ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

あの当時の音が聴きたい

2012年10月24日 | 雑記
串田孫一さんの名朗読で知られたエフエム東京の番組「音楽絵本」のテーマ曲が、ヴィヴァルディの「bfl、ob、vn、fg のための協奏曲ニ長調RV94、第二楽章ラルゴ」と、ようやくわかったと先日書きました。

そこで、区立図書館からLPレコードを借りてきました。「室内協奏曲集 ヴィヴァルディ」。演奏者は、ミカラ・ペトリ(リコーダー)、ハインツ・ホリガー(オーボエ)、フェリックス・アーヨ(ヴァイオリン)ほか5人。ハインツ・ホリガーやフェリックス・アーヨは有名なので知っていますが、ミカラ・ペトリはあいにく知りませんでした。

仕舞ったままのレコードプレーヤーを取り出してセッティング。
音、出るんかいな。

出ました。

聴きたかった第二楽章。

ん?? 曲は同じだけれど、ボクの記憶の音とは違うんです。ライナーノーツを見る。1983年録音。ボクが聴いてたのは70年代。もうちょっと、のどかだったような。
70年代、たしかネヴィル=マリナー指揮・アカデミー室内管弦楽団の「四季」がメリハリの利いた音と軽快なテンポで大ヒットしたように、バロック音楽もテンポが速くなっていったような記憶があるのです。

あの当時の音を聴きたい。

平凡社からCD付きの本、『音楽の絵本』(串田孫一著)が出ています。2002年12月刊。定価3,990円。珠玉の詩とエッセイを精選、串田孫一さんの朗読と音楽が入った、1500回記念放送「冬の記憶」を収録したもの。

ネットで買おうか。高いけど、朗読も聴きたいし。少々思案中です。


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2 コメント

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買ってみては? (Katsuya)
2012-10-24 22:52:43
やはり何事も買ってみないことには、わかりません。
買ってがっかりということもあるかもしれませんが、買って「あの当時」に戻れるかもしれませんよ。
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さすが (やーこん)
2012-10-25 09:27:51
あらゆるハーモニカのCDを買ったkatsuyaさんがいうことだけに、深みのあることばです。
たしかに買ってみないとわかりませんね。

ディアゴスティーニ・ジャパンのパートワークを懐かしく買う人たちの気分が分かる気がしてきました。
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