知人から頂いたチケットが10月28日までだったので行ってきました。
東京芸術大学創立120周年紀念企画「日本美術・今・展」です。日本橋三越新館7Fギャラリーにて。
岡倉天心が東京藝術大学の前身を創設してから120年経ちました。
その間の生徒、教授、の絵画、彫刻、工芸、など99名の作品の展示です。
高山辰雄、平山郁夫、中島千波、日比野克彦など有名な方の絵画を見て、繊細で奥床しいものが多いと感じました。
もう一つは国立新美術館でのフェルメール「牛乳を注ぐ女」と
オランダ風俗画展です。
この絵画はアムステルダム国立美術館に4点あるフェルメールの一点で日本に来るのは初めてです。
オランダ17世紀の作品は殆どが暗く小さいものです。
その中でひときわ明るく色が美しく注がれる牛乳に目が行く不思議な絵画です。45.4×40.6cm(1658年頃)
思っていたより小さい作品でした。
国立新美術館はやはり美しい
国立新美術館の側のミッドタウンにも沢山のアートがありました。
花屋さんの飾りはハロウインモードでアートしているね。
六本木ヒルズではこんなパフォーマンスも。
色々なアートに触れた素敵な日曜日でした。
新国立美術館、ミッドタウンはご一緒に訪れた時の事を思い出します。まだ黒川紀章さんが生きている頃でした。フェルメールの作品はみな小ぶりですね。
春にオランダで見てきました。ハーグでは「真珠の耳飾りの少女」も真近で見てきましたが大事な作品なのに簡単に近くへ寄れるのね。何時も有難うございます。
まだ行ったことのないオランダ、れいれいは今年行ったばかり。きっと美しい景色とアートに触れて感激の旅行だったと思います。「フェルメールブルー」は「ウルトラマリンブルー」と呼ばれてラピスラズリという鉱石から取ったそうですが、「真珠の耳飾りの少女」も美しいブルーのターバンが際立ちますね。
レンブラントのように暗い背景、暗い色彩の多いオランダの絵画の中ではひときわ光輝いていたのでしょう。何故か私も好きです。
子育て等に追われ~自分の時間が持てない今日この頃・・・
これでも以前は、インテリアの勉強をした身の上
ゆっくり一人で都内のお散歩でもしたいな~なんて
思っちゃいました
インテリアを勉強されたので、アートに対して敏感なのですね。リニューアルしたお宅が素敵に見違えたのはそのせいね。私も東京の空間が大好きです。今度ご一緒に行きましょう。
青森や金沢にできた現代美術館にもいってみたいし・・・
写真にあるような彫刻もいらないものそぎとられて力強く、作品の中に入り込んでいけるような包容力もある、そんな現代美術にこのごろ魅力を感じています。
確かに芸術の秋は色々なイベントがありますが全部は見切れませんね。かっちゃんは日本全国、イヤ世界中の美術館を制覇されていらっしゃるから目が肥えていて素晴しいと思います。確かに現代アートは見る側が作品の意味を考えるものですね。都会の街にも自然の中でも合っていますね。