ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

ジャズ研ライブを聴く

2016年11月28日 | ライブ鑑賞
11月19日(土)、東京理科大はあけみ祭。ジャズ研のライブを聴いて来ました。




この年代からジャズに取り組めることがうらやましいです。
若いっていいですね。

気付いたこと。
やはり、いい音、確かな音を出すこと。

テクニックも大事ですが、やはり音が良くないといけないんだなと。
あと、フレーズづくり。山がない、スケールの羅列はつまらないとか。つい、それに流れちゃうし、。これ、よく分かる。

そしてスイングすること。
そこまでまだ技術が伴わなかったりするからなのですが。

また、1、2年生と3、4年生とではうまさが違うことに、改めて感心しました。3、4年生になるとかなりのレベルです。経験値の違いはこの年代ならなおさらでしょうね。

プログラム終了後、セッションになりまして、そこで1年生のセッションバンドの演奏を3組聞けました。
たどたどしく、ひとまずなんとかジャズになっているという感じです。
これが上達して。2年生、3年生となると見違えるような演奏になるんですね。
午後から行ったので、1年生の演奏を聴けなかったので、このセッションで彼らのレベルがわかったことが今日のいちばんの収穫でした。

これはぼくにとってじつにに興味深いことなのです。
なぜならば、私のレベルはこの1年生くらいのレベルなのですから。
でも、仮にジャズの勉強をしっかり4年間続けたら、こんなに上手くなるのかしら⁇⁇と。
なりたいな。

若い時は急激に伸びるけれど、この歳じゃとはいいたくない。
でも、到達目標をここ4年間に置いてみたら、もしかして叶うのではないか。なんて、甘いことを考えながら帰路についたのでした。


国立・ギャラリービブリオ「中川フォークジャンボリー」

2016年09月21日 | ライブ鑑賞
9月9日(金)、国立・ギャラリービブリオにて「中川フォークジャンボリー」。司会は岡崎武志さん、歌・中川五郎さん、ゲスト・よしだよしこさん。

よしだよしこさんのプロフィル。
よしだよしこ =東京・大田区生まれ。1972年、フォークグループ「ピピ&コット」のメンバーとしてELECレコードよりデビュー。「唄の市」をはじめ、吉田拓郎、泉谷しげる、古井戸、海援隊等のアーティストと共に活動。「ピピ&コット」解散後はソロシンガーに。全国、年間100回以上のステージに立っている。

最初は三人でトーク。


次に中川五郎さんの歌。



よしだよしこさん、声はソフトですが、びしっと芯が通った立ち姿はすてきです。伝えるべきもの、伝えたいこと、聴いていると結構ずしんときます。











ギャラリービブリオ、14畳の和室で肉声で聴くこのライブ。この距離感はくせになりました。
「中川フォークジャンボリー」、とにかくゲストが多彩。70年代の音楽シーンを当人の口から聴ける貴重な場です。
次回ゲストは頭脳警察のパンタさん。これは行かなくちゃ。


YO-ENさんのライブ

2016年05月20日 | ライブ鑑賞
昨日は国立のギャラリービブリオで、シンガーソングライター・YO-ENさんのライブをきいてきました。
ふだんは大阪で活躍中のひと。

テーマは「昭和歌謡」。たくさんある彼女のオリジナルを歌うのではなく、お座敷で昭和歌謡を歌う、というところが今回の聴きどころ。

彼女の声質というか、たたずまいと昭和歌謡がぴったり。いしだあゆみ的な歌い回しが心地よかったり。

途中から聴いたので、全セットリストではないけれど、とにかく幅が広い。それが彼女の世界になっていて、今時、こういうひとは珍しいと思いつつ、聞き惚れてしまいました。

第一部
赤い花白い花


アカシヤの雨がやむとき
サルビアの花
五番街のマリー
ひとり上手
雨の物語
戦争は知らない
しおさいの詩

第二部
港が見える丘(アカペラ)



あなたの船(渡辺勝) 
  昔、聴いたことのあるような曲だとおもいましたが、なんかじーんときましたね。YO-ENさんのカバー 
  渡辺勝さん自身の演奏はこちら。 

りんご追分
みんな夢の中
悲しくてやりきれない
オリジナル 流星花
オリジナル ワルツ
たそがれのビギン

アンコール 真夜中のギター

また聴きたい。ここでまたやってくれることでしょう。

あと、YO-ENさんのオリジナルピックをゲット。




浅川マキの夜 at 国立ビブリオ

2016年02月06日 | ライブ鑑賞

昨夜は、国立・ギャラリービブリオにて、中川フォークジャンボリー・ライブ。



テーマは「浅川マキの夜」。没後6年、古い民家のお座敷で、「浅川マキ」を歌い、語ろうというもの。




ゲストは、音楽プロデューサーの寺本幸司さん、そしてマキさんがもっとも信頼したギタリスト萩原信義さん、司会はいつもの岡崎武志さんによる貴重なトークを1時間。
もっと聴きたい、終わってしまうのがもったいない、興味深いエピソードいっぱいのトークでした。
トークの内容は、司会の岡崎武志さんがブログに詳しく書かれています。


浅川マキさんを生で聴いたことはないけれど、21歳の時譲ってもらったステレオとともに「MAKI」というアルバムが手元に来ました。針を落とすと、そのとてつもない「暗さ」にぞっとした思い出があります。すごみ、といったほうが正しいかな。
マキさんのYouTube探していたらこんなのがありました。


そして、ライブは萩原さんから始まり(最初に演奏した曲は「ジンハウスブルース」)、さらに特別ゲスト、YO-ENさんとは「朝日楼」、そして五郎さん。
ブルージーな曲ばかり。いやー、よかった。












ギャラリービブリオにおける中川フォークジャンボリー企画は、1970年あたりを挟んだ日本のフォークシーンのレジェンドが登場する、貴重なライブなのです。たった14畳のお座敷で生音が直に伝わってくる、この空気感がたまらない。

打ち上げを同じお座敷でワイワイやる、これまたユニークです。



打ち上げの時、隣は同じ業界のひと。神保町ブックフェスでも演奏しているとのこと。なかなか。
辺りの人の話を聴けば、みなこの年代の音楽にこだわっているマニアックな連中ばかり。
11時頃には帰らなくてはならないけれど、帰るのがもったいないほど。実際、最終一本前でした。


次回は高田渡さんをテーマに企画しているそう。
だれがゲストなんだろう。ぜひ聴きたい。

久々のシュガーヒル

2015年11月17日 | ライブ鑑賞
本日は山下玲さんがゲストで出るというので久しぶりに地元のライブハウス・シュガーヒルにでかけました。

シュガーヒルの店長典子さんからは、ハーモニカですよ、いらっしゃいませんかとのメールが。

このところシュガーヒルにはご無沙汰。ハーモニカ、といわれて行かないわけにはまいりません。


この日のライブは、ベーシスト小山尚希さんのバースデーライブ。スペシャルゲストが山下玲さん。小山さんファンの方で満杯。
ハーモニカ目当てで行った人がいたかはしらない。




山下さん、バンドにマッチして堂々たるもの。メンバーはピアノのひとを除いて埼玉勢とか。山下さんも春日部出身ですね。メンバーはブラバン出身で云々と、地元ネタで盛り上がっておりました。

オリジナルの曲中心に、山下さんは「エルクンバンチェロ」で見事な早吹き演奏を聞かせてくれました。

ハーモニカって、そういういい音が出るんだ、みたいな、メンバーが珍しがっているMCを聞いていると、まだまだその次元なんだと思います。

音響的にもピアノ、ベースをはじめバンド全体の音量が大きく、ハーモニカの音が埋もれてしまうほど。ハーモニカファンとしてこれは不満。そんなことを考えているのはぼくくらいかもしれなかったですが。

山下さんにはハーモニカを世間に認知させるようがんばっていただきたいと思いました。