ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

ジャムセッション見聞記

2016年09月08日 | ハーモニカがらみの話

旧聞になりますが、8月半ばの土曜日夜、ジャムセッションで名高い高田馬場にある「イントロ」に行ってきました。



それというのも、ピアノの練木さんからあるハーモニカの方がセッションに来られると知らせがあったから。それも当日の連絡。
そもそも馬場のイントロなんて敷居が高くてまたいだことは一度もありません。

そんな場所に行くというだけで緊張しましたが、聴きに行っただけの価値は十分ありました。7時過ぎに行ってみたら、同じく知らせを受けたChisaさんがいて「オニソロジー」をやるところ。いい度胸だ、と感心してしまいました。演奏は大健闘。

それにしても、噂に聞いていたイントロのレベルは高いです。ものすごいです。
マスターが仕切って、メンバーの組み合わせを決めていくのですが、プロ並みにばりばり演奏する人たちもいて、夜が更けて行くにつれて、お店の中は人が増えていき、演奏レベルが上がって行く。そんな感じです。ここは刀ならぬ楽器を取り出し、いざという感じの緊張感に満ちた「ジャズ道場」ですね。聴いている方も真剣。

10時過ぎにおいとましたのですが、土曜日の夜は朝方までやっているので、これからもっと熱くなっていくんだそうです。

お目当てのハーモニカのひとというのは近藤拓男さんという方。ネットで名前を検索しますと、サイトがありましてプロフィル等も公開されています。

近藤さんの演奏はハーモニカという楽器を吹いているとは思えない、まさに「ジャズ」といえるもの。アルトサックスなど管楽器にまったく引けをとらないプレイです。アマチュアでこんなに吹ける人を見たことがありません。ちょっと感動しましたね。


練木さんから紹介されて、近藤さんと少しお話をしましたが、クロマチック・ハーモニカに転向して10年、その前はテンホールズを吹いていたとのこと。最初は初心者向けのジャムセッションから始めて、ステップアップしてきたそうです。
年齢は聞きそびれましたが、サイトの写真より断然若くみえる。

使っていたハーモニカは270でした。木のボディの音色が今は好き、とのこと。
茨城県から時々ジャムセッションにやってくるそうですので、また会える機会はありそうですね。

きけば7月16日、大塚「Shisui deux (シスイ ドゥー)」であった中尾彰信さんのライブで、セッションに参加したとのこと。この日、ぼくはリトルインディアでライブだったので行けなかった日でした。


ところで、誘ってくれた練木さんはここの常連。さすがというプレイです。彼は近藤さんとはここでちょくちょく会っており、ほんとハーモニカに縁があるよねと。貴重な機会を設けてくれたことに感謝。


余談。セッションに参加している人で、タブレットやスマホを目の前に置く人が何人もいるのです。一番前の席だったので、覗いてみると画面は「iReal Pro 」。コード進行をこれで見ながらプレイしていたのです。確認という意味かもしれませんが。『ジャズ・スタンダード・バイブル』といった本を見る時代じゃなくなったのね、と納得してしまいました。

iReal Proは一応ぼくのスマホにも入っているけれど...、もっと活用しよう。


ボランティア、お茶の時間の話題

2016年09月07日 | ボランティア
8月最終日、草加ハーモニカウインドの仲間たちと地元のデイケアセンターでボランティア演奏をしてきました。
隔月ペースで13回目、丸2年経ちました。

最初はボクの都合で土曜日にやっていましたが、このところは暇になってきたので、ひとが大勢いる水曜日に行っています。



ボランティアの様子はfuyoyoさんのブログでどうぞ。

ぼくらが演奏してうれしいのは、通ってくる皆さん、スタッフの方にも楽しんでいただけていること。そして、演奏終了後、皆さんとティータイムにしばし談笑してくること。おなじみの方も多く、積極的に会話するよう心掛けています。
今回は、ボクが「とと姉ちゃん」の出版考証を担当したという話をきっかけに、毎朝観ているよ、とこの話題で盛り上がりました。

常子さんと星野さんとの関係は今後はどうなるんだろう、なんて。毎日観ていると気になりますよね。
ボクはネットであらすじはおよそ読んでしまいましたが、肝心なところは書いてありません。


放送も残り1ヵ月なのに、あの展開でじつは離ればなれになりましたでは、視聴者のフラストレーションがたまります。「あさが来た」であさのお姉さんであるはつさんが夭逝しなかったこともそうでしたが、朝ドラはこのところ、実際のお話とは違う、読者の期待する方向にストーリーを持っていく傾向があるので、一緒になるかも?に期待していたのですが、今日9月7日の放送だと名古屋に転勤の話が・・・。
週刊誌ではいち早く、結局こうなるとにおわせておりましたが、さて。

90歳前後のおばあちゃん達と会話するって、どんな話題がいいのか、噛み合わないこともけっこうあるのですが、今回はばっちりでしたね。


お伊勢さま

2016年09月06日 | 旅行
このブログは備忘の役目もあるので、先月の話ですが書いておきます。

8月末に仕事で名古屋に行く機会があり、これは幸いとばかり、名古屋城と伊勢神宮、賢島に行ってきました。

名古屋城は耐震性に問題があると9月10日付けの新聞が伝えておりますが、 登れてよかった。このところ、ほんとにお城付いています。




伊勢神宮は初めて。一昨年、出雲大社、昨年金比羅さま、今年お伊勢さまと日本有数の寺社にお参り出来て、満足です。







伊勢神宮、外宮はそうでもありませんが、内宮は参道が長く、五十鈴川を境になんか気が違います。
別宮など何回もお参りしたので、ご利益ありますように。

旅行といってもいつもはクルマ。今回は近鉄の伊勢神宮参拝切符を買って、電車やバスを使っての移動。時間をきちっと考えないとスムーズに行きませんが、クルマほど疲れません。鉄道の旅も悪くないなとおもいました。青春18きっぷを使って、どこかひとり旅をしてみたくなりましたね。

伊勢神宮まで行くと、その先、世界遺産、熊野古道とかも行かなきゃ、ね。

世界的なドラマー、ブリース・ワッシーに再会

2016年09月01日 | ワッシー
このブログに再三登場するワッシー。カメルーン出身のミュージシャンですが、育ったのはパリ。

長兄はギタリスト、次兄はドラマー・パーカッショニスト、お姉さんは女優と芸能一家で、みなパリで活躍しています。

次兄は、ブリース・ワッシーといって、アフリカを代表するミュージシャン、サリフ・ケイタのドラマーを務め、パリではパーカッション・オーケストラを主宰するなど、世界的に知られたミュージシャンです。

そのブリースが8月29日に来日したのです。
31日に吉祥寺の多国籍料理レストラン・バオバブで、日本のミュージシャンと共演するというので、ワッシーやルーツバンドのナナオさんやパーカッションのヘイタさん、それにいつものヨーコさんたちと一緒に聴いてきました。


2007年、ワッシーたちとパリ・カメルーンに行った際、ブリースのアパートメントに訪ねて行き、おいしいコーヒーをごちそうになったのが忘れられない。
また会いたいものだと思っていましたが、思いがけず東京で、ライブの前、吉祥寺駅前の居酒屋で再会できたのでした。
記念に一枚。



同席したワッシー&ルーツバンドのパーカションのヘイタさんいわく、ぼくらにとって恐れ多い、たいへんな人なんだよという。
一緒に共演したミュージシャンも語っていたそうですが、「乗り物が違う」んだそうです。

叩いている姿もとにかくカッコいい。



同じ8分の6拍子でも違うんでしょうね。シロートのぼくでもなんとなく、すごい!ってことはわかりますもの。
共演したバンドはキーボード、サックス、ギター、ベース。

これはブリースのYouTube
もうひとつ、こちらはアフリカン・リズム・オーケストラ。アフリカっぽいリズムです。


バンドの演奏に合わせたドラミングなので、そんなに複雑なことやらなかったけど、9拍子のソロをちょっとやったとき、席を取っ払い、立ち見満員鈴なりの会場の人たちとのコール&レスポンスは大いに受けました。

パツツトン、パツムトトツンパみたいな。ワッシーもこれじゃん、といったら、お兄さんに教わったと。なるほど。

投げ銭制なので自由に出入り出来るお店ではありますが、若い人たちがどんどん入ってきます。吉祥寺っていいな。

来週は地元草加にくるというので楽しみでもあります。