これは円覚寺から歩いて5分にある「東慶寺」の山門を入って真正面にある仏様です。男子禁制の尼寺で、縁切り寺として女性を救済してきました。現在は男僧寺。多くの文人哲学者などのお墓があります。
後ろ姿から山門を見る。
梅の木はまだまだ花は咲かない様子
多くの哲学者などのお墓の中でも「鈴木大拙」の碑には沢山のお花が供えられていました。
「鶴岡八幡宮」ではあまりの人の多さに驚き、前には進めないので神社の裏へ抜けて歩いてゆきました。
そこから歩くこと10分くらいのところに「本覚寺」があります。
ここは1436年日出上人が建立。商売繁盛や縁結びの神,恵比寿神を祀ってあるので華やかなこと。
本覚寺の向い側には1260年建立の「妙本寺」があります。
北条時政に滅ぼされた比企一族を弔う為に建てられた日蓮宗の寺
深い森の中にしっとりとした境内はあまり訪れる人もなくとてもよい感じでした。
これは鎌倉駅のホームに立った時に見える喫茶店の横にある「ミモザ」の木です。春になると黄色の花をつけてそれは美しく駅のホームから電車を待つ間、見ていて飽きない景色なのです。まだ花が咲いていませんでしたが、久しぶりに訪れた鎌倉で変わらないお寺と共にこのミモザも生き続けていた事が嬉しかったです。
早いもので、新年になったと思ったら、一週間経ってしまいました。
皆様には良き新年をお迎えのことと思います。
私は今年も息子のお嫁さんの入退院の繰り返しが続きます。
どうか、一年を平和に過して行きたいと念じています。
昨日は初めて「ホリデー。パス」を使って鎌倉まで行ってきました。
(これはとても便利で安くて嬉しい切符です)
35年前には北鎌倉に住んでいました。
息子は円覚寺の幼稚園に通っていました。どんなに変わっているかなと思いつつ円覚寺をゆっくり散策してきました。
立派な山門をくぐると臨済宗円覚寺の空気になじみます。
700年もの歳月を経て尚人々を受け入れて「心の寺」と呼ぶに相応しく訪れる人々に深い心の安らぎを与えています。
写真左下に「北鎌倉幼稚園」の石碑。山門から歩くと左に折れて坂を上るとこのような幼稚園があります。変わっていませんでした。
急ぎ足で僧侶が階段を駆け上がります。
住んでいた頃、寒い朝に素足で托鉢に訪れる僧侶を尊敬しました。遠い思い出が蘇りました。
「方丈」とは住職の居間であるが、多くの宗教行事がここで行われる
庭のあちこちに寄進されたものか、像が優しく迎える。
姫蔓蕎麦(ひめつるそば)花が何も咲いていないお寺に(椿、蝋梅は少し咲いていたが)沢山の花をつけて彩りを添えていました。
140段の階段を登って行くと,「洪鐘」(おおかね)がある。
1301年、北条貞時が国家の安泰を祈って寄進したもので、鎌倉一大きな梵鐘です。
梵鐘が設置されている弁天堂の横に「見晴らし茶屋」があります。
一気に階段を登ってきた人達に甘酒を売っています。
その見晴らし茶屋からの眺めは真正面に「東慶寺」右手に
このように「北鎌倉女子学園高校」が見えます。このすぐ側に住んでいましたので、懐かしく写真を撮ってみました。
円覚寺境内の掲示板にはこのように書かれていました。
今年一年、このような気持ちで過したいと思いました。
2008年1月1日
私どもは喪中で華やかなお正月とは行きませんが、ゆっくりとした時間が流れます。良く晴れた午後に近所の散歩に行きました。
裏山は宅地開発でここへ引越ししてきた頃とは大分変わりましたが少しばかり残された雑木林があります。
このような杉林も宅地になってゆくのでしょうか。
僅かに残された自然
立派な門構えの邸宅の前には道祖神が。
少し歩くと小さな祠、信心深い人達が住んでいるのね。
青空にそびえる木の実かな。または花のつぼみ?
よく私のブログに登場する日蓮宗「光徳寺」もお正月は幕を張っています。華やかさがでました。
大仏の横に新しく4体の観音像が立っていました。
羅漢さまたちも冬の日差しに際立ちます。
帰り道の農道で見つけた可愛い実は何かな?
小さな花瓶に挿したらとてもかわいらしい。
良いお正月でした。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。