神奈川県は、県動物保護センターに収容された猫の殺処分数が初めてゼロを達成したと発表しました。
同センターでは、犬の殺処分数ゼロを13年度・14年度と2年連続で達成していますが、猫は多産で外飼いが多く、持ち込まれる子猫が多いため、殺処分ゼロは難しいと言われています。
これには、ボランティア団体による一時飼育や里親探しという活動が大きく貢献しており、県は「犬の殺処分ゼロに刺激され、(ボランティア団体が)相当に頑張って引き取り、新しい飼い主を探す活動を懸命にやってくれた」と話しています。
環境省によると、平成25年度の全国の犬・猫の殺処分数は、犬=28,570頭、猫=99,671頭ですから、神奈川県動物保護センターの数字は快挙というほかはありません。
これからは、市民度を測る指標として、その地域の犬・猫の殺処分数を入れるべきでしょうね。

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