ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

赤い瓦屋根

2012年09月09日 | 旅行
8月末、広島県の安芸高田市に行って来ました。

仕事を終えて向かったのは、安芸吉田・郡山城趾の毛利元就の墓所。

ここは1591年に広島城に移るまで毛利家の居城だったという歴史ある場所。
時間がないので寄り道はここだけでしたが、広島県の山深いところに居城があったなんて、やっぱり行ってみないと分かりません。

さて、中国道をクルマで走っている途中で、気付いたのが赤い瓦屋根。
これは石州瓦といって、広島県や山口県のお家に赤い瓦屋根が多いとは知っていましたが、高速道路から見たある町の8割方が赤い屋根という風景に出会って感激しましたね。おお、これだって。

ただ、この屋根、ボクには赤いというより褐色かオレンジに見えるのですが、地元では赤瓦といいます。

安芸高田から西条に向かう途中の山あいの集落。


赤い屋根、そして昔ながらのなまこ壁です。


石州瓦については、石州瓦工業組合のサイトが詳しいです。

瓦屋根に興味を持ったのは、自分ちの屋根を南欧風のオレンジ色の屋根にしたかったから。


ですが“標準”仕様で選べたのは愛知県で生産されている三州瓦のなかの三州野安のセラマウント。その中の選択したのが、三州野安のバーニングレッドでした。
バーニングレッドは実物はオレンジっぽいのですが遠くから見ると赤く見えます。今思うと、バーニングイエローの方が石州瓦に近いようです。

それにしても、地方に行くと家の建て方、屋根の色は土地柄が出ますね。