イタリア北中部の都市パルマに花開いた美術はファルネーゼ家の庇護のもと栄えたパルマ派の「マニエリスム」となって独自の文化です。
「コレッジョ」「パルミジャニーノ」と言った画家による美しい会画の美術展が東京上野の「国立西洋美術館」で開催されてました。
8月26日までのぎりぎりに間に合って観に行くことが出来ました。
後のラファエロやダ・ヴィンチなどに影響を与えたと思われる美しい会画は16・17世紀のものです。館内は撮影禁止ですが外の掲示板を写してきました。コレッジョもパルミジャニーノもキリスト教に基づく題材が多く祈りを持って描いたと思われる崇高な作品の前では心が洗われるようでした。
国立西洋美術館は松方コレクションが核となって1959年に設立されました。美術館前庭にはロダンの彫刻など教科書で習ったものが観られます。
エミール作 「弓を引くヘラクレス」
後方はロダンの「地獄の門」
ロダン作 カレーの市民