ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

公園のフラワー化大作戦

2022年02月20日 | ガーデニング




自宅前の極小公園は一昨年まで、スギナやツタがはびこり、植えたはずのない木が生い茂るわシュロの木なんて何本もあるわ、「誰が植えたんだよ、まったく」という状態。
おそらく鳥が運んできた種からいろんな木が自然に生えたのだと思われます。
しかも、公園の向こう側が見通せないほど。

したがって、滑り台や馬乗りの遊具などで遊ぶ子はもとより、立ち寄る人もいません。
年1回、5月の最終日曜日に町会の班の人たちが集まって一斉清掃しますが、スギナの繁殖力は旺盛。たちまち一面スギナだらけになります。
ボクもそんな状態を横目で見るだけ。一斉清掃にもほとんど出ていませんでした。
市に木の剪定は頼めるのですが、ふだんの雑草取りはしてくれませんしね。ご近所さんも誰1人手を出しません。


ところが昨春、コロナの感染拡大2年目というのに緊急事態宣言が発令、ハーモニカの発表会やボランティアもグループ練習も何もなくなったため、
「よっしゃ、一丁、スギナ退治やツツジや樹木の剪定をやってみるか」
と思い立ちました。


しかしです。
ツツジの剪定は1回で済むわけですが、スギナは取れども取れども生えてきます。結局、使いたくないけど、葉を茂らせてから除草剤を葉から吸収させ根絶やしすることに。
木の間に生えているスギナは、手袋に除草剤を浸して手で塗っていくという手間のかかる作業を何度も。


やり始めたらきりがありません。1年がかりで手入れして、ようやくスッキリ、見通しの利く公園になりました。(ただし2ヵ月前、市が馬の遊具を新しくし、周辺に新しい砂を入れてくれたので、今年はスギナに悩まされることはなさそう)


公園正面のツタを引っこ抜いたら、だいぶスペースができました。
「ここに毎年咲く花を植えたらいいんじゃないか」
「じゃ、“開墾”するか」
となりました。土の下はツタや木の根っこだらけのはずですから。


そこで3日前、スコップ(残念ながら便利な唐鍬がないのです)で根っこを掘り起こしたのですが、根っこが切れず、石ころもゴロゴロ。
えらい作業となりました(案の定、腰を痛めてしまいました)。
でも少しスペースができたので、近所の女の子と一緒に、ひとまずオルレアの小さな苗を3つ植えてみました。

白いレースのような花が咲くオルレアの苗



昨日はホームセンターの島忠に行き、一番安い花、クリサンセマムとノースポールを買って植え付け。
ついでに半額で売っていたアスチルベも購入。
このあと、こぼれ種から生えたオルレアが公園の縁にいっぱい育っているので併せて移植する予定。
わが家の庭から増えすぎたガウラも移植しようかな。




5月頃になったら、夏から秋まで長く咲くルドベキアも植えてしまおう、なんて。
季節季節に楽しめる宿根草、何がいいかなと考えるのは楽しい。

公園のフラワー化大作戦です。

この経過はまた報告することにします。