは好きな曲を吹くというのが前提。
Iさんはクラシックの「ユーモレスク」とチューリップの「サボテンの花」、fuyoyoさんはタンゴの「ラ・クンパルシータ」とゴスペル「アメージンググレース」。相変わらず振り幅が大きい。
ぼくはfuyoyoさんのウクレレ伴奏で「イエスタディワンスモア」。
合奏は二重奏の「ホワイトクリスマス」と「大きな古時計」。





しかしながらギター伴奏は毎度たいへん。たんにコードに沿ったアバウトな伴奏なんですが、人前でやるからには格好だけは付けようと、自分のハーモニカの練習もさることながら、ギターと歌の練習(歌っていないと高い声が出ない)を毎日コツコツやっています。

いろんな曲を演奏するため、参考にYouTubeを見る機会が多くなりました。YouTubeはユーザーの好みに合わせていろんな映像をお勧めしてくるので、うざったくもありますが、思いがけずいろんな演奏に出会ったりします。


最近はまってしまったが「クイーン」。70年代、人気のときにまったく聴こうとしなかったバンドですが、映画の大ヒットに触発されました。YouTubeのライブ映像、アマゾンのプライムミュージックでいくつかのアルバムを聴いてみて、こんなに凄かったんだと今さらながら見直しました。
それに、「ボヘミアン・ラプソディー」を高校生の一クラスが合唱するとか、ギターデュオでストリートパフォーマンスしている光景とか、ついつい寄り道してしまいます。
そんなことをしていると、バスケットボールでは、渡邊雄太がNBAで頑張っている姿がアップされたり、NCAA八村累の活躍がすぐさまアップされたり。いまやホットな話題の動画はすぐさまアップされますね。サッカーでもヨーロッパで活躍している選手の動画はすぐアップされる。
ついハーモニカの練習がおそろかになってしまうほど。
いやはや、凄い時代になったものだと思います。

介護施設のお祭り メインイベントはハーモニカが主役

2018年10月23日 | ボランティア
10月20日(土)、行田市にある心春(こはる)という介護施設の「第2回心春祭」に、ハモ友のRAKUSAIENさんとともに出演してきました。



RAKUSAIENさんが以前に通所していた縁ですが、行きがかり上、RAKUSAIENさんのハーモニカとぼくのハーモニカ&ギター伴奏で急遽出演することになったのです。

さらに、心春のパートさんでエレクトーンの名手Fさんとエレピの人も加えてやることになり、その進行打ち合わせを管理者のSさんやFさんとSkype(テレビ電話)で行うという、なかなか面白い展開でした。単なるメールと違って、相手の顔が見えますからね。 さすがやり手のSさん、いただいた打ち合わせ確認文書は完璧。

しかし、演奏会場は玄関前の広い駐車場。屋外だというのです。
エレクトーンには大きなスピーカーが付いているし、心春にある拡声装置でハーモニカの音を出せば良い、というくらいのアバウトな認識。
ハーモニカは2人、ギターもある。エレクトーン、ピアノと音のバランスはどう取るのか。MC用のマイクも要るでしょうし。

こういうイベントに使ったことのない拡声装置(音響装置)では不安。ぼくがいつもボランティアで使っているPAでやろうとなりました。(本当は屋外でやるほどのパワーはないけど仕方ありません。)

11日(木)には、心春にPAを持ち込み、Fさんの古いエレクトーンとの接続を確認し(Phone出力でした)、RAKUSAIENさん、ぼくとのリハを実施。

当日は12時過ぎからセッティング、音出しとリハ。
13時30分、いよいよ本番。
お客さまは通所者とその家族など200人くらいいてその数にビックリ。 模擬店もあり、かわいい櫓もある。手作り感満載のお祭りです。




 



ぼくとしては、演奏が始まるまでが勝負。音響関係をつつがなく整えることで仕事はほぼ終わりという気持ちでした。しかし、プレーヤーでもあるぼくがミキサーいじって音のバランスをみるのはたいへん。通りかがりの職員やRAKUSAIENさんの奥様に音のバランスを聴いていただいたり。小さなイベントであっても音響スタッフが欲しいと思いましたね。

本番、RAKUSAIENさんの演奏は素晴らしい出来でした。痛みを抱えるお身体でありながらの練習はたいへんだったと思います。




プログラムは、「秋のうたメドレー」はユニゾン、「荒城の月」「この広い野原いっぱい」は二重奏。「峠のわが家」はハーモニカだけのデュオ、そして、RAKUSAIENさんのソロで「芭蕉布」「浜辺の歌」(ぼくはギター伴奏)、アンコールは「ふるさと」。
Fさんのストリングスやベース音をバックに演奏するのは気持ちよいものでした。Fさん、ありがとうございました。
全7曲、挨拶等を含め30分超のライブはお客様からも好評だったようです。ぼくらも一安心。

その後はけんちん汁やフランクフルトや焼きマシュマロなどを食べたり、小さな櫓を中心に盆踊り、最後にはいろんなものが当たる抽選会があったりして、お祭りを大いに楽しみました。
第2回心春祭、大盛況でしたね。職員のみなさまもお疲れさまでした。


3時頃から空模様が怪しくなってきましたが、雨には降られず15時30分無事終了。
振り返ってみれば、ぼくらの演奏はメインイベント。RAKUSAIENさんとそうだったんだと頷き合ったのでした。

RAKUSAIENさん、78歳。車いす生活を余儀なくされていますが、ハーモニカは生きる大きな力となっています。この小さな楽器、いいものですね。

帰路は大雨に遭いましたが、気分は晴れやかでした。