11月24日(日)18時、新大久保・ 山野楽器ウインドクルー 3Fスタジオで、ウィリアム・ギャリソンスペシャルセミナーがありました。
参加者は約30名。
ピアノは西山瞳さん。
いったい通訳はいるんだろうか、なんて心配していたら、偶然にもこの日、光栄さんの生徒さんでもあるK.Kさんがレッスンを受けに来ていて、そのままセミナーの通訳になってしまったという、なんて巡り合わせがよいというか、運がいいというか、ウィリアムは日本が合っているのでしょう。
最初は曲の演奏から。「ブルーゼット」など2曲。
次はビブラートの奏法について。
スロートビブラート、お腹のビブラート、ハンドビブラートなど、実際吹いて見せてくれると参考になりますね。「イズント・シー・ラブリー」「アルフィー」も吹いてくれたし。もう感激。それにしても彼の音は大きい。
すぐに出来るとは思いませんが。録音を繰り返し聴いて研究しようと思います。
先週のポルトゥのライブも何度も聴き直してみましたが、ウィリアムの音はじつにスムーズ。それに比べ(比べる方が恐れ多いですが)、ボクの音と来たら録音して聴いてみるとギクシャクして聴きづらいのなんの。いわゆる音が固くて丸くないというか、音の出だしがぺしゃんこのような感じなのです。
どうやら、パッカーで吹くとき、お腹のいちばん底から息を押し出す、吸うときは喉をめいっぱい空けて粘る。それにはあごをちゃんと引いて固定させなければならない。これが出来ていない、と気づきました。ここがまだまだ甘かったのです。
タンブロックだと舌が固定されので、パッカーよりはお腹の底から出せているはず(自己判定なので少々怪しいですが)。17日の和谷先生のレッスンでは、低音部のオクターブ、大きな音を出そうとすると、吹音は良かったけれど、吸音は力が入るとスムーズに音が出ない。身体がリラックスしていないといい音が出ない、というのはタンブロックであれ、パッカーであれ同じです。
しかし、唇や喉はリラックスさせて、お腹で息を吸う、吐くを繰り返しやると結構お腹が疲れますね。
そうそう、通訳のかた、Blowを「吐く」と訳していましたが、これにはそのとおりと思いましたね。ハーモニカの教則本ではBlow=「吹く」、Draw=「吸う」となっていますが、「吹く」という言葉はどうしても口先で吹くイメージがあって、「息を吐く」と言ってもらえたら、僕は習い立てのとき、悪い癖が付かなかったのでは思います。
ウィリアムは、タンブロックも使うし、オクターブを舌を左右切り替えて出す事をするそうです。やって見せてくれましたが、相当練習が必要ですね。クラシックでもこういうテクニックは使うとは聞いておりましたが。
しかし、なにがうれしいかって、ウィリアムの生音が聞けたこと。ポルトゥと2回もです。今回はマイクなしなので、録音を聴くと音の強弱のニュアンスがよくわかります。これはお手本です。
ウィリアムは18歳のとき、スティービー・ワンダーを聞いてハーモニカを始めたとか。そして、トゥーツに会っていろんな人のライブに連れて行ってもらったとか、いろんなエピソードも聞けました。
セミナーのあとは参加者の大半が移動して、新大久保駅前の日本海庄やでジャパニーズ・パーティー、いわゆる打ち上げです。
彼を僕らの席に招いて、Q&A。トゥーツには実際には教わってはいない、とのこと。この時、通訳をしてくれたのはM.Sさん。光栄さんの教室の人はじつに多彩。ありがとう、おかげでウィリアムにいろんな質問することができました。\(^^)/
ウィリアムは寿司、日本酒が大好きみたいですね。近い将来、また来て欲しいものです。
参加者は約30名。
ピアノは西山瞳さん。
いったい通訳はいるんだろうか、なんて心配していたら、偶然にもこの日、光栄さんの生徒さんでもあるK.Kさんがレッスンを受けに来ていて、そのままセミナーの通訳になってしまったという、なんて巡り合わせがよいというか、運がいいというか、ウィリアムは日本が合っているのでしょう。
最初は曲の演奏から。「ブルーゼット」など2曲。
次はビブラートの奏法について。
スロートビブラート、お腹のビブラート、ハンドビブラートなど、実際吹いて見せてくれると参考になりますね。「イズント・シー・ラブリー」「アルフィー」も吹いてくれたし。もう感激。それにしても彼の音は大きい。
すぐに出来るとは思いませんが。録音を繰り返し聴いて研究しようと思います。
先週のポルトゥのライブも何度も聴き直してみましたが、ウィリアムの音はじつにスムーズ。それに比べ(比べる方が恐れ多いですが)、ボクの音と来たら録音して聴いてみるとギクシャクして聴きづらいのなんの。いわゆる音が固くて丸くないというか、音の出だしがぺしゃんこのような感じなのです。
どうやら、パッカーで吹くとき、お腹のいちばん底から息を押し出す、吸うときは喉をめいっぱい空けて粘る。それにはあごをちゃんと引いて固定させなければならない。これが出来ていない、と気づきました。ここがまだまだ甘かったのです。
タンブロックだと舌が固定されので、パッカーよりはお腹の底から出せているはず(自己判定なので少々怪しいですが)。17日の和谷先生のレッスンでは、低音部のオクターブ、大きな音を出そうとすると、吹音は良かったけれど、吸音は力が入るとスムーズに音が出ない。身体がリラックスしていないといい音が出ない、というのはタンブロックであれ、パッカーであれ同じです。
しかし、唇や喉はリラックスさせて、お腹で息を吸う、吐くを繰り返しやると結構お腹が疲れますね。
そうそう、通訳のかた、Blowを「吐く」と訳していましたが、これにはそのとおりと思いましたね。ハーモニカの教則本ではBlow=「吹く」、Draw=「吸う」となっていますが、「吹く」という言葉はどうしても口先で吹くイメージがあって、「息を吐く」と言ってもらえたら、僕は習い立てのとき、悪い癖が付かなかったのでは思います。
ウィリアムは、タンブロックも使うし、オクターブを舌を左右切り替えて出す事をするそうです。やって見せてくれましたが、相当練習が必要ですね。クラシックでもこういうテクニックは使うとは聞いておりましたが。
しかし、なにがうれしいかって、ウィリアムの生音が聞けたこと。ポルトゥと2回もです。今回はマイクなしなので、録音を聴くと音の強弱のニュアンスがよくわかります。これはお手本です。
ウィリアムは18歳のとき、スティービー・ワンダーを聞いてハーモニカを始めたとか。そして、トゥーツに会っていろんな人のライブに連れて行ってもらったとか、いろんなエピソードも聞けました。
セミナーのあとは参加者の大半が移動して、新大久保駅前の日本海庄やでジャパニーズ・パーティー、いわゆる打ち上げです。
彼を僕らの席に招いて、Q&A。トゥーツには実際には教わってはいない、とのこと。この時、通訳をしてくれたのはM.Sさん。光栄さんの教室の人はじつに多彩。ありがとう、おかげでウィリアムにいろんな質問することができました。\(^^)/
ウィリアムは寿司、日本酒が大好きみたいですね。近い将来、また来て欲しいものです。
そうですよね、居酒屋で、ウィリアム本人からバークレー時代の、まだ2曲しかジャズを吹けなかった話とか、トゥーツの話を聞けるなんて、夢のよう。
彼はすごく話し好き。また会いたいものです。
やっぱり、録音するといい勉強になりますね。