昨日は、久しぶりに横浜の洪福寺松原商店街に行ってきました。以前、相鉄線沿線に住んでいたことがありますのでこの商店街には度々買物に来ていますが、今回ほど驚いたことはありません。
先ず、その人出の多さです。横浜のアメ横と紹介されることがありますが、歳末大売出し以外でこんなに混雑をしているのには初めて遭遇しました。魚の安売りで有名な魚幸水産が新店舗に移動したばかりということもあるのでしょうが、1店舗だけの影響とは思えない盛況ぶりです。
もう一つは、横浜では3月から4月にかけて主要駅に相次いで大型の商業施設がオープンしているのに、松原商店街にはそんな影響が感じられないことです。大抵の商店街はその衰退の原因を大店舗法の改正で郊外型のショッピングセンターに客が流れていると訴えますが、この商店街をみていると原因はそれだけではないことがよく分かります。
この商店街には客を魅了する要因が、4つほどあるように思われます。
一つ目は、やはり商品の安さです。洪福寺松原商店街は、昭和27年に生鮮食品店を中心としてスタートした「松原安売り商店会」が始まりですが、この商店街には創設以来、“良いものを安く売る店の集まりになろう”という共通理念があるそうです。確かに、どのお店からも売値について精一杯の努力をしていることが伝わります。
二つ目は、賑わいの演出です。この商店会は創立の4年後から歩行者天国を実施しているとのことで、どの店も道路まで一杯に商品をひろげていますが、それが賑やかさと懐かしい雰囲気を醸し出しています。
三つ目は、生鮮食品を扱う店が多いことです。今は、どこの駅前も見慣れた居酒屋チェーンやコンビニ、携帯電話のショップが並んでいますが、その街らしい顔を見ることができないのは残念でなりません。洪福寺松原商店街は生鮮食品店を中心としてスタートしていますが、今でもこの商店街に一番多い業種は八百屋、肉屋、魚屋です。それが買物の頻度を増やす大きな要因になっていると思われます。
以上の3点に加えて、商店街として消費者との距離を近づけるアイデアを常に考えていることだと思います。必ずしも大きな費用を使ってのPRではありませんが、親近感が増すようなイベントを企画しているのです。
二宮町の商店会でも、アーケードの新設でもカラー舗装でもなく、それぞれの個店の魅力が商店街全体の魅力となって消費者を惹きつけている洪福寺松原商店街から学ぶことが多いと思われます。
先ず、その人出の多さです。横浜のアメ横と紹介されることがありますが、歳末大売出し以外でこんなに混雑をしているのには初めて遭遇しました。魚の安売りで有名な魚幸水産が新店舗に移動したばかりということもあるのでしょうが、1店舗だけの影響とは思えない盛況ぶりです。
もう一つは、横浜では3月から4月にかけて主要駅に相次いで大型の商業施設がオープンしているのに、松原商店街にはそんな影響が感じられないことです。大抵の商店街はその衰退の原因を大店舗法の改正で郊外型のショッピングセンターに客が流れていると訴えますが、この商店街をみていると原因はそれだけではないことがよく分かります。
この商店街には客を魅了する要因が、4つほどあるように思われます。
一つ目は、やはり商品の安さです。洪福寺松原商店街は、昭和27年に生鮮食品店を中心としてスタートした「松原安売り商店会」が始まりですが、この商店街には創設以来、“良いものを安く売る店の集まりになろう”という共通理念があるそうです。確かに、どのお店からも売値について精一杯の努力をしていることが伝わります。
二つ目は、賑わいの演出です。この商店会は創立の4年後から歩行者天国を実施しているとのことで、どの店も道路まで一杯に商品をひろげていますが、それが賑やかさと懐かしい雰囲気を醸し出しています。
三つ目は、生鮮食品を扱う店が多いことです。今は、どこの駅前も見慣れた居酒屋チェーンやコンビニ、携帯電話のショップが並んでいますが、その街らしい顔を見ることができないのは残念でなりません。洪福寺松原商店街は生鮮食品店を中心としてスタートしていますが、今でもこの商店街に一番多い業種は八百屋、肉屋、魚屋です。それが買物の頻度を増やす大きな要因になっていると思われます。
以上の3点に加えて、商店街として消費者との距離を近づけるアイデアを常に考えていることだと思います。必ずしも大きな費用を使ってのPRではありませんが、親近感が増すようなイベントを企画しているのです。
二宮町の商店会でも、アーケードの新設でもカラー舗装でもなく、それぞれの個店の魅力が商店街全体の魅力となって消費者を惹きつけている洪福寺松原商店街から学ぶことが多いと思われます。
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