ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

和谷泰扶ハーモニカトリオの演奏会

2013年07月16日 | ハーモニカ
7月14日(日)は埼玉県ときがわ町のアスピアたまがわというホールで行われた、和谷泰扶ハーモニカトリオの演奏会に行って来ました。






6月にあった浜離宮朝日ホールのランチコンサート(ギター・福田進一さんとのデュオ)は時間的にも無理でしたので、こちらのコンサートに行こうとなったのです。チケット代は千円。たったこの値段で、ハーモニカ、ピアノ、チェロの当代一流奏者のコンサートを聴けるなんて儲けものです。

このトリオは2007年、熊谷市のさくらメイトホールで1度聴いているので、およその見当はついていたのですが、予想に違わず、すばらしい演奏でした。

チェロが入ると、本当に“クラシック”という感じがしますね。チェロの低くて艶やかな音色にハーモニカが絡んでいくところなどは堪えられません。

ただ、ホールについて言わせてもらうと、音響的にはいまひとつだったかな。私の主観的ですが。

このメンバーによるハーモニカトリオの演奏会は、三井住友海上文化財団(及び各自治体)の主催で年2回行われているとのこと。開催地域が偏らないようにしているそうですが、そろそろ都心に近いところでやっていただきたいものです。

演奏会が終わってから和谷先生のCD「ハーモニカ・ノスタルジア」は飛ぶように売れて、売り切れてしまいました。生の演奏に触れて感動するとCDが欲しくなるのが分かります。いまやオンラインで安く音源は手に入る時代ですが、生音で聴くのは“ぜいたく”なんだと思います。

ところで、開演に先立ちロビーでは、和谷先生も参加して、ときがわハーモニカクラブによるミニ演奏会が行われました。



「みかんの花咲く丘」「瀬戸の花嫁」「好きになった人」の3曲。音は大きくありませんが、きれいな響きでした。中でも、「好きになった人」の演奏は生き生きとしていましたね。この世代にはなんたって演歌がよく似合います。


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2 コメント

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ありがとうございました (RAKUSAIEN)
2013-07-18 17:45:26
車椅子を手配して、女房と共に、車での送迎までしていただき、本当にありがとうございました。
家の中でしか生活できない私にとって、楽しいコンサートになりました。

和谷先生の個性あふれる素晴らしい演奏を堪能することができました。

それにしても、このようなハイレベルのクラシッククロマチックハーモニカ演奏家が崎元先生と二人きりしかいないのは寂しいですね。

最近は体調がとみに悪化しており、車椅子を利用しないといけなくなってきてしまったようです。
車椅子は生まれて初めて利用したわけですが、これからはこれを利用して外に出る機会が増やせればと思います。

本日は通院日でしたので、診察の待ち時間を利用して、病院の廊下で車椅子に乗り、自分で移動する練習をしました。
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いいコンサートでしたね (やーこん)
2013-07-19 00:12:17
RAKUSAIENさん、僕らだってなかなか聴けないコンサートですから、一緒に聴けて良かったです。

確かにお二人に続くクロマチック・ハーモニカ奏者が出てきて欲しいと思います。演奏活動だけで食べていける状況ではないことも理由でしょうけれど。

車椅子、公共施設はいまほとんどがバリアフリーになっていますので、積極的に利用すべきでしょうね。私も今回初めて利用してみて便利だと思いました。ふだん、目にはしていても実感に乏しいですから。

ボクも膝にずっと水がたまっていて、畳にあぐらをかくことさえ不自由になってしまいました。いまはなんとかだましながら生活していますが、将来を考えると人ごとではないのです。

お身体の調子をみながらですが、外に出る機会が増えるといいですね。

またコンサートを聴く機会がありましたらお誘いしますね。
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