ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

予行演習

2018年10月13日 | ボランティア
10月13日(土)は隔月で行っているデイサービスでのボランティア演奏でした。

今回は翌週に控えたソサエティー35周年記念コンサートで、この4人による合奏があるので、その予行演習するが一番のねらい。
これが思いの外上手くいってお互い納得。  本番もこの調子でいきたいものです。

Kさん、Iさんのソロの出来も良くて、やるたびに上手くなっています。リハでしごいた成果でしょうか。


ギターの音をマイクで拾うのが面倒になったので、1週間前にAria A-48CEという安いエレガットを買いました。安くてもそれなりに使えそうで一安心。ナット幅(指版の一番上の部分)が45㎜と狭いのでフレットを押さえるのがとにかく楽。幅52㎜のガットギターに戻れないな。




歌声コーナーでは、「長崎の鐘」を歌ったのですが、歌い終わったあと、こちらにあるハンドベルを借りて鐘の音を鳴らせば良かった、といいましたら、アンコールで、ハンドベルを用意するからもう一度やりましょうとの声。
キーがCなので、ソとドのハンドベルで、歌の最後「♫~ああ、長崎の鐘が鳴る~カン(ソー)、カン(ドー)」と鳴らせばいいのです。何人かの通所者のかたにハンドベルを持ってもらい、カン、カン。バッチリ決まりました。これ、楽しいですね。

終わった後、お茶しながら皆さんとしばし歓談。次回は12月です。

敬老会

2018年09月18日 | ボランティア





かつて敬老の日だった15日、ソサエティーはメンバーKさんの町会の敬老会で演奏。
このところ毎年行っているのですが、ぼくは初参加。

75歳以上といっても健常者の方たちはやっぱり元気ですね。
ボランティアといってもデイサービスでの経験がほとんどの自分としては新鮮でした。


17日の敬老の日は、ティールーム・ジュンさんのお誘いで、彼の落語、洋子さん一座の踊り、ぼくのハーモニカというメンバーで、市内介護施設でボランティアしてきました。
施設には落語としか伝えてなかったようなので、向こうのかたも驚いたようですが、目先の変わったブログラムで楽しんでいただけたかと思います。





ぼくはハーモニカソロ2曲と歌声コーナーを担当。歌声はフトマサさんに手伝ってもらいました。

控え室であれこれ話していたら、6人中2人が敬老会に参加できる年齢だと判明。お一方は75歳になったばかり、敬老会は当然不参加。フトマサさんは市から喜寿のお祝い金をいただいたよ、とのこと。おめでとう。

聞けば町内会レベルでも、75歳以上の方の人数がものすごく多いのだそう。先のKさんの町会でも150人くらいいるんだそうです。


そういう時代なんだと、改めて気付かされましたね。

まあ、いくつになっても元気に仲間とパフォーマンス出来たらいいなと思った敬老の日でした。

満4年、25回目。

2018年08月19日 | ボランティア
8月18日(土)、いつものデイケアセンターでボランティア演奏でした。
今回で満4年、25回目です。

通所されている方もおなじみの方がほとんどですので、「お元気でしたか」という感じです。

メンバーは4人。フトマサさんがお休みなので、前回からIさんが参加しています。
アンサンブル2曲、各人のソロ2曲、歌声5曲というパターンは同じ。


三重奏「谷間のともしび」


今回の歌声の選曲はIさんの番で、「ブルーシャトウ」「千曲川」「星影のワルツ」など。昭和40年代から50年にかけての歌。比較的新しめの歌なので、80代後半、90代の方に歌えるのか少し心配でしたが、「星影のワルツ」は毎日、皆さんがバスで帰る前に歌っている曲だとか。
昭和40年代あたりまでは大丈夫となると、選曲の幅が広がって楽しくなりそうです。

ソロ演奏では、Iさんには「タイスの瞑想曲」をリクエストしました。
この場を借りて、好きな曲を吹いてハーモニカの技術向上を目指す、のだからと。

クラシックの曲って、ハーモニカ吹きのぼくらにとって伴奏してくれる人がなかなか居ないので、発表会以外で演奏する機会はないといっていいくらいなんですね。だけど、コードが分かったので適当に伴奏するからやろうよ(本当にアバウト)と提案したわけです。この曲、ルバートといってテンポを自由に加減して演奏するので、合わせるのが難しい曲ですが。

素人(古賀ギター教則本でガットギターを学んだだけ。「禁じられた遊び」の転調部分をちゃんと弾けないけど、「影を慕いて」ならなんとか弾ける程度)のぼくがそれっぽく!ギター伴奏するにはどうするか…。なぜか家には初級者向けピアノ曲集がいっぱいありまして、家人がかつてピアノを習っていたとき、さまざまな初心者向けピアノ曲集、「やさしく弾ける大人の~」とか「週末の大人のピアノ~」「ハ長調で弾く 珠玉のピアノ名曲アルバム」「ジブリの~」等々を買っていたんですね。いわゆるヤマハ系かな。クラシック曲でも楽譜にはコードが振ってあって、左手はやさしくアレンジされている。この左手の動きをギター伴奏の参考にするというわけです。
またYouTubeなどで沢山の演奏をみることになるので、これはこれで勉強になります。

で、Iさんの「タイスの瞑想曲」。上々の出来でした。

fuyoyoさんは「シチリアーナ」。レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」第3組曲としてよく知られている曲。昔、カゴメのアンナマンナのCM曲だったそう。いろんな曲を見つけてくるものだと感心します。
この楽譜もわが家の『癒やしのピアノ』に中にありました。 
YouTubeでは、カラヤン・ベルリンフィルの演奏つのだたかしさんのリュートの演奏を聴いたりして、YouTubeのおかげで同じ曲でもいろんなタイプの音楽を聴けて、むしろその意外性多様性を楽しんでいるところでもあります。
演奏はハーモニカ、ギターともバッチリでした。
なお、今回、クラシックギターをちゃんと弾こうとすると、正しい構えにしないと行けないと気づき、ギターの足台を購入しました。音も良くなった?気がします。

Kさんは「花は咲く」。やり慣れた曲なので申し分なし。

ぼくのソロ演奏はfuyoyoさんのウクレレ伴奏で「君といつまでも」。夏らしいウクレレに合う曲で、吹いている方も楽しい。受けたようでアンコールとして再度演奏しました。



そんなこんなで、演奏を終え片付けが済んだあと、皆さんとお茶しながらしばし談笑。なんか温かい気持ちで帰路についたのでした。

次回は10月を予定。


24回目のボランティア

2018年06月30日 | ボランティア
6月16日(土)、つものデイケアセンターで24回目ののボランティア演奏でした。





新しいことがひとつ。Iさんの参加です。

ぼく以外のメンバーは毎月イッヒというサークルで和谷先生に習っているので、これで草加の和谷組が全員揃ったことになります。

和谷組で何が一番楽かというと、「音が繋がっていない」とか、「吸い音が短い」とか、技術的な指摘が通じることです。
自分のことはさておき、人のことはわかりますし、伴奏していると余計気になるんですね。

Iさん曰く「レベルが高い」。
高いことは何もやっていないのですが、ハーモニカの吹き方について先生以外のひとから言われることって少ないのは確かかもしれません。


もともとこのボランティア。皆さんを楽しませることはもちろんですが、好きな曲を吹こう、そして人前でひとりでちゃんと吹こう、という技術向上がもう一つの目的でもあります。


世の中の多くのハーモニカのサークルに共通することでしょうが、大勢で吹いていると、1音1音、自分の音に責任を持つ意識が甘くなり、往々にしてまあ何とかなったよね的な音になってしまうんですね。

自分一人で演奏するとなると、簡単な曲でも案外吹けない。表現力も足りないと気付かされます。ほんと、難しいものです。
NHKの「チコちゃんに叱られる」ではありませんが、「ボーっと生きてちゃいけない!」のだとおもいます。

ぼくなんか、去年のドイツFIHは気軽に参加したはいいものの、ステージに立ったら足下はおぼ付かず、音も頼りなく、演奏はぼろぼろ。人前できちんと吹けるまでに技術も精神も至っていない、練習が足りなかったんだと猛省しました。
己を知る、という点で行った意義はあったと思っています。


Iさん、2曲のソロの演奏、はじめての参加にしては上出来でした。


次回は8月中旬。始めて丸4年になります。

第23回ボランティア

2018年04月09日 | ボランティア
4月7日(土)はハーモニカウインドとして、2ヶ月ぶりのボランティア。



今回は諸々の事情からfuyoyoさんと2人だけ。
なので、全体の曲数は同じでもハーモニカを演奏する出番がいつもの倍。

幸いかなボクは4曲のうち3曲は、4月14日(土)にあるワッシー来日25周年記念ライブの予行演習を兼ねる事が出来ました。

また、fuyoyoさんのウクレレ伴奏で、「北の国から」の中の「蛍のテーマ」をギターインストでやり、引き続きハーモニカで「北の国から」を吹くというメドレーを楽しんだり。


fuyoyoさんは越路吹雪さんの曲やリクエストのあったイルカの「雨の物語」(スリーフィンガー・ピッキングが難しかった)、そしてボクがリクエストしたグノーの「アヴェマリア」ということで、まあ、振り幅の大きい選曲でしたね。

ギターをずいぶん練習しなくてはなりませんでしたが、ギターってすぐ手にとって弾けるので(弦を緩めず張りっぱなし)、温めて体を慣らしてからでないてエンジンがかからないハーモニカの練習より手軽でいいな。

また、歌声コーナーでボクはギターを弾きながら歌って皆さんをリードするわけでして、歌の練習を毎日してました。
散歩の時は、人通りの少ない道を歩いて発声練習をしたり。歌も毎日歌っていないと高い声が出ません。
折しもNHKでオペラ歌手の島村武雄さんの『NHKまる得マガジン 好感度アップ! 世界的オペラ歌手に学ぶいい声トレ』という番組がありまして、声帯をそう響かせるといい声になるのかと、大変参考になりました。それは、腹式呼吸はもちろんのこと、口の中の開き、軟口蓋を後ろにとか、ハーモニカにも通ずるところがあったりするんですね。

歌については、熊谷に住むハモ友のRAKUSAIENさんとSkypeで2〜3週間に一度、おしゃべりをしているのですが、最近の話題の中心は、彼がいま習っている「日本の抒情歌を歌う会」のこと。

その会では、藤原歌劇団に所属する先生が70代、80代の人に本格的に抒情歌の歌唱指導をしているのですが、声の出し方、歌詞の意味を理解してこう歌いましょう、なんて真剣に教えてくださるという。年寄りにそんなに真剣に!と感動しました。

今日はこの曲をこんなふうに教えてくれた、という会話をしているわけですが、そう解釈すると音楽が生き生きとしてくるだろうな、ボクも習いたいくらい、などなど…。
そんなわけで、歌もけっこう楽しいものです。

じゃあ、ハーモニカはやっているかというと、ワッシーライブで4曲(うち1曲はfuyoyoさんとのデュオ)、5月5日は和谷ファミリーの発表会に出るので、そっちも地道に練習しています。それがあるので、なんだかそわそわしている毎日でもあります。


あと、草加ハーモニカソサエティーでは、4月28日は東武沿線ハーモニカコンサート、5月3日は埼玉県ハーモニカ協会交歓会とイベントが立て続けです。