いま放送中のNHK連続テレビ小説「エール」は作曲家古関裕而とその妻金子をモデルとしたドラマ。
福島時代はハーモニカのシーンがいくつも出てきて、それにはハーモニカ関係者が関わっていますので、いわば日本のハーモニカ愛好家注目のドラマでもあります。
4月15日(水)放送の第13話は主人公・古山裕一が所属する福島ハーモニカ倶楽部の定期公演のシーン。「カルメン 前奏曲」と古関裕而さん作曲の「想ひ出の径」のハーモニカアンサンブルの演奏は素晴らしかったですね。このシーン、見直したとき画面に合わせておもわず拍手しちゃいました。
コアさんのFacebookによると、コアさんのグループの演奏が使われたのとのこと。クレジットがないのは残念。ハーモニカ指導として大竹英二さん、畠山実桜さんのお名前がクレジットされています。
コアさんでは刊行されたばかりの『ハーモニカで奏でる 古関裕而名曲集 独奏編』『同 アンサンブル編』(全音楽譜出版社)』の注文が相次いでいるとのこと。外出自粛、集会自粛で仲間と会えないなか明るい話題です。
ただ、ハーモニカが出てくるのはこの辺りまでらしいですね。
ところで、「エール」の第1話で気になるシーンが出てきます。
東京オリンピック開会式で、国立競技場のスタンドに向かって、夫婦で階段を上っていくシーンです。
あれ、どこかで見たような....。
映画『ボヘミアン・ラプソディー』。1985年に行われた「ライブ・エイド」で、クイーンがウェンブリー・スタジアムの階段を駆け上がるシーン。その向こうには大観衆が待っている。
このシーン、ワクワクしましたね。
観客数、国立競技場は7万2千人、ウェンブリー・スタジアムは7万5千人だったという。
作り手もこのシーンを意識しないわけがありませんよね、ぜったいに!
蛇足。その昔、帰省した折に、福島市にある古関裕而記念館を訪れました。そのことは古いブログに書いています。
新型コロナの感染拡大を防ぐために県外からの訪問は控えなくてはならないのは残念ですね。