外房の海岸と内陸の田園地帯からなる「いすみ市」
狩野派の始祖で室町幕府の御用絵師をつとめた狩野正信はいすみ市出身です。
その狩野派の絵画を集めた「いすみ市郷土資料館」が「田園の美術館」として
平成17年から資料館、美術館、として文化の発信をしています。
今回は「飯田 樹写真展」が開催されていて「いこうよ、房総の海」と題して
素晴らしい写真を見てきました。
写真展は房総の海と人と自然をテーマに素晴らしいものでした。
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この地域は奈良時代の寺院、平安時代の仏像、鎌倉時代の絵巻物
などの多くの文化財が伝来しています。
江戸時代には
宮彫り師「波の伊八」こと武志伊八郎の活躍の舞台となりました。
我々は「行元寺」に行き伊八の波の彫刻を見てきました。
東頭山 行元寺
開山して1150年 冷泉家や二階堂行元が再興して700年
写真には撮れませんがパンフレットにて
葛飾北斎の版画は伊八の彫刻を見て作ったそうです。
立派な広いお寺に残る重要文化財の数々
近くでこのような文化財を見る事が出来て良かった。
ずっと保ち続けて欲しいと思いました。
(ちなみに伊八は千葉鴨川の出身です)