ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

歌謡劇団

2014年10月28日 | ハーモニカがらみの話
「こんどボランティアに付き合ってちょうだい」と新舞踊の師匠さんでもある洋子さんからお誘い。
訊けば、蒲生の町内会の食事会のあとの演芸会に呼ばれているとのこと。
踊って、そのあとみんなで歌うんだけれど、着替える合間にハーモニカを吹いてほしいという。着物の着替えは時間がかかるんだそうです。
「ふーん」
「ワッシーバンドのピアノのひろみさんもくるのよ」
「行きます」

で、本日、仕事はお休み。

おいしい食事をいただいたあと、曲の打ち合わせをして、いよいよ本番。

まずは、踊りから。



衣装もばっちり。



「いよっ、寿々駒さん!」


ボクがソロ演奏したのは、ザ・ウォーター・イズ・ワイド、テネシー・ワルツ、星に願いを、愛燦燦の4曲。あらかじめキーは伝えておいて、譜面もイントロからエンディングまできちんと書いたものを準備しました。
さすがひろみさん、キーボードでちょこっと合わせただけで準備オーライ。
本番。休んだ甲斐あり。いうことなし。幸せでした。

さて、みんなで歌うコーナー。
歌の担当は、ナナオさん。

誰か故郷を想わざる、りんごの唄、長崎の鐘、青い山脈、有楽町で逢いましょう、南国土佐をあとにして、君といつまでも、川の流れのように、ほか全15曲。

「これってずいぶんヘビーだよね」とひろみさん。
確かに。終わってから確かめたら、リクエストした15曲のなかからチョイスしてくれればよかったんですよ、と。やっぱり。

これらの楽譜をボクも準備したけれど、ひろみさん、「お年寄りが歌うには高いのでキーを下げましょう」。
軽く移調できちゃう人はいいけれど、ボクはそうはいかないのよ。で、半分は歌うことに。いやあ、歌も楽しいです!

感心したのは、唯一、戦前の歌謡曲である「誰か故郷を想わざる」。この曲、ボクらにとっては難しいのですが、会場のみなさんは楽々歌っておりました。
一体今日出席されている方たちどんな人たち?
75歳以上の人たちだそうですが、90歳超の方も何人かいて、平均は87歳とか。歌えるはずですね。しかもお元気です。

この自治会の会長さん、途中から複音ハーモニカで参加。なかなかキーが合わなくて戸惑っていたのですが、最後の曲「ふるさと」はばっちり。メインで吹いていただきました。
お疲れ様でした。

で、本日の世話役の方がねぎらってくださいました。

「歌謡劇団のみなさん、本日はありがとうございました」
「・・・・」

あまりに芸達者なので「歌謡劇団」になっちゃったんだろうね、それともきみまろの「歌謡笑劇団」と間違えられたかな?、とあとで大笑い。


次回は「洋子一座歌謡劇団」と名付けようとなったのでした。